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ロロア魔王国を発展させるナギサ

ナギサ達が到着した。


(ナギサ)

何故だ!全て終わっている!出番が無かった(涙目)


(ロロア魔王国近衛騎士団副団長 ケイン・アイリス 鬼族 ふたなり)

本気で言ってます?


(ロロア魔王国近衛騎士団団長 ショウ・クルト 熊獣人 男装)

あんなの見たヤツらから聞いた話や噂が立ったらこうなるわな。


(ロロア魔王国筆頭魔道士 アリス・ケインズ ダークエルフ 男の娘)

歯向かう自殺志願者は居ませんよ。



勇者達が出迎えに来た。


(勇者①:男)

全て終わりました。


(ナギサ)

よくやった。

で、これからなんやけど、"反戦派"か"不干渉派"から次の国王とか重鎮を選んで。

それが済んだら、和平会談ね。

賠償金は請求されるけど、仕方ないね。

まぁ、一応口添えはするけどね。

ケジメは必要だから。


(勇者①:男)

はい。



という事で、準備ができたら和平会談と打ち合わせをしてロロア魔王国に戻るナギサ達。

女王と謁見する。


(ロロア魔王国女王 カイン・ロロア サキュバス)

この度の働き、大義であった。

で、今後の其方の処遇だが……


(近衛騎士団団長 ショウ・クルト)

恐れながら申し上げます。

ナギサは我が国を発展させたいと申しておりました。

それをさせるのはどうかと……


(カイン・ロロア女王)

ほう、どのようにだ?


(ナギサ)

そうですね。

インフラの整備、食料事情の改善、馬車の改良、娯楽の投入とかかな?

手始めにこの王宮をしようかと。

それで必要というなら、少なくとも女王派閥まではやりたいかな。

後、王都でやりたい事もあるし。

ただ、これはお金がかかるんよね。

それの調達が悩みかな。


(ロロア魔王国宰相 ガンナ・コリン エルフ 男)

王都で何がやりたい?


(ナギサ)

貧民街への炊き出しと勉強会。

子供は親を選べない。

だからって諦めてほしくない。

できれば学校もやりたいけど、そこまでの資金調達は目処がつかない……


(ガンナ・コリン宰相)

何故そう思う。


(ナギサ)

ボクの生まれは良くない。

職に就いて生活面は改善されたけど、金持ちとはほど遠い。

だからお金の無い辛さや惨めさは身に沁みて分かる。

未来ある子供達にはそうなってほしくない。

だから教育は無償でやりたい。

治癒院も安くしたいし、入院できる病院、介護できる老人院も作りたい。

所得に応じて払える範囲で使えるように。

看病や介護で将来を諦めてほしくないから。


(ガンナ・コリン宰相)

壮大な話だな。


(ナギサ)

ですよね……でも、できるならやりたい。

せっかく"チート"があるんだ、使わない理由は無い。


(ガンナ・コリン宰相)

という事は、"異世界の知識"を投入すると。


(ナギサ)

ある程度は。

やり過ぎて取り返しのつかない事にならないように気はつけるけど。


(ガンナ・コリン宰相)

やり過ぎ?


(ナギサ)

例えば空!

ここは聖域にしたい。

限られた者だけが使えるように。

それこそ"異世界の知識"を投入すれば、訓練さえしたら、誰でも飛べるようになる。

しかも魔道士が飛べない高さまで。

速度も速い。

でもそれやると、防御は?

魔法の届かない高さから岩や瓦礫が降ってくるんだよ?

こんな事になったら、クーデターでも起こったら、取り返しがつかない。

あくまで有事は有事、普段は手を出したらマズい。

あの武器だってそう。

あんなの敵の手に渡ったら……


(近衛騎士団団長 ショウ・クルト)

あの武器が敵に渡る……(冷汗)


(近衛騎士団副団長 ケイン・アイリス)

そんな、恐ろしい……


(筆頭魔道士 アリス・ケインズ)

あっと言う間に数百の兵士を肉片に変えた武器が敵に……


(ナギサ)

あれはボクが管理する。

いざという時には使おう。

常備するには危ない。

模造されたら終わりだ。


(近衛騎士団団長 ショウ・クルト)

それは頼む、あんなので攻撃されたら堪ったもんじゃない!


