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異世界は生きている  作者: 宮原 匠
第2章 2ヶ国間戦争 (開戦編)
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第55部分 会議①

アルビン帝国王の執務室にて〜


失礼します。


良い、入りたまえ。


ありがとうございます。


何の用だ?


陛下にこれをご覧になってください。


アレーク王国の新聞に何かあるのか?


これです....


これは、本当の記事なのか?


ええ、同様のものが複数あります。しかし、このような内容なので検閲に引っかかったようなので間違いなく本物の情報でしょう。


やってくれたなぁ。


ご存知だったのですか?


ああ、これは私が頼んだことだからな。


!?


しかし、まだ王は、生きているのか....しぶといものだな。


先ほどのことは事実なのですか?


私が、虚偽の情報を言うと思ったのか?


いえっ!とんでもないです。耳を疑ってしまったからです....


まあ、無理もないだろう。しかし、忠誠を疑われるようなことを軽々しく言ってはならんぞ?


ご忠告感謝します。


よい、行動で示せ。


はっ!


だがこれで、アレーク王国もかなり混乱しているはずだろう....戦争前だからさらにだろうな。


王が怪我を負ったことで上部はかなり混乱したでしょうね。


それを狙ってのことだ。[本当に成功するとは....]


さすがですね....


失礼します。


入って良い。


ありがとうございます。


何の用だ?


今回の軍隊の件です。


ちょっといいか?


どうぞ。部屋の外に出て、待っていたほうがいいでしょうか?


いや、別にここにいて構わん。座っても良いぞ?


いいのですか?


立ったままでは疲れるだろう?


私が座っているのになんだか悪い。


ありがとうございます。


そうか....話せ。


はっ!陛下、あと2日でアルセーイにわが軍の歩兵

が到着します。騎馬隊は既にアルセーイに到着しています。貴族兵はまだでしょう。


ん?ちょっと歩兵の到着が遅くなったか?


山賊に襲われたために少し予定が狂ってしまいました....


微々たるものだ、気にせんで良い。


騎馬隊は仕事はしているか?


報告では、ちゃんとしているそうです。


ならいいが....まあ、周りが湿地だから平野をいつも通りに固めておけばいいだろう。

[アレーク王国の兵は湿地からは攻めて来ないだろうし....]


そうですね。


平野の部分が少ないので、進軍にはむいていないのでありがたいですよね。


そうだな....しかし湿地に砦を築こうとした時は大変だったみたいだけどな?


結局間に合わなかったけど、湿地を今までに使って進軍はしてこなかったから結局は作らないことにしたんだよな。


作るだけ無駄でしたからね。


うむ。


国民の税金の無駄遣いが、一番勿体無いですからね。


国民のお金だからな。


そうですね。貴族兵は大抵が歩兵隊ですが後ほど組み込む形でいいでしょうか?


よい、そうしてくれ。


ありがとうございます。


うむ。ワイバーン隊はどうなっている?


すでにワイバーン10体は物資を持ってアルセーイに向かっていると思いますがもう着いているでしょう。


さすが、ワイバーンだな。


そうですね!ワイバーンは凄いですよね。


そうか....なら問題はないな。馬車でも物資を運んでいますが、まだ向こうには到着していないでしょう。


まあ、しょうがないだろうな。


そうですね....


そなた、調子はどうだ?


まあまあですね。


そうか....今回はどうなるだろうな?


今年ですか....今年は、ちょっと強気でアレーク王国が攻めてくるでしょうね。


それだけであるといいな。


何か心配なことでもあるんですか?


新型の武器という言葉に引っかかるんだよ。


そこですか....陛下、そんなに恐れなくてもいいんじゃないでしょうか?


心配なんだ。


ご心配もわかりますが、陛下がそんなに心配をしていたら民は困りますよ?


そうだな....ありがとう。


まだ負けると決まったことではないですからね。


前にも誰かに言われたよ。


そっ、それは申し訳ありません!


いや、いいさ。この戦争に勝たなくてもいいからとにかく一昨年おととしのように終わってほしいな。


そうですね。絶対に民もそうなるように願っていることでしょう。


そうだな。


今年の収入は、少なくなるので気をつければならんな。[今年は税収が少ないだろうなぁ。]


そうですね....


