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ヤエー!初めての4号線走破  作者: 砂糖水色


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13/22

12話 自然体

昔ながらの大衆浴場的な温泉で温まって、髪を乾かして休憩スペースに行くと、先に出ていた、リアムさんがペットボトルの麦茶を渡してくれた。

 自然に笑みが零れてしまう。

というのも、さっきまでジョン・レノンみたいな風貌だったけれど、口ひげを綺麗に剃って、髪を後ろで結んでいる。

今は有村架純と主演してそうな程、清潔感があって現実感が無いくらいかっこいい。

 モデルとか俳優みたい。

そして、どこかで見た事がある気がする。

 

10分ほどおしゃべりをして、リアムさんのダンボールカラーのハイエースの後ろを走ってキャンプ場に戻った。

 

キャンプ場は温泉に行く前よりも更にテントは増えていて、少し賑やかになった。

テントを張っている人だけでも15名以上いそうだ。

何名か女性もいる。


 私の隣は空いていたのでリアムさんもテントを建てて、今日はテント泊をするそうだ。

リアムさんの車の後部座席には大きな望遠鏡が置いてあった。

リアムさんのテントは赤いコンパクトなテントだった。

なんだな懐かしい印象を受けるテントだなぁ、と思っていると、私の父真から譲り受けた物らしい。

 私たち2人でテントの前に椅子を置いておしゃべりしていると先程の外人の夫婦がやって来て旦那さんが言った。

 

「問題ないか?友達と会えたのか良かったな。問題があったら何時でもウチの車に来いよ。」

 

 と今度はゆっくり喋ってくれた。

とても気を使ってくれているのがわかる。

ゆっくり喋ってくれれば、なんとなくは理解できて、アプリを使わないでそれなりに意思疎通が出来た気がする。

それから奥様が今度は見た事のないクッキーを2つくれて夫婦は車に戻って行った。

 

 私たちはどうやらとても気が合うようで、ずっと楽しくおしゃべりをしていた。

 リアムさんの仕事は動画編集がメインで、たまに旅のコラムなどを書いたりしているそうだ。

 動画編集の単価も下がってきたし、いつまでもそれだけじゃ食べていけない可能性があるので、色々チャレンジしている最中だそうだ。

私たちが仲良くおしゃべりをしていると野良猫がやって来て、撫でさせてくれた。

「そういえばミキさんの飼っていたチワワの名前が確かタマだった」

 と言ったらリアムさんのツボにハマったらしく、ずっと笑っていた。


明日私は神奈川に向かって帰るけど、リアムさんはまだマグロを食べていないらしく、もう一泊する予定らしい。

なんとか今日中にLINE聞いておこう。

俺に今出来ることをやるよ。やってやる!

と心の中で決意する。 

時間も遅くなって、2人で炊事場へ行き、歯磨きをしている時にふと我に返った。

 

リアムさんは細身で身長も鼻も高く肌も綺麗だ。要するに、とてもかっこいい。

 なのに、なんだか父と2人でキャンプしている時と同じくらい自然体でいた気がする。

私は今ノーメイクだし。

これはどう見てもカップルだ。

夫婦に見えちゃうかもしれない。

なんだか自然でいられるイケメン。最高なのでわ?

 リアムさんは彼女とかいるのだろうか?


 



  

 


 



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