(ガンナ・コリン宰相)

そんなに凄いのか?

いや、噂は聞いているが。


(近衛騎士団団長 ショウ・クルト)

噂以上です。

あれで攻撃されたら、守れません。

守りごと粉砕、肉片です。

大体、実戦ではほとんど使っていません。

勇者達が反旗を翻すほどの威力と噂だけでイステリア王国は崩壊したんですから。


(ガンナ・コリン宰相)

なっ……


(近衛騎士団副団長 ケイン・アイリス)

宰相、郊外の鍛練場に行きましょう。

見せてもらえます。



という事で郊外の鍛練場にやって来た。

とりあえず出したのが、実戦で使った武器。


(ナギサ)

機銃班、撃て!


バババババババババ……


大音響と共に土煙が上がる。


(ナギサ)

止め!



土煙が治まった後、悲惨なほど凸凹になった地面が現れた。


(ガンナ・コリン宰相)

・・・は?


(ナギサ)

これ、出番、無かったよね。



小型ミサイルを山なり軌道で発射した。

着弾場所の地面が陥没した。


(ガンナ・コリン宰相)

えっ?


(ナギサ)

これを常備して、模造されたり、盗まれたら、目も当てられないでしょ?


(カイン・ロロア女王)

確かにな。

で、有事の際には出してくれるのか?


(ナギサ)

はい、そのつもりです。


(カイン・ロロア女王)

インフラの整備をやってみてくれ、まずは王宮でな。


(ナギサ)

分かりました。



そう言うと、ナギサは自重なしにやった。

上下水道、灯りにエアコン、トイレ……

足りない物は全てやった。


(ガンナ・コリン宰相)

こ、これが……


(ナギサ)

魔法が使えるから、便利に使いました。

実際には凄い機械が要るところも魔法一発でできましたし。

これと河川工事や街道整備も並行してやりたいんですよ。

女王様が許可した領地なら、こんな感じで。

時間はかかりますが。


(近衛騎士団団長 ショウ・クルト)

凄いな、これは……


(筆頭魔道士 アリス・ケインズ)

魔法の理論からしたらそうなんだけど、それを具現化できるのが凄い。

これは気づかなかった。


(ナギサ)

どんな感じですかね?


(ガンナ・コリン宰相)

か、完璧だ、これを王都全域に?


(ナギサ)

ええそうです。

貧民街も含めて。

後、女王様の依頼のある領地と。

その後、農地や漁港を見て回って、テコ入れできればそれも。

とりあえずインフラを先にやりますが。

娯楽の投入はその後ですね。


(ガンナ・コリン宰相)

それなら我が国は考えられないほどの発展をとげるな。

是非やって欲しい。


(ナギサ)

分かりました、時間はかかりますが、やります。



そう言うと、まず王都全域に取り掛かった。

やはり人族だ、周りからは良い感情は受けない。

しかも自分の家に入ってくるんだ、相当抵抗がある。

それを見越して近衛騎士が護衛に付いた。

しかし、完成を見た王都民達は度肝を抜かれる。


(王都民 熊獣人 男装)

ま、マジか……こんなのお貴族でも無いぞ(驚)


(王都民 狐獣人 女)

お、お風呂が簡単に入れる。

これじゃあ毎日でも入れるわ。



まずは王宮周辺をやった。

噂が立ったところで貧民街に向かう。


(貧民街住民 鬼族 男)

人族が何の用だ。


(ナギサ)

整備に来ました。

協力お願いします。


(貧民街住民 熊獣人 男)

俺らは立ち退かないぞ。


(ナギサ)

いえ、そんな必要はないです。

巷で話題の整備です。


(貧民街住民 狐獣人 女)

えっ?私達も入っているの?