山賊が沢山いると産業の発達の邪魔になるだろうから減らさないといけないな。


そうですね....


この戦争で、まだ対策が不十分だったところもあるから、今回の戦争では普段は、知れないことがわかったから良かった。


まだまだ我が国も、課題が山積みですね。


つらいものだな....


これを改善したら、陛下の支持も上がるかもしれませんよ?


やるしかないよな?


そうですね。しかし、陛下が最初に言ったことには驚きましたよ。


ああ、あれか....


本当に成功するとはな....


やって正解でしたね。


うむ。


では、報告したいことは、陛下に全て報告し終わったので下がらせてもらいます。


ご苦労。


ありがとうございます。


ー・ー・ー


アレーク王国城の中の会議室では〜


前々から準備を進めておいて良かったな。


そうですね。


もし一昨年のように決まってからでは、大混乱だったでしょうな。


うむ。よかったよかった。


ピーター・ドラッカーは既にガルバールに向かわれたかのか?


今朝向かったようです。


じゃあ、間に合いますな。


シュバルツ皇子はどうなっている?


シュバルツ皇子は今日の昼頃に最新式の馬車で向かわれたようですよ。


あの馬車か〜今朝完成したものですよね?


確かそうだったが....


そうですよ、今朝納品されました。


ああ、わしも見たぞ。


いい馬車だったよ。


あの仕掛けが取り付けられているのだろう?


あんなもので揺れを抑えることができるのは不思議だよなぁ。


そうですな。


あと対銃弾仕様になっていましたよ。


ほう....ますます欲しいな。


そうですね。


早速注文することにするよ。


私の家にも早く欲しいですよ。


それよりも道を整備する、っていう手もあるのではないですかな?


それは名案だな、早速草案を作ろうじゃないか。


いいんじゃないかな?


いや待て。今は、それよりも、もっと大切なことがあるだろう?


そうだそうだ!


全くだ。


物資の方は大丈夫なのか?


それは想定外も含めた量を送ってある。


警備の方は大丈夫なのか?


ああ、腕利きの奴らに頼んである。


大丈夫なのか?


大丈夫だろう。しかも、だいぶ前に送り出したからもう目的地に着いているでしょうな。


ならいいが....銃の件は合格者だけが装備しているんだよな?


ええ、銃はかなり難しかったのか、想定していたよりも銃兵が減ってしまいました。


そうか....弾丸は1億発送ってある。


1億発!?


ああ、そうだが....


お前は何を驚いているんだよ。


4万の兵で撃ったら足りなくなるかも知れん。


何より実戦で使用するのは初めてなんだから多めに持っていったほうがいい。


それはそうですが....いくら何でもその量の銃弾は、多すぎませんか?


貴様が欠席した日に決まったことだからな。


そうなんですか....


最初は全部持って行こうと思ったんだぞ?


ぜ、全部!?


ああ。


そうだな。


確かにそうだったな〜


王の発言よりこうなったんだ。


そうなんですか....


天候のほうは大丈夫なんですか?


まあ、乾季だから滅多に降らんだろう。


降らないんじゃないか?


大丈夫でしょう。


そうですか....


水は、近くに大きな川があったはずだから困らないだろう。


そうだな。


ああ、そういえばあったな。


ありましたね〜もし雨が降ったりしたらどうするんですか?


....恐ろしいな。


嫌ですね〜


嫌な予感しかせんな。


そうですなぁ。


あと、これが今回の計画書ですよ。


アルビン帝国を、前みたいに攻めていってぶつかった後にアレーク王国の兵に勝てなかったら砦の向こうに行くんだろ?


まあ、前もそうだったので今回もそうなるでしょうね。


開始の合図と同時に発破か....恐ろしいことだな。


開戦前にお互いの代表同士の交渉がありますが飲めない要求でしょうから決裂するでしょうな。


それはそうでしょう。


ですね。こちらが望むものは無条件降伏ですからね。


その条件を見たらアルビン帝国の使者はどんな顔をするんでしょうね。


とんでもない顔ををするだろうな。


いや、何度も読み返すのではないか?


