第六十六話
「ああ、ちんたらしてたら。やべぇだわ」
階段の下から続々と出現しているモンスターは異常に多い。
「この日に限って、怪物たちの進行なんてついてないぜ」
大して食料などは持ち合わせていないバゾルドは数日分の材料しかなかった。
けっこう持った方だと思うけれど、数日間続いた。
1階層まで降り、帰り仕度をしたバゾルドはギルドに報告へ向かう。
大量のドロップ品と、モンスターの残骸をギルドの受付係に手渡す。
「今日で今日はやばかったわ。それじゃあこれの検分よろしく」
バゾルドはそう言って立ち去る。
五十階層のモンスターさえ狩っていたバゾルドは怪物たちの進行などの関係なしに帰っていった。
本来なら手続きで昇格するべき所をバゾルドはお酒でごまかしをしていつの間にかそのままCランク冒険者のまま止まっていた。
実力はAランク冒険者に匹敵するのだが、それ以外は全くダメダメ。
たまに、娼婦の方に通っていたのだけど。
切れ散らかしたクズ男がいて、黙らす為にスラムや貧民地区の縄張りにすることになった。
酒は飲めない時々はよくあることで、組織内の喧嘩腰はバゾルドにとって否めないものになりつつあった。
そんなことばっかやっているせいで、組長などと呼ばれている。
モンスターを狩って、料理をしたり。
争いごとあれば突っ込んだ相手に請求する利益を要求している。
ただ楽しむことを生き甲斐にバゾルドは生きている。
気ままに生き、自由に駆け回ることがバゾルドの人生そのものになりつつある。
Aランクモンスターが大量に狩られ、その他の諸々のモンスターが受付窓口に置かれの数日間は解体していたネキナスは大量のモンスターを捌きながら話しかける受付の男性が一声言う。
「今回は、気まぐれのパーティーだわ。気張って頑張って行こうかぁ」
「あいつが来てから数日間、暇がねぇのはきついんだぞ」
ベテランの解体師でありながら見事な仕上がりを見せるネキナスは受付の男ドルタニと話しを組み合わせて数日間はバゾルドのよってつなぎ合わせた。
二人はそんな縁に繋がりで受付窓口の門で膝をつくドルタニはジッとネキナスの方を見ながら書類整理している。




