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おっさんの徒然エッセイ

奴隷となろう。そして感想と返信。そしてやっぱりなろうと奴隷。

おっさんの一人自分語りから始まって、感想について思っていることを、特に纏めることなく、思うままに書いて見ました。

とっちらかってますが、気にせずに読んでやってください(笑)




 奴隷がなろうに投稿を初めて、もう3年以上が経ちました。

 早いものだなーとしみじみ思うんですが、奴隷がなろうで投稿を始めた切っ掛けや、そもそも、なろうを利用した経緯なんかをつらつら書いていこうかなー、なんて思い立って書いていきます。



 奴隷は元々、小説に限らず文芸作品や文書として発表されているエッセイやコラム、文献のようなものまで、節操なく何でも読む人でした。


 昔のおたくって「千冊読め、そこでやっとスタートライン」みたいな感性の人が多かったので、影響を受けた奴隷は、とにかく気になったものは何でも読んだんですね。

 それこそ、日本書紀とか古事記、四書五経とかも、中学の図書館で禁帯がされて持ち出せないのを図書館で読んでるような少年でした。


 で、ネット小説文化ができると、奴隷はそれも読み始めたんですが、なろうとの出会いはそんなに早く無かったんです。


 なろう小説の金字塔、「無職転生」を書店で何気なく立ち読みしたのが切っ掛けで、「こんな凄い作品があるサイトだったなんて」と衝撃を受けて、なろう作品を読み始めたんです。


 で、サイトを利用するようになって、アカウント登録すると、ポイント評価や感想が書けると知って、その当時は投稿するつもりも無かったので、たまたまやっていた格闘技の試合で好きな選手の試合を観ていたので、その選手から名前を拝借したんですよ。


 で、そこから、奴隷はかなり長い間、読み専で、スマホデビューの遅かった奴隷は一時期、なろうサイトを閲覧できなくなり、一旦は完全に離れてました。


 電話会社からの「ガラケー終了のお知らせ」に仕方ないかと、スマホに替えた奴隷は、過去のアカウントを発掘して、なろうの閲覧を再開しました。


 その辺りから、奴隷は沢山の作品を読んでは感想を書きまくりました。


 単純に作者様に感想を書ける喜びと、たまに貰える返信に興奮していたんですが。


 この返信機能がなければ、奴隷は多分、今も読み専だったと思うんです。恐らくは万%読み専でした。



 奴隷は元々、高校くらいまで、自作の小説などを書いていました。ですが、高校時代に断筆して、以来、仕事で業務上必要なもの以外はほぼ文章を書いていませんでした。



 で、あちこちに感想やレビューを書いて、返信を貰えると「作者様とこうして会話出来るなんて、夢のようなサイトだー」と本当に嬉しかったんですが、どうも、奴隷の特徴的過ぎるネームと、感想の内容から、当時、奴隷は読み専だったにも拘わらず、一部の方に認知されていたようなんです。


 簡単に言うと。


 「スッゲー変なユーザーネームのおっさんがやたら面白かったり、変わった感想をあちこちに書いてる」


 そういう、はぐれメタル的なレア扱いされてたみたいなんです。


 今思うと凄いことなんですが、奴隷が読み専時代から奴隷をユーザー登録してくれている方がいるんですね。


 これ、「こいつの感想面白いから、なんか書いたら覗きいこ」とか、「こいつ、その内投稿すんだろ、今のうちにチェックしとこ」だったんだと思いますが(実際にそう教えてくださった相互さんがいましたし)当時は気にしてませんでしたが、今思うとホントに凄いことですよね。


 で、返信の中で、「あー、話題の奴隷さんに感想貰えて嬉しいです」と言われて困惑したりしながらも、何か覚えて貰えてるんだなーとワクワクしていたら、ある時、何人かの方に同じくらいのタイミングで「こんだけ面白い感想書けるなら、投稿してみたら」と誘われたんですよ。



