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第十五話
同じくらい金額と思っていたメンバーらは、手持ち資金がとても足りないことは充分にわかったのだ。
なぜパーティーを誘うのか分からない話に、バゾルドはこう切り出した。
「一切。持ってないメンバーでひと働きした方が効率が良いなと、思っただけだ」
疑問視するバゾルド以外の人間は、このようなことをするのか理解できなかった。
「ただまぁ、俺一人じゃ。無理そうだから、手伝って貰いたくてお前らはまぁまぁの腕前の持ち主だろうから。パーティーにしたんだ、それじゃあだめか」
ラーネットとイーシャルは頷く。
ララは少し否定気味。セレはノリノリな感じだった。
「じゃ。パーティー名は酔いつぶれな感じで好いか」
「私は嫌かな」
「うーん、イマイチ」
「ちょっとダサいじゃない?」
「おっさん臭くないからな!」
円陣を組むように輪を作って、ここに結成を誓った。




