第十話
外で目覚めたバゾルドは酔い潰れた仲間達がそこにいた。
「さみぃなって思ったら外やん。おい、起きた方がいいぞ」
突いてみるも反応がない。
「あちゃあ、起きんかぁ。荷物あそこに全部置いて来ちまってるし、どうしよっか。うーん、考えてもわからんし、放っておくか。まだ乾期だったよな、火の力を借りて温まろっと」
指先に火が灯り、そこら辺の板やくず石を集めて火を灯す。
簡易的だが、快適に過ごせるはずだと思い酔っ払った連中を運び入れ。
暖炉状に並べる。
グーっすか眠っている連中に律儀に簡易なぼろ布を引く。
「あぁぁ、さみい。早く起きんかな」
1時間ぐらい待ってて、起き出した連中に、串と棒を放り投げ。
それぞれの得意分野を話し始めた。
「俺はセレ、弓使いで乱射が得意んだぜ」
「イーシャル、魔法使い。Aランク目指した落ちこぼれ冒険者」
「ララ、影使い。敵を屠ることが得意」
「私はラーネット、盾防御が得意」
四人は職業バラバラな連中だった。
セレという男は俺と同じの類、同類だった。
イーシャルは女の香りがある、雰囲気はあるが。立ち寄れない雰囲気が醸し出す。
ララさんは、高身長なのに。低身長に頭を下げる癖の強い人。お人好しに似た症状を起こす問題のある類だと思う。
ラーネットはエルフで、なぜか男装ような格好をしている。