砦の発破でアルビン帝国の兵は総崩れだろうな。


そうだなぁ。


砦の上にいる兵も一緒に一掃できる。


なんて画期的な案だろうか!


そうだなぁ。


アルビン帝国は気の毒だね。


そうだな....


何を言っている!敵国だぞ?


そうですけどね....


そういえば、どうして湿地からは攻めないんだろう?


それは、無駄に兵を死なせることとなるからな。


一度だけ湿地から攻めてみたことが、あったはずだ。


その時の資料はあるか?


それはですね....ちょっと待っていてください。


すまんな。


いえ、構いませんよ。


ではちょっと探してきます。


頼んだ。


すまないね。


助かるよ。


ー・ー・ー


ところで!テルス・アルバイスはまだ来ないのか!


確かに遅いなぁ。


何してるんだ?


なんか、遅れるとかを誰かに言っていないのか?


言われてませんね。


私もですよ。


同じく、私もそうです。


私もですよ。


儂もじゃ、どうしたんだろうな。


私も言われてませんね〜


あっ!私の部下が多分呼びに行ってくれてますよ。でも遅いですね。


いつ言ったんだ?


この会議が、始まる前です。


何かあったのか?


不審ですね。


何かありました?


心当たりはないの。


ー・ー・ー


ありましたよー!


おお!


あったか。


ありがとう。


いえいえ、これが私の仕事ですからね。


探すの、大変だっただろう?


ちゃんとまとめてあったので楽でしたよ。


そうか....


これは、湿地からは攻めない方がいいな。


本当ですね。


危険すぎるだろう!


ここで大半の兵が死んだのか?


ええ、足元がぬかるんでいるせいで最悪だったそうです。


これまでの戦死者の人数では2番目に最悪です。


そんなにもか....


湿地、いや、足場が最悪なこと以上酷いものはないな。


誰が指揮をしていたんだ?


ガルブルヒ・バルハルトだよ、皆も一度は聞いたことはあるだろう?


ガルブルヒ!?


ええ!


本当なのか?


もちろん、処刑されている....


可哀想に....


酷いものだな。


ちょっとのミスが大きくなってしまったのか....


難しいですね。


でも!今回の戦争はこれのおかげで死傷者は少ないでしょうね。


火薬か....


これのおかげだよな。


よくこんなものを開発したよな。


うちの鉱山でも重宝してますよ。


俺もだ。でも使いすぎると地盤の問題が出てくるから滅多に使わないなぁ。


そうですね〜


アダマンティスの鉱山では大活躍ですけどね。


アダマンティスの鉱山は例外だよなぁ。


ああ。どんどん使えているから羨ましいよ。


羨ましい....


火薬の登場で2倍くらい生産量が増えましたよ。


うちもだよ。


こっちは3倍ですよ。掘り過ぎたせいで環境破壊がひどいので緑化を進めているざまですよ。


掘りすぎは良くないですよね。


そうだな。


ー・ー・ー


まったく!テルスはいつ来るのだ!


本当ですね。


困ったものだ。


今までは、無断欠勤なんてなかったのに....


よっぽどの事情でもあったのか?


さあな、明日聞いてみるか。


そうですね。


そうしますか。


手紙をガルバールに送っておきますね。


頼む。足りていないものが、何か思いつかんのが痛いな。


離れたところと、瞬時に連絡できるものがあったらいいのですが....


全くだな。


そうですね。


物資だけでも準備しておきますか。


そうですね。


じゃあ今日はこれまでで。


明後日あさってで開戦か....


いよいよ明後日ですな。


大丈夫ですかね?


ピーター・ドラッカーもいるので大丈夫でしょうな。


シュバルツ皇子の護衛も、しっかりしたものたちなので必ず守ってくれるだろうな。


無事に帰ってきてほしいですね。


そうだな。じゃあまた明日。


了解。


明日は仕事をやろう。


そうですね。


道の整備についての草案を書きましょうかね。


そうだな。



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