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夜空の渡り人  作者: 澪露
妖力解放編
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術の破壊


雅の言葉に固まる皓火


「愛し子って……だってそれだったら黒り

「それは今関係ないだろ。それよりも銀様は?」


雅が辺りを見回す



「多分そろそろ来ると思う。

その前に出来れば小さな鬼達だけでも殲滅したいんだが…あまりにも数が多くてな。」


そう言った皓火のスレスレを火柱が通る



「え?!危なァ?!!誰だよって……」



火柱が出てきた方を慌てて見た皓火は

げんなりした顔で敬礼する



「もぉー…そんなギリギリにやらんでもいいじゃないですか銀様ぁ……」


「なんじゃ…このくらい避けて当然であろう?」


何を言うておる…

キョトンとした顔の銀が雅達の所へと来る


「雅、あれは凛桜で合ってるな?」


「はい……、先程妖力の解放で覚醒しました。」



銀は地上で自身の体を確認している凛桜を見つめる


「そうか。そう……やっと自分の力に気付いたか。

なら今回の戦、勝機は十分にあるな。」



雅を見ながら銀は話す



「先程覚醒したばかりなら力の加減も出来ないだろう。お前が援護してやれ。」


「わかりました。」


「よし。私の部隊もそろそろ到着する。」


銀は闘気を燃やした目で辺りを見回す



「さぁ!一気に叩くぞ!!!」



――――




「………遅いですね茨木童子。」


黒鱗が3人から目を離さずに美花へと話しかける


「そうですね……相当強い相手なんですか?」



茨木童子が出て行ってから早20分程。


苦しんでいた3人も静かになり、

辺りは静寂に包まれていた



「強い…以上ですね。

妖の中でも戦闘に長けていると言いますか…

ほんっと面倒な相手です。」



黒鱗は溜息を吐いて横目で美花を見る


「はぁ…これ以上は茨木童子の妖力が無いと進めません。少し様子を見に行って…」


「…、どうしました?」


美花の問には答えずに

ただ頭上を見つめる黒鱗



「なんだ……?今一瞬誰かの妖力が……っ?!」


「えっ?光っ………?!」



ゴォォォォォオ!!!



頭上から現れた巨大な火の塊を

既のところで避ける黒鱗



「しまっ?!術が!!!」

「させるか!!」


伸ばした黒鱗の手を刀で突き刺す皓火



「皓火、そのままそのグズを抑えておけ。」

「はい!」



痛みに顔を歪めながら顔を上げる黒鱗は

声の主を見て目を見張る



「お前…は……」


「ふっ…流石に知っておるか。」



尻尾を揺らして振り返る銀


「白狐族が族長、銀。

お前の術を破壊しに来た者だ。」



よろしくな…?



ニヤッと笑った銀は炎を纏い、

少女達の下にある術を真っ赤に染め上げた



ついに本殿へ!

鬼達との全面戦争開始です……!


引き続きよろしくお願いいたします。

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