102、極める技
ユミーリア、コルット、エリシリア、マキとの婚約発表会の後。
俺は宿場地区の広場……親父さんとのいつも修行場所で、親父さんと最後の修行をする事になった。
俺は親父さんに習った構えをとり、親父さんも同じ様に構える。
「最後って、どういう事だよ?」
「言葉通りだ。お前はすでに俺より強く、俺の技や型もほとんど吸収しきっている」
親父さんから青色の闘気がわきあがってくる。
「それでもまあ、修行を見てやるくらいは出来るかと思って今まで見てやったが、コルットをもらおうってんならここまでだ。俺の最後の修行を乗り越えて、コルットをもらうにふさわしい男だと、俺に証明して見せるんだ」
俺は黙って、うなずいた。
ここで引くわけにはいかない。
コルットの事もあるが、ここまで俺に修行をつけてくれた親父さんに、リュウガに、背は向けられない。
「こいリクト。まずは俺が奥義を見せてやる。一応手加減してやるが、気を抜いたら死ぬから覚悟しろ」
親父さんは両手をそれぞれ上下から半回転し、再び半回転させて元に戻す。
「さあ、攻撃して来い」
俺は親父さんの言う通り、親父さんに攻撃をしかける。
「うおおお!」
渾身の正拳突きだ。
親父さんはそんな俺の攻撃に対して、動きを見せない。
俺の拳が当たる。
その直前に、親父さんの姿がゆらいだ。
「……っ!?」
親父さんの姿が増えた。いや、消えた? 残像か!
俺の拳は空を突き、腹に衝撃が走った。
竜だ。
俺の腹に、闘気の竜が突き刺さっている。
俺は竜に空へと持ち上げられる。
上空で身体が横に回転して、俺の腹からそれた竜は空へと舞い上がり、俺はそのまま地面に落ちる。
「がはっ!」
俺は地面に落ちて、転がった。
「これが、最終奥義、竜我天聖だ」
親父さんが倒れた俺に向かって歩いてくる。
「心を無にして、静かに相手の攻撃を水の様に流し、その気を昇る竜のごとく、空へと解き放つ」
親父さんが、俺に語りかける。
正直、何を言っているのか半分くらいわからない。
「くっ!」
それでも俺は立ち上がる。
このまま寝てはいられない。ここは根性だ。
「うおおお!」
俺は叫んで、気合いを入れる。
そして、さっきの親父さんの技を、言葉を思い出す。
心を無にして、静かに相手の攻撃を水の様に流し、その気を昇る竜のごとく、空へと解き放つ、か。
「リクト、覚悟はいいな? 今度はお前がやるんだ。俺の攻撃を流し、そして奥義を放ってみろ!」
親父さんが構えをとる。
俺も、肩で息をしながら構える。
心を無に……漫画やアニメではよくある事だが、果たして俺に出来るんだろうか?
そもそも心を無にってどういう状態なんだ?
よくある演出だと、水が1滴、水面に落ちるって感じだと思うけど……
俺は目を閉じる。
イメージだ。
水面に、水が1滴落ちるイメージ。
「いくぞ、リクト……はあっ!」
俺は、集中していた。
そうすると、なんとなくだけど、親父さんがせまってくるのがわかる。
親父さんの右手に、気が集中している。
それを俺に向かって前に突き出す。
避ける。
避けて、親父さんの腹に対して、イメージを高める。
竜だ。
竜のイメージ。
闘気で竜を作るんだ。
これまで、何度か技を放っていたおかげで、闘気の扱い方もなんとなくわかっていた。
俺の右手と……そうだ、この親父さんの放つ闘気も巻き込んでしまえばいい。
周囲にある闘気を全て……竜に、変える。
そしてそれを、思いっきり空へと、解き放つ!
「うおおお!」
俺は思いっきり、拳を親父さんの腹めがけて放つ。
俺の拳から、闘気の竜が現れた。
出たっ! やった!
