第63部分 歴史に残る戦争記録②
昨日に投稿したかったものと今日考えたものがあります。本当は昨日にあげたかったなぁ....
指揮をとっていた私はとても心配であったが、一
列目の発砲で数えきれない敵の騎兵隊が死傷した。
すぐ目の前....いや、付近まで接近してきていた騎兵隊はすべて撃ち殺すことに成功した。
言うまでもなく、素晴らしい戦果だった。見ていて面白いくらいだった。
一列目と二列目の交代に多少手間がかかったものの、大きな騒ぎもなく次の発砲に移行することができた。
シュバルツ皇子が進言したとされるこの方法は素晴らしいやり方であった。
二列目では、一列目の発砲による動揺もあってか、突撃はしてきたものの、ここまで来れた騎兵隊は一人もいなかった。
さすがにこれ以上の死傷者を出したらまずいと気がついたようだった。別にこれほどにも手痛くやられているんだから気がつかずにいて欲しかった。
私は、今までに経験したこともないくらい落ち着いて敵の様子を観察することができる。
まさしく、初めてのことだった。
その名も、エンフィールド・ライフルという偉大な武器のおかげで私は、ずいぶんと楽をさせてもらっている。
アレーク王国の技術局は本当にいい仕事をしている。この戦争が終わったら礼を言いに行かなければならないな!
ちょっと前までは、実戦でこんな武器が通用するのか半信半疑だったが、これほどの活躍をしてもらったら言うことは何もないよ。本当に素晴らしい!!
3列目が最後の発砲になった。
アルビン帝国の騎兵隊はようやく正常な判断を下せるようになったのか迅速な、いや、敵の騎兵隊たちは、恐怖からか、脱兎の勢いで敗走していった。
普通ならばらばらになるはずが驚くほど訓練されたものだった。しかしながら、銃の早さにはかなわなかったようで、次々と撃ち殺すことができた。見ていて楽しい。こう思ってしまうのは心が汚れているからかな?
アルビン帝国の騎兵隊に多数の死傷者を出せたのは輝かしい成果だろうと思う。
アルビン帝国は多数の死傷者を出した、それに対してアレーク王国は、アルビン帝国の騎兵隊が放った矢による数名の負傷者が出た程度だ。
まだ、アレーク王国は一人も戦死者を出してはいない。エンフィールド・ライフルが最初に実戦で使用されたこの戦争。それはもう圧倒的なまで敵の騎兵隊を蹂躙することができた。
前の戦争では、アレーク王国は矢を使用していたため、抑えきれなかった敵兵のせいで多数の死傷者が出た。が、今回はなんて素晴らしいのだろうか....戦死者がまだ出ていない。
銃を使って戦うか、矢を使って戦うかの戦争は死者数で比べたら雲泥の差だろう....
ふぅ〜どうだったかい?
なかなか良かったですよ。
それは良かった。どうだ?次の話も聞いておくのか?
う〜ん....どうしましょうか。
いちおう聞いておいたら?
そうですね....