(ナギサ)

同じ王都に住んでいるじゃないですか。


(貧民街住民 猫獣人 女)

は、はぁ……



そう言うと早速取り掛かった。


(貧民街住民 鬼族 男)

お、おい、これ……


(貧民街住民 熊獣人 男)

凄ぇ〜な……


(ナギサ)

ここの広場って使ってます?

遊び場とか?


(貧民街住民 鬼族 男)

いや、使ってねぇ〜。


(ナギサ)

なら、使うね。



そう言うと、ナギサは大衆浴場を作った。

デカい風呂、シャワー、サウナ付き。


(貧民街住民 熊獣人 男)

おいおい、それって……


(ナギサ)

たまには大きなお風呂でくつろぐのも良いよね。



当然、上下水道完備、公衆トイレも作った。

土は浄化し、綺麗にする。

道も見違えるように綺麗になった。

ゴミ集積所も作り、浄化と消去魔法でゴミだけを処分できるようにした。

井戸も浄化し、飲めるようにする。

それ以前に、各家の水道から飲める水が出る。

魔石での調整でお湯も冷水も出る。

消去魔法、浄化魔法を惜しげもなく使っているからだ。

掃除はクリーン魔法で一発だ。


(貧民街住民 狐獣人 女)

あわあわあわあわ……


(貧民街住民 鬼族 男)

貧民街がお貴族街になったぞ。



この噂も広まるのが早い!

貧民街にナギサが来ると、待ってましたとばかりに歓迎される。

そして出来上がりに感動する。


(ナギサ)

とりあえず終わったね。

次は庶民、いくよ!



そう言うと、庶民街に取り掛かる。

中には抵抗感のある者も居たが、近衛騎士が来るので渋々従った。

しかし出来上がりに感動して、感謝された。

もはやこの事を知らない者は居なくなった。

それだけにどんどん作業はスムーズに進んだ。

そして出来上がるのに1年かかった。


(ナギサ)

ふう……出来た。

これで王都は終わった。

運河もやったし、これで完璧だと思う。

他があったら言ってね。


(近衛騎士 熊獣人 男装)

はっ、ははぁ〜!!



これを見た女王も宰相も感動した。


(カイン・ロロア女王)

見違えるようになったな。


(ガンナ・コリン宰相)

これを許可が出た他領にもやるのか。


(カイン・ロロア女王)

我の派閥全部にさせよう。

皆、度肝を抜かれるぞ(笑)



その後、ナギサは許可が出た領地をして回った。

数が多い、完了まで20年かかった。


(ナギサ)

次は食料事情の改善ですね。



移動中に通った街道は整備した。

細かいところは要望を出して欲しいという事で。

ナギサは働いて働いて働いて働いた。


(近衛騎士 熊獣人 男装)

なぜそこまで無理を……


(ナギサ)

ボクはいい歳になった。

やはり寿命があるみたい。

"転生チート"も"不老"までは無かったみたい。

なら、生きてるうちに仕上げないと間に合わない。


(近衛騎士 鬼族 男の娘)

そんな……確かにそうですが……



寝る間も惜しんで取り掛かるナギサ。

回復ポーションはがぶ飲み、回復魔法は当たり前。

"エネルギーチャージ"という体力回復の魔法も見つけると、それも多用した。

それはもう、周りが気が気でならないほどに。

農村に着くと、早速改良に取り掛かる。

どうも"肥料"の概念が無かった。

そこで、まず"肥料"について教えた。


(農夫 熊獣人 男)

なるほどな、理にかなってる。

土が問題か。

分かった、早速取り掛かる。


(ナギサ)

まずは"腐葉土"で。

それが作れるスペースと魔法陣を設置しておきます。

他の村が来たら、分けてあげてください。

魔法陣は渡しておきます。

足りなくなったら言ってください。


(農婦 狐獣人 男装)

分かったが、なんでそんなに焦るのじゃ?


