はじまり
私の初作品です!
是非読んで頂けたら嬉しいです♪
「白鳥雪姫、歌声は聞く人全員を魅了し歌で右に出るものはいない、ダンスは文句のつけどころがなく、何よりも溢れ出るオーラがほかのアイドルたちとは比べ物にならない全てを兼ね備えた才能の持ち主、光を纏い、ステージに選ばれた者か、、、」
⭐️~はじまり~
「みんなーやっほー!準備はできてるー?いっくよ〜!!」
「ワァーーー!ユキーーー‼︎ キャーー! ユキチャーーン‼︎」
会場にいるみんなが水色のペンライトを振っている。
空気が、会場が揺れるほどの凄まじい声援。そのステージにいるのはトップアイドルであり私の姉、白鳥雪姫だ。おねえちゃんはみんなが認めるトップアイドルの1人。今日はおねえちゃんの2周年記念ライブ観客はなんと3万人もいる。たったの2年で3万人も集められるアイドルは片手で数えるほどしか見たことがない。
「次の曲はSnow Lightです!」
本当におねえちゃんはすごいなぁ、そんなことを思っていると次の曲のイントロが始まる。この曲は私が大好きなバラード系の曲だ。この曲を聴くと自然と元気が出るそんな曲、おねえちゃんは凄く歌が上手で歌い始めた瞬間に会場にいる全員がおねえちゃんの歌に引き込まれる。アリーナ席で応援していた私はおねえちゃんと目が合った気がした。今までに見たことがないくらいすっごい輝いて見えた。まだ15歳の白鳥姫花、私はこの時アイドルとしてのおねえちゃんに憧れを持った。
「私もアイドルになりたい、、、」
⭐️~1週間後~
「おねえちゃんおはよー!!」
「おはよー 姫花は今日も元気だね〜笑」
といつも通りの白鳥家。しかし今日は大好きなおねえちゃんと練習する日、調子は絶好調だ。トップアイドルであり凄く可愛くて運動も勉強もなんでもできてしまうおねえちゃんは私の小さい時からの私の憧れ。
「おねえちゃん早く準備して!」
「ごめんもうちょっと待って〜」
という感じで話していると
「姫花ごめん今日仕事入っちゃった。レッスンまた今度ね!絶対に!ケーキも奢るから!」
「え〜嘘でしょー?まぁ仕方ない。お仕事頑張ってね!ケーキ絶対だからね!」
本当に最悪だぁ。そんな会話をしているとおねえちゃんの迎えの車が来た。
「いってきまーす!」
おねえちゃんは家を出た。よし切り替え切り替え!1人だけどレッスンはしなくちゃ。絶対におねえちゃんみたいなアイドルになるんだもん!
そんな感じで2時間みっちり練習をし、家に帰った。
すると忙しない様子でバタバタとしていたパパとママ、悪い予感がした。急いでどうしたの?って聞くと。
「雪姫が事故にあったらしい、、これから病院に行くぞ姫花。」
早口に言われた、頭が真っ白になった。
3人で急いで病院に向かった。着いた瞬間に走っておねえちゃんの病室に向かった。
「ピーピーピーピー、、、、」
「おねえちゃんは?」
「残念ですが、白鳥さんはたった今お亡くなりになられました。」
ショックで病室を飛び出した。どうしたらいいか分からなかった。涙が止まらない。
しばらく公園のブランコに座っていた。もう19時、家には帰りたくなった。きっとパパもママも心配してる、でも家に帰るとおねえちゃんを鮮明に思い出しそうで怖かった。
数日後、おねえちゃんの事故は驚くほどのスピードで世間に広がった「トップアイドル白鳥雪姫の事故」という内容だった。テレビやネットニュースでは数日間その話題で持ちきりだった。
私はそれを見たくなくてテレビ、スマホは怖くて見なかった中学にも行けなかった。
憧れだったおねえちゃん、目標とするものも無くなった。何もやる気が起きない、、、
私このままアイドル目指しててもいいのかな、、、
だけどおねえちゃんはこんな私を絶対に望んでないはず。
それから私は学校にも復帰して、必死に練習をした、歌もダンスも死ぬ気でがんばった。
「絶対におねえちゃんを超えるトップアイドルになる。おねえちゃん待っててね。」
⭐️~半年後~
今日はほんとに寒い、本格的に冬始まってきたなぁ
そんな感じで街を歩いていると、
「お姉さんアイドルになりませんか?」
突然綺麗なお姉さんに声をかけられ名刺を差し出された。よく見るとおねえちゃんが前所属していたアイドル事務所、雪沢プロダクションだった。
「え、」
私は驚いた。お姉さんは少しでも興味があったら電話してね!と言って去っていった。
名前は、、、清水 清花さん?しみず さやか、え?ちょっと待って、あの昔ちょー有名だったモデルの!?