一瞬、親父さんが笑った気がした。
竜は空へと舞い上がり、親父さんを連れて行く。
やがて親父さんの身体からそれた竜は天へ舞い上がり、親父さんが落ちてくる。
受け止めないと。
そう思うが身体が動かない。
どうやら全ての闘気を持っていかれたみたいで、脱力感が全身を襲っていた。
油断したら死ぬ。
それは俺も親父さんも同じだ。
親父さんを、こんな事で死なせるわけにはいかない。
動け、動け、動け、動け! 俺の身体!
俺の身体はなんとか動き、親父さんの下に入り込めた。
「ぐおっ!」
俺の上に親父さんが落ちてきて、俺は下敷きになった。
一瞬、死ぬかと思った。人って本当に重いよな。
「ゴッドヒール!」
俺はすぐさま回復魔法を唱える。
俺の尻がピンク色の光り、光は俺と親父さんを包み込む。
「ぐっ……う、俺は、生きてんのか?」
「ああ、親父さん、俺達、ちゃんと生きてるよ」
俺の上で、親父さんが意識を取り戻した様だ。
「イテテ……やっぱり無茶はするもんじゃねえな。身体中が痛ぇよ」
「今回復魔法をかけてるから、もうちょっと待ってくれ」
俺達をピンク色の光が包み込み、身体を癒していった。
だんだん痛みが引いてきて、身体中に力がよみがえってくる。
「ああ、ほんと、お前の回復魔法は気持ち良いな……やったな、リクト。これで奥義は、お前のもんだ」
親父さんが俺の上から、ノッソリと起き上がる。
「そして、コルットも……お前のもんだ。持ってけドロボウ」
親父さんは俺に背を向けて立った。
「ドロボウって、俺は別に、親父さんからコルットを取り上げるつもりはないぞ? あくまで婚約だけだし、ユミーリア達と違って、今すぐ結婚するつもりも無い。もっと大きくなってからだ」
「バカヤロウ。それでも将来はお前のもんになっちまうだろうが。それにお前、考えが甘いぞ。どうせ結婚するとなれば、4人同時にする事になる。嫁さんに順位はつけられないだろうし、コルットは仲間はずれにされると嫌がるぞ?」
言われてみれば、順番に結婚するってのはちょっとアレだな。
誰が一番最初に結婚するかもめるだろうし、コルットも、絶対自分も一緒にするって言うだろうな。
「だいたい、あの子らとの結婚を受け入れた時点で、お前にもう選択肢や決定権なんてないんだよ。どうせ向こうが勝手に決めちまうさ。女ってのは怖いぞ? 気がつけばどんどん外堀を埋めていきやがるからな」
それは、親父さんの経験談なんだろうか。
でもまあ、親父さんの言う通りだろう。
そもそも今回の婚約だって、俺が決めた様に思っていたけど、エリシリアに乗せられただけな気もする。
「女って、怖いんだな」
「ああ、怖いぞ? だがいいもんだ」
親父さんが振り向いて、笑った。
俺も思わず、笑ってしまう。
「コルットを頼むぞ、我が生涯最高の弟子にして、将来の我が息子、リクト」
「ああ、全力で最高の人生にしてみせるよ、親父」
俺と親父は、お互いの拳を突き合わせた。
親父、か。
俺は元の世界の、疎遠だった両親を思い出す。
いつか、元の世界の両親にも、ちゃんと話がしたいな。
