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夜空の渡り人  作者: 澪露
妖力解放編
101/132

黒鱗と銀



「お主が黒鱗だな?

なるほど…随分と高度な術を扱っておる。」


術を燃やしながら黒鱗を睨む銀



禁術の中でも高難易度の"魂の移動"

それを単独で行える程の技術とセンス…



「これほどの力を持っていて…

なぜこのような使い方しか出来んのだ!!?」



怒りに歪む銀の顔を見て

黒鱗は静かに微笑む



「なぜ…?わかっているだろう。

誰かが動かなければこの世は人に飲まれる…。

この力は…なんの力も無い人間から世界を守るための力だぁ!!!」


「うぉっ!しまっ………?!」



皓火を押しのけた黒鱗が黒い光を放つ



黒い光は真っ直ぐに銀…ではなく

動かない3人の少女へと猛スピードで向かっていく



「させるか!!」


銀が火の玉で黒鱗の術を弾く



「皓火!この3人を万葉の所まで連れて行け!

まだ何とか息はしている!」

「御意!」



少女達を抱えて屋根の穴から脱した皓火を確認して

銀はゆっくりと黒鱗を見据える



「黒鱗よ…お前達の目的が知りたい。

なぜこんな小娘の計画に協力した?

ただ人の精気が欲しかっただけでは無いだろう?」



銀の質問に肩を竦めた黒鱗


「その言い方…もうわかっているのでは?

長く生きている貴方の事だ。

どうせ以前からあの渡り人が普通ではないと気付いていたのでしょう?」



徐々に間合いを詰める2人



「やはりな……。

だがその割には緩い拘束だったらしいが?

見張りも付けないとは随分詰めが甘い。」


「………はぁ?そんなはず…」



黒鱗が後ろを振り向く


「美花さん……あなたまさか?!」

「……っ!」


駆け出した美花に容赦なく降り注ぐ黒鱗の黒い光



「ちょこまかと…!!」


黒鱗は攻撃を強めるが

冷静に避けながら逃げ道を探す美花



そんな美花の頭に声が響く



〖ミカ!!〗

「要!」


駆け出した美花を抱えて空へと浮き上がる黒いモヤ



「待て!」

「行かせるか…!」



追おうとした黒鱗に火の玉を当てる銀


「グッ……?!く………そ……」


壁に叩きつけられた黒鱗へ距離を詰める銀


「大人しくすればこれ以上の攻撃はしない。」


両手を後ろに…

言いかけた銀は咄嗟に首を反らして攻撃を躱す



「大人しく…捕まる……っ訳がないでしょう?!!」



そう叫んで銀へと攻撃を続ける黒鱗



「そうか……ならば…!!」


銀の周辺の温度が一気に上昇する



「生きて帰れると思うなよ!!」



陽炎に包まれた銀は両手を天へ向け、

大量の火の玉を黒鱗へと放った



最近寒くなったじゃないですか。

銀とか炎使える妖達って暖房代要らないの良いですよね。

私はこたつから出れません。助けてください。

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