(ナギサ)

結果が出るまで収穫までかかります。

だからです。

どうも私には寿命があります。

死ぬ前に仕上げないと意味ないですから。


(農夫 鬼族 男装)

お前、そこまでして俺らの事を……


(ナギサ)

後、"ブランド化"、いわゆる差別化ですが、それは"肥料"を工夫してください。

果物だけを"肥料"にするとか色々と。

そうすれば、品質が変わるはずです。

上手くいけば、高値で取引きされ、儲かります。


(農夫 狐獣人 男)

そん時は教えてくれよ……


(ナギサ)

生きていれば。


(農婦 犬獣人 女)

そんな事言わないで……


(ナギサ)

老化を止める、もしくは若返る方法がまだ見つからないんですよ。

だから、それも探しながらですが、時間のある間にしないと……



そう言うと、次は漁村に向かった。

いわゆる"養殖"の伝授だ。


(漁師 鬼族 男)

こんな方法……神への挑戦だ。


(漁師 熊獣人 男装)

しかし、成功すれば、漁獲量が安定する。

オレらの生活も楽になる。


(ナギサ)

次、"陸上養殖"ですが……


(漁師 鬼族 男装)

はぁ?陸で魚??



ナギサは惜しげもなくポチり、設備を投入する。


(漁師 熊獣人 男)

なんじゃこりゃ?


(ナギサ)

陸上で魚を育てる装置です。



仕組みを説明するナギサ。


(漁師 熊獣人)

なんだそれ?お貴族の水槽か?


(ナギサ)

イメージは当たってます。

だから外敵から守られるんです。

ただ、魔石も使うので高価になります。

高級魚に限ってやりましょう。


(漁師 鬼族)

分かった。


(ナギサ)

後、天然物も獲ってください。


(漁師 鬼族)

なんでだ?


(ナギサ)

これからは"養殖魚"がメインになります。

"天然物"というブランドを作りましょう。

ブランド好きが飛びつくかも(微笑み)


(漁師 鬼族)

なるほどな(ニヤリ)


(ナギサ)

後、ブランド化の仕方ですが……



やり方を教える。


(漁師 鬼族)

なるほどな、農村でやってるのと同じ理由だな。


(ナギサ)

ええ、そうです。

後、海女漁なんですが、こんなのを作ってみました。



水中ゴーグルに水揚げする大きさまで育ったのが表示されるようにしていた。


(ナギサ)

なんか皆さんの経験を蔑ろにするみたいで気が引けるんですが……


(海女 狐獣人 女)

何言ってんだい。

これなら大幅に漁の効率が上がる。

ありがたく使わせてもらうよ。


(ナギサ)

それと海藻なんて獲ってます?


(海女 猫獣人 ふたなり)

そんなもん、獲ってどうするんだい?



そこでわかめ、アオサ、昆布、海苔を教える。


(海女 狼獣人 ふたなり)

こんなもんが食べれるなんて……


(海女 猫獣人 女)

この昆布とかいうの、良い出汁でるわ。

煮てよし、食べてよし、乾物もよし、凄いね。


(ナギサ)

海藻の養殖方法は分からないので、獲り過ぎには注意してください。


(海女 猫獣人)

分かった、任せんしゃい。



次、山村部。

木目の均一化、キノコ、山草の量産化、ブランド化を伝授。

もちろん天然物も必要と説明。

そこからとんぼ返りで漁村に行き、塩の作り方を伝授する。


(漁師 熊獣人 ふたなり)

し、塩だ!しかも真っ白な塩だ!



もちろん"ブランド塩"の作り方も伝授する。

農村、山村部と連携してもらうように話をつける。

後、海水の状態にも注意するように伝える。

そして農村へ。

米、大豆の使い方を教える。

美容品から酒、味噌、醤油、漬物。

必要な設備はポチり、魔法で改良し、設置して回った。



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