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異世界は生きている  作者: 宮原 匠
第5章 事件発生
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第98部分 事件前夜

はぁっ!はぁっ!はぁっ![くっ、くそっ!まだ追ってきやがる!]


....


ここはどこだ?今自分はどこらへんにいるんだ?

かすった箇所が痛い....とっさに避けたのが功を成したのは良かった。刺さってたら間違いなく倒れていた....


....[どこへ行った?油断していたからいけると思っていたがそう思った自分もいたのか?まだまだ、実戦が足りないなぁ....早くこの剣を強くしたいのにな。]


ー・ー・ー


逃げ切れたか?はぁぁ....助かった。あれは、いったい何だったんだ?


見つけた....


えっ!?ゔぁぁぁぁ!!


逃げ足が速い....


なんでこんな目に![こんな事になるなら家で過ごせばよかったなぁ....]


絶対コロス!


ドスッ....


ううっ!!あぁ....[死にたく、ない....]


ドサッ....


よしっ!この剣を刺して....


ぐぁぁぁっ!!や....め....ろぉ....


なんだ、まだ死んでなかったのかよ。死ねっ!


まだ、死にた....


死んだな。


ー・ー・ー


こんなところで何をしているんだ?


ちっ!


その態度はなんだね?


あともう少しだったのに!


君っ!?人を殺したのか!


邪魔しやがって!


いたぞ!ここだぁ!


仲間呼んでんじゃねぇよ!


ガイィン....


き、きさま![な、なんという重さだ....私より小柄な奴がこんなものを使いこなせるのか!?]


追い詰めたぞっ!もう観念するんだな。


追い詰めただと?上がガラ空きじゃないか....


上だと!?どうやっていくんだ?


こうやってだよ!


なんだと....


そっちへ逃げたぞ!追え!追えぇ!


大丈夫か?


大丈夫でしたけど、恐ろしい力でしたよ....ほら、この通り腕が痺れて....


魔法が使えたのか?


詠唱していなかったと思うのですが....


私もそう思うよ。


じゃあいったいどうやって?


無詠唱?


!?


馬鹿なっ!あれほど強くて無詠唱ができるやつがいたら恐ろしいことですよ。


しかも戦闘中にですよ!?


じゃあ他にどう言った方法があるんだよ。


確かに....


これは、グラーレン様にも報告したほうがよさそうだな。


いや、しなきゃダメだと思うぞ。


こんだけ騒いだから近隣迷惑になってないといいのだが....


もう遅いと思いますよ。


そうだな....


あとは....


うむ、この人の身元の特定か?


めんどくさそうだな....


いや、大丈夫そうですよ。だって、ほら....


ギルドカード....


冒険者か....冒険者同士の争いか?


わかりませんね。手がかりがあればいいのですが....


それは無理だろうな。暗殺者だろうし。


バラムレインさん。どうしてこちらに?


こんなにうるさくされちゃあね....


すみません....


いや、治安維持ご苦労様です。


とんでもない!仕事ですから。


ここは封鎖してまた明るいときに調べたらいいのでは?


....たしかに、バラムレインさんの言う通り明るくなってからにしましょうか。


今日は遅いですからね。


これ以上起きてしまう人が出ないようにしたほうがいいですしね。


そうだな。


じゃあ死体の回収だけしてから行きましょうか。


そうだな。


じゃあ私はこれで。


おやすみなさい。


起こしてすみません。


別に構いませんから。


ー・ー・ー


じゃあ、我々も行きましょうか。


そうだな。


死体の回収ができました。


物体収納袋アイテムポーチは便利だな。


ただ人間が物と判断されるのはちょっと、ね。


....仕方がないだろう?


そうですけど....


楽なんですけどねぇ。


これが無いと大変ですよ。


いいのか、悪いのか....


それぞれどう思うか次第だろうな。


そうですね。


ー・ー・ー


家宅捜査かと思って身構えてきたが....ただの事件でよかった。


私も色々と裏社会では名が有名になってきてしまったからな。

悪いことじゃないのだが....有名になるにつれて面倒なことも当然出てくるからな。


仕方がないって言ったらそうなんだけどさ....