怒られるだろうな。元の世界を放って、別の世界で幸せになる、なんて言ったら。
しかもキッカケが、電車で神様に痴漢されたから、だ。
改めて考えると酷い話だった。
だけど、元の世界とこっちの世界、どちらかを選べと言われたら俺は、この世界を選ぶ。
ゲームもネットも無いけど、ここにはユミーリアが、コルットが、エリシリアが、マキが居る。
ランラン丸と……この世界で出会った人達も居る。
神様は元の世界には戻せないと言っていた。
元の世界に戻れない分、俺はこの世界で、幸せになる、最高の人生を目指すんだ。
父さん、母さん、ゴメンな。俺この世界で、幸せになるよ。
俺は空を見た。
元の世界とは違って、たくさんの星が瞬いていた。
「はい、アナタ。お尻を出して」
宿に戻った俺達を待っていたのは、笑顔のコルットのお母さんだった。
「いや、これはどうしても必要だった事でだな?」
「ええわかっているわ。だけど、それとこれとは話が別。リクトさんが相手じゃなかったらアナタ、死んでたわよね?」
コルットのお母さんは笑顔だったが、とても怒っていた。
「み、見てたのか?」
「ええ、みんなで見てたわよ? ね?」
後ろに居たユミーリア達がうなずいた。
マジか。集中してて全然気がつかなかった。
「というわけで、おしおきよ? ほら、お尻をこちらに向けなさい」
「いや、せめてコルットの前では」
「ダ・メ」
お母さんの迫力に負けて、親父が尻を向けた。
そしてその尻を、手に持ったフライパンで、思いっきり叩いた。
「ぐおおお!」
「めっ!」
「ぐおおおおお!」
おお、これが本場の、めっ! か。
俺は以前、ウミキタ王国でコルットが見せた、めっ! を思い出した。
「おにーちゃん」
コルットが俺のズボンを引っ張った。
「ん?」
コルットが目を閉じる。
そして、俺の尻を……引っぱたいた。
「ぬおっ!」
「めっ!」
コルットの本気の平手打ちは、メチャクチャ痛かった。尻が割れるかと思った。
「えへへー。おーさんとおかーさんと一緒」
そしてコルットは、ニッコリと笑う。
「これで、おにーちゃんとも仲良し!」
ああそうか。コルットにとってこれは、男女でやる分には仲良しの儀式なんだな。
でも痛いから今後はカンベンしてほしい。
俺は尻を撫でつつ、何度も尻をぶたれる親父さんを見ていた。
親父さんは痛そうだが、確かに見ている分には、幸せそうだった。
俺達はその後、マイホームへと帰った。
今日はコルットも一緒だった。
コルットのお母さんに、今日はそっちで寝なさいと言われたからだ。
まあ、たまには二人っきりになりたい時もあるよな、うん。
「リクト様、おそらく二人は、今夜」
「ええい、それ以上言うな!」
マキが不適切な言葉を言おうとしたので、手で口をふさいだ。
「ぷはっ! 酷いですリクト様、私はコルット様の妹か弟が出来ますねと」
「だから言うなって!」
あの二人はこれから俺の親になるんだ。そういう事を言うのはカンベンしてほしい。
どうしてもマキはエロネタにいきたがるよな。元がエロゲーキャラだからか?
