表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界は生きている  作者: 宮原 匠
第2章 2ヶ国間戦争 (開戦編)
74/409

第68部分 最後の切り札

まずは、ここにある情報を整理していこうと思う。


そうですね。


嫌ですよ....


現実を見なければ何も変わらないだろ?


しかし....現在でも想定以上の被害と損害が及んでいますよ?


この代で皇帝も滅びるか....


そう簡単には滅びないだろう。


だといいのですが....


滅びたとしても私たちは処刑まではされないと思いますよ。


だといいのだが....


そうですよ、我々の活動は民衆に広く知られていますしね!


信じてくれるだろうか....


今後のことでなくいまについて話をしましょう。


つい、ね。


我が身がやはり心配になってしまうよ。


わしもだ。


ですが....一ついいこともありましたよ。


あるはずないだろう。


そうだぞ、あの砦の崩壊のせいでどれだけ死傷者が出たことか....


まったくですよ。


たくさんの死傷者が出たこと、砦が崩壊したこととどこにいいことがあるのだ!


まさかとは思うが....向こうの景色が、砦に登らなくても見えるようになったとは言わないだろうな?


言ったとしたら?


そんなことを言わずともわかるであろう?


嘘ですよ、嘘。


こんな時に嘘をつくとは....そなたは、根っからの壊れたやつじゃの。


よく言われます〜


[大丈夫なんですか?]


[大丈夫だよ、初対面の人だとやばい人と思うだろうが斬新な案を提案したりする結構凄い人だよ。]


[そうなんですか....]


[人は見た目で判断しちゃいけない、と習っていないのか?]


[いざそうなってみるとですね....]


[そうか....]


[他の皆さんはこのことを知っているから放っておいているんですか?]


[その考えであっているよ。]


[でもあちらの人は、とても突っかかっていますが....]


[あの二人は幼馴染だからだよ。]


[そうだったんですか〜]


[ああ見えて仲がいいからな。]


それならいいのですが....


なんか言ったか?


いえ、少し考え事をしていただけです。


そうか....


冷静に考えてみてくださいよ。砦の上にいたのは腐った貴族だけ、優秀な人材は砦付近にいない人が多かったんですよ。少しはいたのですがね。中には有望な方もいらっしゃったので非常に残念ですが....


お前はやっぱり残虐だなぁって思うけど言われてみればそうだな。


なるほど....いらぬ手間が省けたの。


良い方向に考えればそうですが、このままでは頭の挿げ替えにしかなりませんよ?


主人がここに来ている貴族家なんてまずいないと思うのだが....


いずれにせよ、重要な人物であることには変わりないはずなのでいい機会だったのでは?


ふ〜む....難しいところだな。


一掃できたのはいいことだけどね。


ちょっとは、力を削いだかな?


削いだんじゃないですか?


ちょっとでも貴族の力を弱めていかなければな。


そうですね。


....現在の被害は?


およそ11万人いた兵は現在では多分なのですが6万程度は健在です。


減ったな。


減ってしまったな。


何か悪いことをしたか?それとも新しいことに挑戦したか?


前の戦争と同じような戦略ですよ。


なのに....


この有様ですね。


騎兵隊はなんらかの戦果は持ち帰ってきてくれるだろうよ。


そうですね。


大丈夫だといいのですが....


あの鍛え上げられてきた選りすぐりの騎兵隊がそう簡単にやられるはずがないであろう。


そう言われると安心ですよ。


そうですか....


でも心配ですよ。


そうか....


ー・ー・ー



伝令!伝令!アレーク王国中央部隊に騎兵隊が壊滅した模様です!


なにっ!?


中央部隊に負けたのか?


おいっ!右翼と左翼のアレーク王国軍の騎兵隊ではないのか?


そうだぞ、それならもし、壊滅したとしてもわかる気がするが....


虚偽の情報ではないですよね?


