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夜空の渡り人  作者: 澪露
白龍の愛し子編
118/132

銀の昔話


「えーっと、それでは定例会議を始めます。」


凛桜は集まった烏天狗族の各隊長達、

そして近くに座っている3人の白狐に目を向けた


「銀様、皓火さん、そして錫君。

今回はわざわざ御足労頂きありがとうございます。」


頭を下げた凛桜にヒラヒラと手を振る銀



「良い良い!こちらも用事があったしな。

それに…茨木童子と黒鱗の件から1ヶ月程。

今回が最終報告だろうしな。」


銀の言葉に凛桜は頷く


「はい。今回の会議はそれがメインになるかと…。

では資料の順番で各自報告お願いします。」


凛桜の進行により

各隊長、白狐族からの報告が始まった



「……以上で負傷者の最終報告は以上になります。」


「ん…ありがとう」


凛桜は資料に目を落としながら少し考え込む



怪我人は全体に比べてかなり少ない。

やはり単独行動をしなかったのが吉と出たか…。



「だけど…死亡者がいないとはいえ、重傷者の中には二度と刀を握れなくなった人も出たんだね…。」


その妖は今後自分の生き方を大きく変えないといけない。とても辛い道のりだろう…。



肩を落としている凛桜に雅が口を開く


「まぁそれは戦闘を行うにあたって覚悟の上だろう。今後のケアは必須だがな。」


「そうだね…。

では次の報告をお願いします。」


凛桜は気を取り直し、再度会議を進めていった




――――



会議が終わり、凛桜の執務室へと集まった

凛桜と雅、そして3人の白狐。


「お待たせしました、

皆さん会議お疲れ様でした!」


そこへ雪がお茶と和菓子を持って現れた


「雪、ありがとう!手伝うね。」


凛桜は席を立ちそれぞれにお茶を配り、

皆と一緒に疲れた喉と頭を癒す



「流石にあの量の報告と話し合いは疲れるな。」


しかめっ面でそう話す銀に雪は苦笑する


「でも…わざわざここに集まったって事は

まだ何かあるんでしょう?」


「まぁな…むしろこっちが本題だ。」



銀は湯呑みを机に置き、凛桜へ顔を向ける


「凛桜。あの日、お前の身体で何が起こったのか。

そしてこれからどうすべきかを話そうと思ってな…」


「はい…お願いします。」


銀の言い方からしてあまり良い話ではないのだろう。

だが、ここに各メンバーを揃えたと言うことは

皆にも関わる話ということ…。



「どんな話でも聞きます。

自分に何があったのか知りたいです。」


まっすぐに銀を見つめる凛桜


その目を見て、銀はふっ…と口端を緩めた


「わかった…。ではまずは昔話からはじめようか。

凛桜に宿った力の、根幹になる話だ。」



そう言って語り始めた銀。

そんな中、雅は少し眉をひそめて凛桜を見つめていた



新章、"白龍の愛し子編" 始まりです!!!

この物語の最深部となるお話になります。


夜空の渡り人も折り返し!

また改めてよろしくお願いいたします!

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