「そこでリクト様、私達も今夜、どうでしょう?」
「どうでしょうじゃねえよ。邪神を倒すまではダメだって言ってるだろう?」
マキがションボリしていた。
やったら絶対おぼれる。邪神の事とか絶対どうでもよくなる自信がある。
だから俺は自分の中で、邪神を倒すまでは結婚もそういう事もしないと誓ったのだ。
どこまで俺の理性が持つかはわからないけどな。
俺達はマイホームに帰った。
マイホームに入って人の姿になったランラン丸と、アーナがソファにダイブする。
俺達は飲み物を用意して、それぞれ椅子に座る。
気まずい空気が、マイホームを支配していた。
「り、リクトと、婚約、したんだよね?」
ユミーリアが俺をチラチラ見てくる。
先ほどから何回も同じ事をつぶやいている。
エリシリアも、顔を赤くしてこちらをチラチラ見ていた。
マキは真っ直ぐに俺を見つめている。
コルットは……ランラン丸とアーナと、楽しそうに話をしていた。
勢いで婚約発表会なんてのに乗ってしまったが、改めて考えると俺達、婚約したんだよな。
というかだ、結婚してくれって言ってしまったからな。完全にプロポーズだった。
今さらながら恥ずかしくなってきた。
おそらくユミーリア達も同じ気持ちだろう。お互いの顔を見づらい。
「ねえ、リクト」
ユミーリアがついに、俺に話しかけてきた。
「後悔、してる?」
「してない」
即答した。
後悔なんて、しているわけがない。
「そっか……うん、そうだよね」
ユミーリアが椅子から立ち上がり、俺の方に来て、頭を下げた。
「リクト、これからも、よろしくお願いします」
俺も思わず椅子から立ち上がり、頭を下げる。
「こ、こちらこそ、よろしくお願いします」
お互い頭を下げて、顔をあげる。
「えへへ」
恥ずかしそうに笑うユミーリア。それはまるで、天使の様だった。
「わ、私もだ! 私もよろしく頼むぞ!」
エリシリアがあわててこちらに頭を下げてくる。
「ああ、よろしく頼む、エリシリア」
「むう……すでに余裕か。ユミーリアに先を越されてしまったな」
むくれるエリシリア。
なんだか愛おしくなり、俺はエリシリアの頭を撫でる。
「わっ! な、なんだいきなり」
「いや、可愛いなって思って」
エリシリアの顔が真っ赤になった。
「リクト! 私も!」
ユミーリアも頭を前に出してくる。
俺は苦笑して、もう片方の手で、ユミーリアの頭を撫でる。
「えへへー」
「むう、ズルイぞユミーリア」
エリシリアが俺に頭を撫でられながら、ユミーリアを見る。
「ズルくないよ? 私、リクトのお嫁さんだもん」
「私だってリクトの嫁だ」
「うん、一緒だね」
「……ああ」
二人が微笑みあった。
ああ、いいな。ほんとこの二人のコラボは素晴らしい。
二人が仲良しなだけで、俺の心が満たされる。
「リクト様、次は私も」
「おにーちゃん! わたしもなでなでしてー!」
マキが、コルットが、手をあげてこちらに来る。
俺は二人を撫でて、幸せを感じていた。
「ランラン丸はいかんのか?」
「拙者はリクト殿の嫁ではなく、相棒でござるからな。良いのでござるよー。もっとも、このポジションは誰にもゆずらないでござるがな」
ランラン丸とアーナはソファでダレていた。
こうして俺達は、婚約者パーティとなった。
次の日、ツヤツヤになったコルットのお母さんと、ゲッソリした親父さんにあいさつした後、俺達は再び、空飛ぶ島オチルデへ向かう事になった。
俺はマイホームのマップ機能で、オチルデの長老の家の近くを、出口に設定する。
扉をあけると、そこには……
「いちっ! にっ! いちっ! にっ!」
ふんどし一丁で、タオルで尻を磨く男達が居た。
俺は思わず扉を閉めた。
「ど、どうしたのリクト?」
突然扉を閉めた俺に、ユミーリアが不思議そうな顔をしていた。
「とても嫌な光景を見た気がする」
俺はもう一度、今度は少しだけ、扉をあける。
「いちっ! にっ! いちっ! にっ!」
やっぱり、ふんどし一丁で、タオルで尻を磨く男達が居た。
俺は再び扉を閉める。
「なんでだよ! なんなんだよあいつら!?」
プリムチ族には尻を磨く習性でもあるのだろうか?
