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異世界は生きている  作者: 宮原 匠
第2章 2ヶ国間戦争 (開戦編)
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第65部分 新たな風

う〜ん....アルビン帝国の騎兵隊は手痛くやられているようですね。


ああ、困ったものだよ。


で、あれがアレーク王国が新たに開発した兵器なのか?


はい、そのようです。


想定以上に強力な武器であるな。


そうですな。


困りましたね。


うむ....


今回も、アレーク王国の中央部隊は歩兵隊と報告されていなかったか?


はい、その通りです。


敵の歩兵隊が我が軍の騎兵隊と対等以上に戦えるとはな....


恐ろしいものだな....


まったくですな。


どうしたものかね?


そういえば....まだその新兵器というものは手に入らぬのか?


すみません、何卒ご容赦を。


そうか....


それだけ管理が厳しいということか?


はい。よほど重要なもののようで....


余計に気になるな。


そうですな。


やはり....あれか?ザブロライト一世の件か?


はい、さすがですね。


そうか....


レーイン三世の目論見もくろみは成功したけれどかんじんの兵器を取り損ねたのか....


目論見とはいったいなんでしょうかね。


知らないのか?


知っているやつはいるだろ。


お前知ってるか?


知らぬ。そっちこそどうなんだ?


知らないから聞いているんだよ。


そうか....


ー・ー・ー


えっ....みんな知らぬのか?


なんでお前だけが知っているんだ?


みんなは知らされていないのか?


さっきからそう言っているだろ!


我らの王が殺すよう命じたのだよ。


なに!?それはまことか!


わしが嘘をつくと思ったのか?


いや、しかし....


報告では暴漢にやられたとしか聞いていなかったもんだからね。


こっちもだよ。


皆さん、戦争中なんですからそっちの話は今は、やめにしませんか?


そうだな。


わしも、薄々感じておった。


だいぶ脱線しましたね。


仕方がないだろうけどね。


今後の方針について話し合いましょうよ。


そうするか。


ー・ー・ー


アレーク王国は、非常に厄介なものを開発しましたの。


本当ですなぁ。


困りましたよ。


そもそも、どのように戦えば良いのでしょうか....


さあな。私は知らん。


まったくわからん。


我々にとって未知の領域ですからね。


あの....


なんだ?君は確か....


はい、同盟罷業の収束の件での功績を称えられ新たに重鎮として加わることとなったホルチッシ・ラ・メンスと申します。よろしくお願いします。


メンスくん、どうしたんだい?


大変なときに入ってきたなぁ。


そうですなぁ。


どこから来たのかい?


大変....ですか。


この忙しいときに入ってきたのは不運だったの。


大変ですが、やりがいがあっていいですよ。


ほっほっほ、若いですなぁ。


ありがとうございます。


私は、正直に言いますと平民出身なのですがいいのでしょうか?


我らの一員になったから遠慮はいらんよ。


ありがとうございます。


君は裏金を使っていないだろうね?


裏金....ですか?なんですかそれは?


知らないのか。


知識が少なく申し訳ありません。


まだまだ純粋ですな。


全くですな。


知らないなら良い。裏金を使ってやってきた場合それなりの制裁は受けてもらうつもりだったからな。


それは、恐ろしいですね。


まあ、裏金と聞いて特に慌てた様子もなかったから認めては良いだろうか?もし意義のある方は挙手を願います。


....


いませんね。ようこそ、中央派閥へメンスさん。これがその証だよ。


ありがとうございます。


で、君は先ほど何を言おうとしていたのだね?


覚えていてくれたのですね。


もちろんだよ。私も若い人の意見を聞いてみたいからね。


光栄です。


さあ、話たまえ。


はい....まず私は、アレーク王国を見習うべきだと考えます。


貴様は、アレーク王国の真似をしろと行っているのか!


静かに!このものなりの考えがあるのだろう。

聞くのだ!


ふん....


すまないね、ああいうやつなんだよ。


はい....