まさかの出会いでさらに驚いた。実はアイドルになる為に練習を重ねていた私だが、まだ事務所に入っていなかった、ママと事務所に入るのは高校生になったらと約束していたからだ、でもまさか雪沢プロダクションにスカウトされるなんて、、、
おねえちゃんが亡くなってからあんまり嬉しいことがなかったけど、この出会いは奇跡だと思った凄い嬉しかった。
家に帰って急いでママにこのことを話した。ママは驚いていたおねえちゃんが亡くなって以来こんな明るい私を見たのは久しぶりだからだ。
「今は大切な受験期、受かったら姫花の好きなことやりたいことをやりなさい。」
ママは笑顔で良い返事をくれた。私はアイドルの練習をしながらもさらに勉強を頑張った。そして目指していた学校である鈴蘭女子学院に見事に合格することができた。
⭐️~春~
ついに私も高校生!やっと事務所に所属できる!と思いながら高校の門をワクワクしながらくぐった。おそらく入学式でこんなことを思っているのは私だけだろう。と苦笑いしながら入学式を終えた。この学校は5クラスあって学力順に振り分けられている。
「えっと私はB組だ」
ぼそっと呟くと隣から
「えー!私もB組だよ!一緒に行こ!」
と声をかけられた満面の笑みで私のことを見ている、ちょっと苦手かも、と思いながら2人で歩いて教室に向かった。
「名前はなんて言うの?私はね星咲夢叶だよっ!」
「私は白鳥姫花だよ」
「ひめかちゃん?え名前めっちゃ可愛い!」
と言われちょっと照れる。よく見るとこの子めっちゃ可愛いなと思っていると教室に着いた。ゆかちゃんはいろんな子に声をかけていて凄いなと横目で見ながら、席に着いてにぼぉっと外を眺めているうちにその日のホームルームは終わり帰ることになった。
うきうきしながら帰り道を歩く、なぜかと言うと今日は清水さんに貰った名刺に電話をかける日だからだ。やっと待ち望んだ高校生!早く事務所に入りアイドルとして活動したかった。
家につき、貰った名刺と電話を手にとり緊張しながらも電話をかけた。
「もしもし、清水清花さんに名刺をもらった白鳥姫花と言います。」
「スカウトされた方ですね!いつ来れますか?簡単なオーディションを行いますので今週、来週中5時過ぎならいつでも良いのできてください。」
「わかりました。では明日の5時頃伺わせていただきます。」
その後簡単なやり取りをして電話は終了した。
わぁ、凄い緊張した。と一息つくと、明日のオーディションに向け練習を始めた。
⭐️~オーディション~
次の日学校が終わりすぐに雪沢プロダクションに向かった。オーディションは私を含めて2人だった。そのもう1人は同じ人間とは思えないくらいに綺麗な子だった。落ち着いた印象でふと見ただけで冬を連想させるような子だった。
審査員らしき30代くらいの女性が部屋に入ってきた、オーディションが始まる。
「では白鳥さんから名前、年齢、得意なことを言ってください、」
オーディションの審査員の人が言った。
「名前は白鳥姫花、年齢は16歳です。得意なことは歌です!よろしくお願いします!」
「それでは次白銀さん」
「白銀深雪です、年齢は17、得意なことは歌です。」
「あら、2人とも歌が得意なのね!まずダンスからお願い。」
白銀さんはなぜか自信なさそうに言った。まあ気にしても仕方がない!今は集中!私からだ、ダンスはあんまり自信がないけど、今まで練習して来たことをすれば大丈夫!と思いながら無事に踊り切った。次は白銀さんだ、なんでもできそうな雰囲気とは裏腹にダンスは酷いものだった。足と手のタイミングはバラバラだし何より音と物凄くズレている、ダンス未経験なのかな思い私は次の歌に向けて心の準備と最終確認を始めた。
次は歌だ。歌には自信があるおねえちゃんに比べればまだまだだけど、私は今まで死ぬほど聞いて来た大好きなおねえちゃんの曲「〇〇」を歌った。緊張していたけど今までで1番良かったと思う。審査員の反応にも手応えがあった。
次に白銀さんが歌った。音程も外すしたまに声もぶれる、技術はまだまだだったけど部屋全体に隅々まで透き通るような声、すごく綺麗だった。思わず聴き惚れてしまった。
「ではこれでオーディションを終わりにします。後日結果報告の電話をさせていただきます。お疲れ様でした。」
という感じでオーディションが終わった。帰る支度を済まし廊下を歩いているとその事務所のアーティスト一覧という感じでポスターがずらっと並んでいた。それを横眼で眺めながら歩いているとおねえちゃんの白鳥雪姫のポスターがあり立ち止まった。
「私も絶対におねえ」
「絶対になんですか?」
後ろを振り返ると白銀さんがいた。しまった恥ずかしいと思いながら顔を真っ赤にして、走ってその場を離れた。
