5.救いはないんですか!?
それにしても皮肉な話だ。
「なろう」小説といえば「異世界転移・転生」。
外の世界からすれば「現実逃避」の殿堂のような扱いを受けているっていうのに。
いざ「なろう」の世界に入ってみれば、やっぱりそこでも「現実」が立ちはだかっているとか。
「逃げ出した先に、楽園なんざありゃしねえのさ」
もうやめて! 私も含めた底辺作家のライフとメンタルはゼロよ! ゼロどころかマイナスよ!
……ちっとも笑えねえ。orz
まあ、こういう話書いちゃうと「なろうが悪い!」「運営が悪い!」とかいう結論になりがちだけど。
よくは知らないけど、あの人たちも頑張っていると思うのよね。
今の「ネット小説大賞」の応募要項とか読むと、ユーザーからの要望を真摯に取り入れて、ルールを決めた感がひしひしと伝わってくる。
運営もきっと必死なのよ。現状に甘んじている訳じゃないと思うのよ。何とか是正したくて、少しでもどうにかしようってね。
槍玉に挙げられるのは、不満の持っていき場がないから、叩きやすい所に流れちゃってるだけだと思う。
今の地球と同じで、人が増えすぎて発展途上国で飢餓が発生しているようなモノ。それをちょちょいのパッパで解決できるような妙案がどこにあるというのか?
ポル・ポトよろしく大量粛清でもしろというのか? それはそれで無茶だよね。
そんな逆転ホームランめいたナイスアイディアがあるなら是非欲しい……というのは、私だけでなく運営の皆様もきっと切望していると思われ。