 高校時代に筆を折ってから約20年、そんなお誘いにホイホイ乗って、調子こいて書き初めてから、今まで、随分と投稿したなーと思いながらも、まだまだ続けるつもりです。



 感想を書く時は、奴隷はいくつか気をつけていることがあります。



 1 なるべく、核心的なネタバレは避ける


 あまり、ストーリーの中心的なネタバレは、感想を先に読むタイプの利用者もいると知ってからはなるべく避けるようにしています。

 それでも、どうしても伝えたいことがある時は完全なネタバレにならないように注意して書いています。


 2 必ず肯定的な意見から書く。


 良かった点に、結構関係ないこと書く、空気読めない人なんですが、批判的なことを書く時は、必ず最初に良かった点、素晴らしいと思ったところを書きます。

 反対に言えばどうしても批判的な内容しか浮かばなかった作品には感想は書かないようにしています。


 ここが気になった。ここが少し矛盾しているように感じた。言葉に気をつけて書くんですが、批判的な内容は素直に受け止め辛いですから、必ず肯定的な意見から書いて、批判的な内容にも、あくまでも奴隷の意見ですとフォローをいれるように心がけています。


 3 催促にならないように注意する。


 なろうで投稿されている方は、それぞれに仕事や育児、家事、その他、様々なプライベートの事情があると思いますから。

 投稿楽しみにしていますと書くときは「ご自分のペースで頑張って、無理はなさらないでください」と書き添えることにしています。



 自分解釈や、関係ないような話も結構書く奴隷なんですが、作者様のタイプで合う合わないもあると思うんですね。

 他の方の感想と、それへの返信の様子など、他作品に寄せられている感想の傾向や、作者様自身のコメントなどから、なるべくNGとなる感想は避けるように気をつけています。(展開先読みや、キャラクターの深読みも奴隷は嬉しいですが、作者様によっては筆を折りたくなるほど忌避している方もいるので、そういったことに注意しています)



 感想は書くのは自由、意見を言うのも自由、感想欄を開いているんだから、書かれるのも覚悟している筈と仰る方がいますが。


 自由って、自らの由です。

 自分の行動の責任を、自ら負うことが自由です。


 初めて書いた作品、不安と期待で胸を膨らませたり、萎ませたりしながら、震える指で、投稿して大丈夫かな大丈夫かなと何度も自問自答しながら、そうして我が子を託した作者様。

 初めて来た「感想が書かれています」の赤文字に、ホントに泣きそうになるくらい嬉しくて、読んで貰えた。感想を書くくらい、ちゃんと読んでくれたと、不安な気持ちを抱えながらもタップした先で。


 「こんなつまんないもの書くなら辞めな」

 「文章が稚拙過ぎて、もっと勉強してください」

 「展開がご都合すぎ」


 なんて、書いた本人からすれば誹謗中傷ではない、「批評」のつもりの言葉だとしても、刺しかない言葉をぶつけられた人の気持ちは分かりますか。


 その瞬間に筆を折ってしまう人だっていると思いますし、それ以上に心を病んでしまう方もいるかもしれません。


 自由だと仰る方に問いたいんですが、貴方はその責任をどう、取ることが出来るんですか。自由や権利は、責任と義務の元に発生するもので、自分の意見を好き勝手に発信することではありません。

 作者様自身がそうした無軌道で無責任な発信をしているのなら、通報とともに、それを諌める感想をするのも仕方ないと思いますが。



 話が少しそれていますが、ご自分が書いた感想を「目の前にご本人とその家族、友人がいる」ことを前提に、「何を言っても俺の自由だろ」と直接言えるのか。一度に自問されてから、書くべきだと思っています。



 故淀川長治氏は日本にハリウッド映画を持ち込み、興行の奮わなかった時代のハリウッドをメジャーに押し上げた功労者であり、偉大な映画人でしたが。

 故人の言葉として。

 「どんな駄目な映画にも、必ずひとつチャーミングなところがある。僕はそれを探すのが大好き」

 といった内容のものがあります。

 奴隷はこの考えが大好きです。


 どうしても楽しめなかった作品は合わなかったとそっとブラウザバックすればいいんです。

 稚拙に見えても、文法上の間違いがあっても、書き方が統一感がなくても、それでも、チャーミングなところがあったら、


 「ここがよかったです。また頑張ってください」


 こう書く方が、絶対に作者様のやる気も、その後の成長にも繋がります。


 それとも、ああいう文言で作者様の成長を促していると仰る方は、プライベートでは四六時中、ダメ出しだけされていないと成長を実感できない、特殊な方なんですかね。


 ということで、もし、言葉が悪くて、殆んど誹謗中傷に近い感想を書く方は、ご本人がそれがご褒美だと思っているんだろうなとスルーしましょう。



 なんか、変な方に話がそれて申し訳ありません。


 ではでは( ゜∀゜)ノシ

感想お待ちしてますщ(´Д`щ)カモ-ン

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