「白鳥さんってもしかして、、、」
家に帰った私はしまったやらかしたーと思いながらベットに顔を埋めた。にしても白銀さんすっごい可愛かったな〜モデルさんかななど色々考えてその日は眠りに落ちた。
⭐️~数日後~
雪沢プロダクションから電話がかかって来て結果は見事に合格。今日はママと一緒に雪沢プロダクションに行き話を聞いたり手続きをする予定だ。そして今雪沢プロダクションの目の前にいる。少し緊張しながら受付に行きミーティングルームみたいなところに通された。少し待っていると、私に名刺をくれた人スカウトしてくれた人。清水清花さんが入って来た。
「オーディション合格おめでとう!!やっぱり私の目に狂いはなかったみたいね!」
と言われ嬉しくなった。
「もしかしてさー姫花ちゃんって雪姫の妹??」
突然おねえちゃんの話が出てびっくりした。だけど私は落ち着いて、
「そうです。おねえちゃんみたいなアイドル、いえ、私はおねえちゃんを超えるトップアイドルになります!」
するとママと清水さんがニコニコしながら私を見て、その後2人で目を合わせて大笑いし始めた。私は何が何だか分からず困惑していると清水さんが、
「実は私雪姫のマネージャーだったのその時にあなたのお母さん真帆さんと知り合ったのよ。今回は姫花あなたのグループのマネージャーに任命されたのよ!奇跡かしらねぇ笑」
「清水さんがおねえちゃんのマネージャー、、、」
私はさらにびっくりした。横に座ってるママもずっとニコニコしてる。すると、
「姫花隠しててごめんね。姫花が私に見せてくれた名刺を見た時私も凄く驚いたわ。」
「あ、名前は清花で良いわよ!まあとりあえずこの話は後にして早速姫花が今後活動するメンバー達にに会ってもらうわ!」
と言われいっきに緊張して来たまさか今日メンバーに会うとは思ってなかったからだ。ドキドキしながらA studioと書いてある部屋に案内され入った。
⭐️~仲間~
「あっれ〜!ひめかちゃんだぁー!運命?運命だよねー!まさか最後のメンバーがひめかちゃんだったなんて!!」
びっくりした入った瞬間同じクラスの星咲 夢叶にちゃんがいたからだ。その隣には見惚れてしまうほど綺麗なオーディションで同じだった白銀さん。ともう1人は誰だろう、めっちゃ可愛いのとなんか雰囲気がふわふわしててとりあえず可愛い。
「白鳥さん、同じチームになることができてすごく嬉しいです。」
と相変わらず落ち着いている白銀さん。
「白鳥姫花です!みなさん今日からよろしくお願いしますっ!」
「じゃあせっかくだし自己紹介を始めましょう!私はあなた達のマネージャーを任されることになった。清水 清花よみんなよろしくね!私のことはさやかと呼んでちょーだい!」
と満面の笑みの清花さん。次に
「はーい!次じゃあ私!星崎夢叶ですっ!鈴蘭女子学院高校1年の16歳!得意なことはん〜ダンスかな!呼び捨てで呼んで欲しいかも!みんなよろしくねっ!」
という感じで相変わらずテンション高くてギャル味のある夢叶ちゃん。学校では初日に話して以来あんまり話していない、夢叶ちゃんはみんなから人気だ。
「私は白銀深雪と申します。雪見沢高等学校2年生の17歳です。みなさんよろしくお願いいたしますします。」
と何回も言うけど深雪ちゃん本当に顔面が強すぎる。可愛いすぎる!
「次は私ね〜朝比奈彩奈です。 鈴蘭女子学院3年の17歳よ。私が1番年上かな?よろしくね〜」
まさかの同じ学校にこんなに可愛い先輩がいたなんてびっくり、そう言えば朝比奈先輩?の名前聞いたことがあったかもなんて思った。次は私の番だ、
「白鳥姫花です!鈴蘭女子学院1年の16歳。トップアイドルになります!」
「おぉ〜それはそれは期待してるよー!うちの過去も現在もNo.1の雪姫を超えるのを、」
私はドキッとした清花さんはニヤニヤしてる、清花さんやったなぁ、とおもいながら私は知らないふりをする。
「よっしゃあーやってやるか!!笑」
「そういうのも悪くないですね。」
夢叶ちゃんと深雪ちゃんも清花さんに乗って意気込んでいる。それをニコニコと彩奈ちゃんが見守っている。
「まぁとりあえず今日は解散!明日からレッスン始めるわよ!」
と清花さんが言い解散することになった。ママは先に帰っていたので家の方向が同じな夢叶ちゃんと帰ることに成った。
「いやぁ改めてだけど姫花ちゃんと同じチームになれてすっごい嬉しい!これからよろしくね!」
「私も夢叶ちゃんと一緒で嬉しいよ!」
「あ、呼び捨てでいいよ?そっちのが楽だし!」
「あ、いや、えぇ笑、じゃあゆか、、」
「うん!そうそう!ひめか!!」
そしてと怒涛の1日が終わった。
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