第30部分 新生活
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旧:3,067字 ⇒ 新:1016字 文字数 2,051字 減少 めっちゃ減ったな(2025/06/02)
「どうだった、新しい住まいは?」
「おはようございます。とてもいい部屋をありがとうございます」
「それは良かった。今日はちょっと話を聞いてから仕事に行ってくれ」
「わかりました」
「昨日説明してなかった推薦者についてのことだよ。説明しといて」
「今から言うことを覚えておかないとお前の命に関わるから、しっかりと聞いておけ」
「一語一句聞き漏らしのないようにします」
「そうしてくれ。ベリアム、お前も遺体安置所で見たくない」
レブドルクから説明を頼まれた彼はベリアムと同い年暗いにもかかわらず、忠告の言葉に感情がこもっていた。
ー・ー・ー・ー
長い説明が終わったころには少し早い昼時くらいの時間だった。
「少し早いが昼食を一緒にどうだ?せっかくだし奢るよ」
「ありがとうございます」
「....お前いくつ?」
「今年で15歳です」
「年の差1年かよ、敬語なんてレブドルクともっと上の先輩にしな」
「わかったよ」
「そうそう、その話し方でいいよ。じゃあ行こうか!」
貧民街を出て、飲食店の多く立ち並ぶエリアに向かい始める。
「やっぱ乗り合わせ馬車はいいな」
「歩きは疲れるもんね」
「贔屓にしているとこでもいい?」
「奢ってもらえるんだしどこでもいいよ」
「了解!」
区域を何個も移動するわけでもなかったが、なんとなく面倒だったので2人で話し合って馬車に乗っていた。
「着いたぞ。ネックス!いつも特別な日に食べてる料理を頼むよ」
「おっ、ハハスじゃないか。久しぶりだな」
「連れにも一緒の頼むよ」
「わかった、空いている席にでも座っといてよ」
贔屓にしているとだけあって、厨房から顔をのぞかせた料理人に名前も覚えてもらっていた。それと名前を聞いていなかったベリアムは初めて彼の名前を知る。
「ハハスっていう名前なんだ」
「もしかして名前言ってないっけ?」
「さっき初めて聞いた」
「あちゃ~自己紹介してなかったか。改めてよろしくな」
「こちらこそ!」
握手を交わし改めて自己紹介しあう。他愛ない雑談をしているうちに料理が運ばれてくる。
「これ1人分?」
「そうに決まってるだろ?食ってみろ、ペロリだよ」
「えぇ....」
一日分の食料すべてを使ったかのような大盛りのパンとおかず。パンはいつもベリアムが食べているようなや硬くて乾燥したパンではなくふわふわだ。おかずも何肉かはわからないがとにかく旨く、パンとの相性は抜群。
初めはあまりの量に困惑していたベリアムも見事完食し、午後の白粉販売に備えて英気を養えたようだ。
読んでいただきありがとうございます。m(_ _)m
弟さんは今までの話の中に登場しているのですが誰だかわかりますか?すでに登場させていますので誰だか予想してみてください。
この弟が出てくる話はまた次話になります。よろしくお願いします。