ええ、本当のことですよ。


なぜ確信がある。


生存者に聞き取りを行いました。


そうだったのか。


はい。


でも命からがら逃げてきたのだからこれからはそっとしておいてやれ。


そうだぞ。いくら情報が欲しかったとしても無断で聞こうとしちゃダメだぞ。


そうですね。


何名ほどの生存者がいるのか?


23人くらいだったはずです。


う、嘘であるよな?それは本当のことではないよな....


しっかりと数えたのか?


間違えるはずがないですよ。


そうか....


確か1000人くらいはいなかったか?


そうですね。


そんなにいたのですか....


ああ....なんて事だ....!


今その騎兵隊はどちらにいるのだ?


その人たちは怪我などをみてもらっています。


そうか....皆助かりそうか?


いえ....一部はもう既に....


そうか....


隊長、隊長はどうだったのだ?


生還しました。ですが、肩をひどく負傷されたので今後は剣術は難しいかと。


貴重な人材がまた一人いなくなってしまったな。


そうですね。


亡くなられた兵士にも待っている人はいるだろうに。


お気の毒だ。


しかし、隊長だけでも助かったのは良かった。


それについては幸いでしたね。


あの元気な人だからもしも辞めるのなら、人材育成科では重宝されるからそこを勧めてみるか。


今はやめておけよ。


現実を急に突きつけられるのは誰もが嫌なことだからな。


そうですね。


わかりました。


もう一度席につき直してください。


そうだな。


おや、いつのまにか....


この状況から判断してあれを使うことがやむ得ないと判断された方どうぞ挙手を。


....


本当によろしいですか?

最初に考えた最悪時の予定も大幅に変更することになりますがワイバーンを投入しましょう。


切り札か....


ですね....


これが破られたら我々にはもう後がないな。


成功できるよう万全にしてもらいましょう。


夜襲にしますか?


もちろんだとも。


汚い手だからできれば使いたく無かったのだけどね。


ここまで一方的にやられるとまずい。


騎兵隊も残り500しか残っていない。


相手はほぼ動いていないにもかかわらず被害はほぼ無いと行っていいほどだ。


今までのものとは違うな。


ワイバーンに賭けましょう。


私たちの未来は、ワイバーン部隊に託されましたな。


ワイバーン部隊に夜襲を仕掛けると伝えてくれ。


「「はっ!」」


これでもダメだったらもうどうにもできんよ。


撤退の準備も裏で進めておきましょうか。


そのほうがいいとしか思えないこの状況が変わってほしいですね。


期待しないでおこう。


そんな事を言わないでくださいよ。


そうだぞ。


我々には、最後にして最強の切り札があるではないか!


そうだよな!


最後まで諦めるな!


皆、苦しいかもしれんがやるぞ!


おおおお!!


ー・ー・ー・ー


一方でワイバーン対策部隊では〜


デルリッヒ工房から新たに送られてきました。


重いな....いったい何が入っているんだ?


わかりません。しかし担当者からは「革命的なもの」だと言っていました。


革命的なもの....か。


はい。


開けてみよう。


私も気になっていたんですよ。


銃身が2本?


ですね。


重たいが二連続で撃てるのか....確かに革命的といえば革命的発明だと思うが重すぎないか?


ですよね。実戦にはむいていないのでは?


う〜ん、重いな。


もしかしたら、あのレグナン・モルガーさんなら使いこなすのでは?


一応渡しておいてくれ。


わかりました。


「渡す相手はご自由に」と丁寧に手紙まで入っていたからな。


そうなんですか....


重たいから腰をやらかさんようにな。


わかりましたよっ!重い....


ワイバーンは、来ると思うか?


来るでしょうね。こんだけアレーク王国が圧倒的に優位に立っているんですからね。


逆襲が始まりそうだな。


まあ、対ワイバーン銃がどれだけ活躍するかですね。


そうだな。


レグナンにも重いから気をつけてくれと伝えておいてくれ。


わかりました〜[うう、重たいよぉ〜]


10日間休んでいると生活のリズムが崩れますよね....

通学に45分かかるのがまた辛い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろしくお願いします(*´〜`*)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