なんか言ったか?


いえ、なんにも言ってないけど?メンスさん続けてください。


はい....現在のアルビン帝国の一部の正当な派閥を除いて大抵の大きな派閥は腐敗していると見ます。


あっているな。


君の認識は正しいな。


困ったものだよな。


そこでです!今のアレーク王国の国王がやったように、古い教えや凝り固まった形式を全てやめさせ、新しいものを取り入れるべきだと考えました。ですが、昔からある良い文化もあります。

ですから、そのような良い文化は残しつつ、古くていらないような文化は取り壊していく必要があると考えました。

だからこそ、我々も古い観念にとらわれずに新しい目線からその議会しているものを見る必要がある。また、同盟罷業どうめいひぎょうで学んだのですが、下の意見も聞き入れるべきだと私は強く思います。そうすることによってさらなる発展と成長を見せてくれると思っています。


面白いな....生活改革、文化改革、我々の体制改革か....


ふむ、いい案じゃの。


さすが、若い者の意見はいつ聴いても斬新なものがあってわしらのとっても良い刺激となるな。


全くですな。


面白かったぞ。


ありがとうございます。


書記官、ちゃんとメモに書いていたか?


はい、ちゃんと書いておきました。


この戦争が終わったら早速皇帝に提案できるように、これをもとにして会議しましょう。


楽しみですな。


....メンスの意見なかなか良かったぞ。


ありがとうございます。


良い案だったぞ。


お褒めに預かり光栄です。


勉強になったな。


とんでもないですよ。ただ自分の思ったことを忠実に述べただけですよ。


いずれは、この中の色に染まっていくことだから新しい考えがすぐに浮かぶのは今のうちだがな。


そうなんですか?


ああ、知らず知らずのうちにどうしても保守的になってしまったり、権力を握った途端に堕落したり、でも堕落したりしたらこの中央派閥からは追い出されるけどね。だから君も気をつけるんだよ?


心に刻んでおきます。


そうしてくれ。さっきのことでやはり私も保守的な一員であることがつくづく感じられたよ。

やはり、新たな考え方も大事だな。


それは良かったですよ。


自分の考えはこれからも大切にするんだぞ?


もちろんですよ。


これからも期待しているよ、メン....


どかぁぁん....!!


な、なんだ!何事だ!


うわぁ....


メンス!大丈夫か!


ええ、転んで右足を打っただけですよ。


あなたも大丈夫ですか?


ああ、大丈夫だ。


とにかくここから離れよう。


そうですね。


なんだったんだ?


あっちの方から聞こえてきましたね。


あちらで何が起こったのだ?


わかりません....でも今までで聞いたこともないような音でした。


そうだな。もしかすると、さっきのかなりの衝撃で緩みが来ているかもしれんから早くでないと....


そうですね!


あっ!メンスさん、フィーガさんこっちですよ。


おお、皆無事だったか。


ええ、皆少々の怪我程度ですよ。


怪我って言っても擦り傷程度だろ?


私もそうだぞ。


先ほどの、いままでに聞いたこともないような大きな音はなんだったんだ?


初めて聞いた音だった。


振動もすごかったぞ。


何が起こっているのだ?


わかりません。どうしましょうか....


もうあの音はしないみたいなので戻りますか?


接続部分の点検だけするか。


それなら私たちでもできるしな。


歪んでいないといいのだが....


誰かこっちに来ますよ。


本当じゃな。


あのいかにも安そうな鎧から見て、砦付近を警備しているものでは?


貴族は、自分の身のことしか考えていないからな。


腐敗の象徴ですな。


困ったものだよ。


まったくだ。


たみの事を考えれる貴族は少数だけだよ。


もっと増えてほしいものですな。


吉報だと良いのだが....


私は凶報の予感しかしませんけどね。


悪いことのような気がするよ。


わしもじゃ。


覚悟をしましょう。


そうですな。



第64部分は2,500字ほどだった....

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