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解けない金縛り

 二人の新しい登場人物の前にエキストラと化したプロレスラー達。

凍りついた雰囲気を楽しむようなジョンと、不機嫌そうなステラがこっちに向かってくる。

俺はもう考えることも、とりあえず動くことも出来ずに固まったまま次の展開を待っている。


 いつもの手馴れた作業のようにステップを上がりエプロンに立つジョン。

ステラはリングサイドからひょいとトップロープに手を掛け、最初の一歩でエプロンに、二歩目でトップロープを跨いでリングイン。

そのままケビンの前に立ち、両手を腰にあて、肩幅に足を固定して背筋を伸ばし、その場の空気を独り占めするかのように大きく息を吸った。


 これは来るぞ。

ケビンは泣きそうになりながら、それでも金縛りは解けずに立ち尽くしたままだ。


 「ケビン! あんたねぇ・・・」

うわっ とうとう始まっちまった。


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