どちらにしても、気持ち悪い光景だった。
とはいえここでこうしていても仕方ないので、俺は扉をあけて、外に出た。
尻を磨くプリムチ族達を見て、ユミーリア達も固まった。
「ん? おお、シリトか!」
俺を見て声をかけてきたのは、プリムチ族の中でもひときわ大きな身体の、プリカイザーだった。
誰がシリトだ。ていうかお前まで間違えて覚えてるのかよ。
「というか、お前ら何やってるんだよ?」
俺はジト目でプリカイザーを見る。
「これか? ははっ、お前の尻に感化されてな、あれから毎朝みんなで尻を磨いて、尻の美しさを極めようとしているんだが、どうだ? 少しは綺麗になったかな?」
そう言って尻を見せ付けてくるプリカイザー。見たくねぇ。
「い、いいんじゃないかな?」
俺はそう言って目をそらした。
「それでどうした? 忘れ物か?」
忘れ物か、そう言われればそうだろう。
「ちょっとな、長老は居るか?」
「ああ、中でお茶を飲んでるよ、気にせず入ると良い」
長老の家までの進路をあけてくれるプリムチ族達。
道をあけてくれた後、俺達に見せ付けるように、再びタオルで尻を磨き始めた。
俺達は尻を磨き続けるプリムチ族を尻目に、長老の家に向かった。
「しかし、この島まで一瞬で来られるとは、ほんとにマイホームは便利な力じゃのー。さすがはリクトじゃ」
アーナが歩きながら、俺のマイホームに改めて驚いていた。
アーナのマイホームでのはしゃぎっぷりはすごかった。
まあ、この世界には無いものばっかりだもんな。
特にソファがお気に入りだった。ランラン丸と二人でソファがいかに人を駄目にするか語り合っていたくらいだ。
「マイホーム、ランラン丸、そしてお主の尻の力。驚く事ばかりじゃわい」
アーナがこちらを見てくる。
まあ、マイホームの事もランラン丸の事も、ずいぶん知っている人が増えたからな。今さら隠す事もないとは思った。
かといって、いたずらに広める気も無い。
「アーナ、俺の能力やランラン丸の事なんだが」
「わかっておるよ。不用意に広めるつもりは無い。というか、わしが言うのもなんじゃが、あんまり簡単にさらすでない。争いの火種になるぞ」
うわ、アーナに注意されてしまった。なんかむかつく。
「まあ、わしもその、なんじゃ? 将来の嫁になるわけじゃし? わしは良いのじゃよ?」
「は?」
アーナが寝ぼけた事を言っていた。
「俺はお前を嫁にする気はないぞ?」
「なぜじゃ!? わしほどの優良物件はおらんぞ?」
「いや、そこに居るし」
俺はユミーリア達を指差す。
「ユミーリア達の方がはるかに優良物件だと思うぞ」
「ええいこのおノロケさんめ! もう良いわ!」
アーナがプイッと顔をそむけた。
うん、放っておこう。話が進まん。
俺はアーナを無視して、長老の家に入った。
「いいの? リクト」
「ああ、メンドクサイから放っておこう」
「あはは……」
ユミーリアが苦笑する。可愛い。超絶可愛い。
やはり嫁にするならこうでないと。イロモノはいらんのだよ、イロモノは。
「おや? リクト殿ではないか? なんじゃ、忘れ物か?」
俺達に気付いた長老が話しかけてくる。
長老は俺の名前、ちゃんと覚えてくれてるんだな。
「忘れ物と言えばそうだな。ここに来た本来の目的を忘れてた」
俺の言葉を聞いて、長老が首をかしげる。
「そういえば、そもそも何しにここに来たんじゃ?」
オイオイ、長老も今さら気付いたのかよ。
「実はな、ここにある勇者の装備を回収しにきたんだ」
「ああアレか。そういえばお主、勇者じゃったな」
長老がユミーリアを見てうなずいた。
「は、はい! あの、その勇者の装備なんですけど、どこにあるかご存知ですか?」
ユミーリアが遠慮がちに長老に話しかける。
長老はしばらく考えた後、顔をあげた。
「もちろんじゃ、案内しよう。ついてこい」
俺達は長老について外に出て、今度こそ勇者の装備がある場所へと向かった。