じゃあ話すぞ。
アレーク王国の技術局はとんでもなく有能な武器を開発したな。弱点を強いて言うならば、こいつは、雨天や湿度が高い時がまずい。このほかにも問題はあるが、非常に少ない。
この戦争をして新たに判明した問題点の一つにあげられるのは、敵兵からの武器の剥ぎ取りのさいに本当に絶命しているのが判別しずらいことなどだ。判別がしずらいせいで、まだ動ける者、息を殺して潜んでいたものたちに斬りつけられ、負傷した。しかしおおごとにもならない軽傷程度で負傷してしまった兵は、全員が大事には至らなかった。
まだアレーク王国のこの部隊はまだ死傷者を出していない。
まだここの部隊でも死傷者は出ていない。
これは、本当に喜ぶべきであろう。
非常に気分が良い。
そしてその日の昼ごろ、私は部下に留守番を任せてテントで昼食を食べている時であった。
その日の昼頃に、地震が来たと一瞬思った時があった。しかしながら地震とは違う音が聞こえたからだ。
その音のおかげで、音源は地震でないことを確かめた。
仲間の指揮官がみんな揃ってアルビン帝国の砦がある方向を見て口をぽか〜ん、としていた。
なぜそちらを見るのかと思って私もそっちを見た。そして驚愕から、こっちも口がぽか〜んと仲間と同じようになった。
私は夢を見ているようだった。
いや、最初は何かの見間違いか、さっきの嬉しさから頭がおかしくなったのか、と思った。
しかし仲間に聞いてみたら、「どうなっているんだ?」と言っていた。
夢ではないか?と思っていたが仲間が全員私と同じ光景を目にしていることが判明してこれは現実だと理解できた。
そして!!あの砦が崩れること。それは、アレーク王国の勝利を確実にするものとなることを意味する。
なぜなら、あの砦に阻まれて上から一方的にやられるせいで損害が大きくなりすぎるといけないのでいつも撤退をしていた。その最大の難所がなくなったのだ!そして私はこう叫んだ、「勝てるぞー!!」っとね。
今思えば相当恥ずかしいのだがそれだけ興奮していたからだ。でも、周りも叫んでいたから空気というもののおかげであまり変に言われることはないはずだ。
しかし、アルビン帝国が築いた砦がああなった以上アルビン帝国の最終兵器であるワイバーンが投入されると必然的に考えた。
騎兵隊を撃退し、砦を崩した日にワイバーンが来ると考えて備えていたものの来なかった。
これに対して、ピーター・ドラッカーは、ワイバーン対策を行った。ワイバーンは夜でもよく目がきくため夜間活動もできる厄介なものだ。だが、そこに乗っている人間は闇は当然見えないので一人一人がランプを持って飛行している。
これによって互いの位置関係などを把握している。そのランプを頼りにすれば良いことはかなり前の戦争でわかったことだった。今、その経験が生かされる時が来たのだ。
そのワイバーンは矢ではとどかない高度で飛行しているのだが今回はこれがあるのだ。そう、対ワイバーン銃が!これならばワイバーンに当てることができるだろう。
だが....夜間には来て欲しくない。本当に大変だからだ。
来ませんように、そう願うばかりであった....
解読が終わっているのはここまでだよ。
そこそこだったな。
そうか....
いつもいつも区切りのよくないところで解析をやめるのはわざとかい?
....正直に言うとそうなるな。
そうなのか....
また来るか?
その話の結末が知りたいので嫌でもここに来ますよ。
そうか!!
あなたは、なんでそんなに嬉しそうなんですか?
滅多に客人が来ないからね。
そりゃそうでしょうね。
そうか....
あっ、そうだ!
なんだ?
サルベルシア公国のグラーレンに住んでいるハルっていう子がパルメキア古代文献が読めるらしいですよ。
なに!?あの超難関文字だぞ!
ええ、ですが噂程度で囁かれている程度なので真偽はわかりませんがね。
そうか。まあ、いいことを聞いたよ。
それは良かったですよ。
ありがとう。
では私は行かせてもらいますね。
ああ....行ってしまうのか。
寂しがりやなのは嫌ですね。
そうか....じゃあ、また来てくれ。
わかりましたよ。
ー・ー・ー
あいつが、行ってしまったか....また静かになってしまったなぁ。仲間が欲しい。寂しい。
とりあえず手紙でも書いておくか。ええっと確かレアニダースでいいよな。あいつならきっと見つけてくれそうだし。本当だったら、オーレックに手紙を出したいところだが、あいつも忙しいだろうからなぁ。
仕方なくだよな。まあ、レアニダースは、しっかりしているからきっと見つけてくれるだろうしな。
明日は家族らとバーベキューです!
とても楽しみなのですがあいにくの雨ですよ....
なんでこんな日に....(T ^ T)