それよりもハルが誰かに襲われるとは....


見張りはいったい何をやっていたんだ!あとで私からきつく言っておかんとな!


ー・ー・ー


誰だっ!


グワッハだよ。忘れたのか?だとしたら悲しいなぁ....


なんだ....グワッハさんでしたか。急に話しかけてこないでくださいよ。驚いたじゃないですか!


すまんすまん。


はぁ....


ところで手酷くやられたものだな。


友達だと思っていた人に裏切られたんですよ。

酷くないですか!


その人にも何かしらの理由でもあったのではないのかな?理由もなく友達を裏切らないだろうしね。


その裏切った人をかばうんですか?


そうじゃない。


でしたら....


その人にもそうしなくてはいけなかった理由があったのではないか?


そうかもしれませんけど....


気持ちはわかる。だがそういったことがあって繋がりが強くなることだってなくはないんだぞ?


....


確かに裏切られたやつにもう一度近づくにも勇気がいるか....


どうしたらいいんですか?


自分で考えたほうが自分のためになるだろう?


意地悪だな。


そうかもしれんな。


一度起こってしまったことだけで相手を判断するのは良くないということですか?


まあ、そうじゃな。


そうですか....


仲直りをする気はないのか?


今のところはね。


仲直りしてほしいのぉ〜


うるさいな....相手の出方次第だよ。


そうか!だったら相手も反省していることだから仲直りできるな!


どうでしょうね?


友達が多いほうがいいのではないのか?


だからって裏切ったやつまで友達になりたくないですよ。


わしは、いいと思うのだが....


それ、やばくないですか?不満分子を抱え込んでいるんですか?


今じゃ酒を酌み交わす中だから心配ない。意見の食い違いで、喧嘩しただけだからな。


神様の世界にもお酒があるんですね....


あっ、しまった....


....


この話は内緒ね?


いい口実ができたな。


くっ、お前に弱みを握られるとは....


いい気分だよ。


いいもん、お前の記憶の中からバラされたくない記憶を見つけてやる!


汚いぞ!


神だからな。


ずるいなぁ....


特権だな。


思ったんですけど私は、その人に殺されそうになったんですよ!


殺されそうになったら難しいかなぁ....


難しいですよ!しかも見殺しですよ!


そなたの行動を楽しみにしているよ。


....


話は変わるが....いいか?


無責任!


悪かったな。だがお前と話しているのはイムスの世界の神なんだぞ?


そうだけど....


じゃあ話を変えていいかな?


ど、う、ぞ!


こっわ〜い!


....[うざい!]


あぁっ!今うざいと思っただろ?


....


グワッハには、お前の考えてることなんてなんでもお見通しなんだからな。


プライバシーの侵害だな。


それも神だから許されるよ。


....[もう....相手するの疲れた....]


観念したようだな....どうだ?この世界での生活には慣れたかな?


....魔法は不思議ですね。


そうだなぁ....見たところイムスでの生活に慣れてきているようでよかったよ。


そうですか....[グワッハにはどう映っているんだろうな....]


アレーク王国とアルビン帝国との戦争があったのは知っておるか?


そんなことがあったんですか?


そのような情報は、行商人から聞かんのか?


あまりそのような機会がないですからね。


そうか....[消極的なのかな?]


はい....で、どうなったんですか?


アレーク王国の大勝利だ。


強いんですね。


古代兵器のおかげだろうな。[目を離した隙にとんでもないものを開発してしまったな....]


古代兵器?[なんだか響きがいいな。]


そなたの世界では一般的だったと思うがな。


そうですか?一体なんでしょうか?


火薬だよ。[なんて物騒なものを開発したんだよ....]


!?[作れるんだ....]


はぁ....


作れるんですか?


作ってしまったな。


凄いですね。


....まあそんなところだ。ただ敗戦国のアルビン帝国に行くことはオススメしない。


わかりました。


ほれ、待っている人がいるんだ、そろそろ行くといい。


そうですね....[トリスアはなんと言ってくるのだろうか....]


仲直りはするべきだぞ!


はいはい....


じゃあな!


はい....



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