第96部分 遅刻癖
じゃあ....私たちも戻ろうか。
そうですね。[無事に目覚めてくれるといいのですが....]
今から夕食に行こうと思うんだがエルクレアさんも一緒にどうだ?[これをきっかけにもっと仲良くなれたらいいな....]
ちょっと疲れてしまったので遠慮させてもらっていいですか?[私だけ夕食を済ませただなんて言いにくい....]
そうか....
[だめかぁ....ちょっとショックだな。まあ、エルクレアさんは、SMPを大量に使用したみたいだから仕方がないか。]
すみません。[気まずい....]
じゃあ私はいくよ。[お腹が空いた....帰ってきてからもやることがあるだろうから、今日は家に帰れないかもなぁ....できたら今日も家に帰りたいよ。]
また明日よろしくお願いしますね。[ハル....明日には目を覚まして欲しいな。]
ああ、わかっている。[ハルは明日には目を覚ましてくれるだろうか....目を覚ましてくれるとこちらとしても安心できる。孤児だと言え大切な人であることにかわりはないからな。]
じゃあ、明かりを消しておきますね。
してくれるのか?助かるよ。
ええ....これぐらいのことはできますから、明かりを消すのは私にやらせてください。
よろしく。
はいっ!
ー・ー・ー
オーレックさんはもう行ったかな?
....行った、か。
こんな可愛い子に怪我をさせるなんて許せない!
いったいどこのどいつだ!黒髪は珍しくないけど....サラサラしていていつまでも触っていられる....ちゃんとお手入れをしているのかな?
お願い....目を覚ましてね。
じゃあ....また明日ね。
バタン....
ー・ー・ー
エルクレアさんやっと来ましたね。
ふえっ!?わっ、私ですか?
オーレックさんがあなたが来たら執務室にきて欲しいと言っていたけど....あなた何かやらかしたの?
そんなことないと思うんですけど....一応行ってきます。[多分、ハル君のことだろうな....昨日でだいぶ良くなったから目を覚ましたのかな?だといいなぁ....]
いってらっしゃい。
行ってきます!
ー・ー・ー
コンコン....エルクレアです。
おおっ!やっと来てくれたか。
すみません、ちょっと寝坊をして遅刻しそうになってしまいました。
遅刻はいいんだが....
これからも遅刻してもいいんですか?
そ、ん、な、わ、け、あるかぁー!!
ひゃあっ!
あまりにも遅刻が多いようだったら減俸するから覚悟しておけよ?
ううっ、酷いです....
お前が、その遅刻癖を直したらいいだけのことだろう?
そうですけどぉ〜
はぁ....[いい加減その遅刻癖を直して欲しいものだ....]
あの....昨日は寝れなかったんですか?目の下のくまが凄いですけど....
そんなにひどいか?[徹夜で仕事をやっていたからなぁ....そうもしないと、仕事が終わらないからな....人出がもっと欲しいよぉ〜!]
はい....
そうか....
....
今日はなぜ呼び出したかわかるか?
ハルさんのことですよね?
そうだ。
ハルさんは目を覚ましましたか?
....
うっ、嘘ですよね?もう目を覚ましているんじゃないんですか?
まだ、目を覚ましていないんだよ。
どどど、どうしましょう!
落ち着け、だから医者に診てもらった。
けっ、結果はどうだったんですか!?
かなりの血を失ったらしくて、血液の作りを早める薬を無理やり飲ませたから多分昼頃には目を覚ますだろうなと言っていたよ。
無理やりって....[肺の病気にならないか心配だな....]
このまま目を覚まさないのと比べたらマシだろう?
そうですけど....もしも肺の病気になってしまったらどうするんですか!
肺の病気にならないように注意したから多分だけど大丈夫だと思うよ。
そうですか....[肺の病気にならないといいんだけど....]
じゃあまた昼頃に療養所に来るといい。
今からじゃダメなんですか?
担当している授業が始まるだろ?
ちょっとだけ見に行くですから!
だ〜めだ!早く5-2に行って授業をしてこい!
いじわる〜....
お前がもっと早くきていれば見にいけだだろうな。
....今日は早くいけばよかったぁ!
毎日早く来い!
ー・ー・ー
エルマン、今日はハルは休みなのかな?
さぁな。俺は知らないな。トリスアか、ヒュールか、シーリンは知っているか?
知らないよ。
俺もだ。
ぼっ、僕も知らないなぁ....[お、俺のせいだ....]
みんな知らないのか....どうしたんだろう?
ハルが休むなんて珍しいよね。
そうだね。
熱でも出したのかな?
かもしれないな。
それが一番ありえそうだな。
こらーっ!時間だから喋っていないで座った、座った!
やべっ!
じゃあまた後でな。
おう。
わかった。
うん。
ー・ー・ー
大事なお知らせだからよく聞いてね。
今日は、ハルくんは病気で休みなので覚えておいてね。
《はーい!》
[びょ、病気だって!?言っていることが嘘じゃないか....隠しているのか?]
最初の授業は、ギラン先生の授業ですが、今日はあいにくの雨なのでここでやるそうです。
ええ〜....
濡れながらやるよりはマシでしょ?
疲れる!
頑張りなさい!
ええ〜....
じゃあ解散!
ハルは、病気みたいだな。
大丈夫かなぁ....
普通熱だったら熱風邪をひいたって言うよね?言わなかったってことは違う風邪なのかな?
確かにそうだな。
そうだね....[聞いていてつらい....]
早く風邪を治してきて欲しいね。
そうだね。
今日は中の授業か....
筋肉トレーニングとか辛すぎるよ。
そういえば、久しぶりの雨だよな。
だな。
おっと、もうそろそろだから席に着くよ。
そうだね。
ハルが羨ましい。
....そんなこと言うなよ。
だって....
とにかく席についていないと怒鳴られるからもういくよ。
そうだな。
数学の課外、ガチ難しくて苦笑いしかなかった....
明日も頑張ろうと思います。




