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最終話・そんなつもりじゃなかった、と最期にも君は言う。

おまけのおまけ。今回で本当に完結です。いままでありがとうございました。

「そんなつもりじゃなかったのに……」


 わたしは思わず自分の口からこぼれた言葉に笑ってしまう。


 『彼』がしんだ。


 この世界からいなくなってしまった。


 わたしを救い出してくれた彼が。


 もういない。


 そんなつもりじゃなかった。





 わたしのほうが先にしぬつもりだったのに。


 そうすれば、彼を失った悲しみに押しつぶされなくてすむとずっと考えていた。


「なのに、あなたが先にしんじゃうなんて」


 ひ孫を見て満足してしまったのかもしれない。


 いや、むしろひ孫を見るためにがんばり続けていたのかもしれない。


 彼はそういう人だから。



 男性の平均寿命を越えていたのだから十分生きただろ、と笑っていた。


 でも、ごめんな、ともあやまった。




 彼が輝くように笑えばそれは力となり、表情を曇らせれば心配となる。


 わたしの、太陽だった人。



 そんなつもりじゃなかったのに。


 葬儀では泣けなかった。


 空っぽになる、というわけでもなかった。


 彼の残してくれたものが、家族がいるから。


 友達もいる。


 思い出もある。




 それに、


「先に行っても、わたしはどこまでも追いかける」


 だって、


「あなたに出会う為なら、あなたの為なら」


 わたしは、


「なんでもするから」


 本当にほんとうにありがとう。


 あの日からずっとあなたはわたしの太陽でした。


 愛してる。


 八雲。





『そんなつもりじゃなかった、と君は言う~屋上から飛び降りようとした学校の太陽を助けたら、曇りまくって重すぎる従順女子に闇落ちした件~』 完結

お読みくださりありがとうございました。これにて完全完結です。

お付き合いいただき、また感想なども本当にありがとうございました。

よければ、最後に☆評価お願いします。ゼロならばゼロで大丈夫です!


また、作者お気に入り登録も是非!


そして、エタっていた作品も明日から再開予定です! こちらもよろしければ!

『【第三部完結】クビになったVtuberオタ、ライバル事務所の姉の家政夫に転職し気付けばざまぁ完了~人気爆上がりVtuber達に言い寄られてますがそういうのいいので元気にてぇてぇ配信してください~』

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