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無名の魔法をかけて  作者: 灰色うさぎ88
9/9

番外編 命令を受けて

怪盗が登場した時、執事何してんだ?と思った方へ

執事が何してたか今回の話でわかります。

読みたい方どうぞ!

予告状を受けた夜。

薄暗いランプの灯りの下で、ルナティナ・ローズは椅子に腰掛け、腕を組んでいた。


「ノワールのアジトを探してきて。2日あげる。報酬あり」

「……こんな夜から、私を走り回らせるつもりですか?」

「聞こえないー」

「ちなみになぜですか?」

「なんとなく」


「ほら、結果を出してきて、二日間、宿に泊まったりしてね

あと、情報だけあればいいから、怪盗が居なくなったあとでも帰ってきて」


「承知しました。わたくしも動くとしましょう」


呟きと共に、エドガーはコートを羽織る。

探しに出掛けたのであった。



先に魔法を使っておこう。

魔法発動「──天を裂く光よ、花弁となりて咲き誇れ。

我が一振りは、華の閃き。今、輝け──雷華」

周りから見られてたらただの怖い人ですね。

まずは、情報集めです。



深夜

街外れの路地を、エドガーは音もなく進んでいた。

地図によると古びた廃屋を指し示していた。

情報によると、ここは怪盗ノワールの一時的な隠れ家らしい。


扉に手をかけた瞬間、上から紙片がひらりと舞い落ちる。

達筆な文字でこう書かれていた。

『お探しの人物は、ここには居ませんよ――雷華の紳士』


「……からかっているな」

これは居る。

振り向くと、すでに煙玉が弾け、視界を白煙が覆う。

細い影が煙の中に居るのが分かった。


スキル発動「雷神」

煙を裂く稲光が、影を一瞬だけ照らした。

月光のような冷たい瞳。あれはノワールなのか?


「おっと、危ない

残念ですが、貴方の命令主にはまだ会いません」

低くい声と共に、ノワールは屋根の上へ跳び、闇に溶けた。


しまったな、失敗した。探索はしてみましょう。


静まり返った廃屋の床には、小さな金属プレートが落ちていた。

「これは……」

前の仕えていた主人に酷似した紋章――だが中央の花弁が欠けている。


「……これは、面倒なことに」

プレートを懐にしまい、外套の襟を正す。

お嬢様に報告するべきか――いや、今はまだやめておきましょう。



夜空の中、エドガーは静かに歩き出した。この情報は隠す必要がある。お嬢様には言わないでおこう。


その後

他の怪盗のアジトも探しながら、前の主人の情報を集めていた。有益な情報はなかった。

空が暗い。

もう夜かそろそろ怪盗が登場しているはず。

まぁ、間に合わないので、歩いて行きましょう。


「さて――合流といこう」




屋敷に帰宅後

案の定、怪盗はもう逃げたらしい。歩きましたからね。

「情報どんな感じ?」

とお嬢様が部屋で呟く。

「そこそこと、言っておきます」

「そう、聞かせて」

情報共有をした。


「了解。報告ありがとう。今日は戻って」


そう言われたので戻った。

自分の部屋で考える。。これからどうすればいいのだろうか。

読んでくれてありがとうございます。

今回は何もありませんが、小話程度の話を書きます。


以前の話では終わり方やセリフが読みづらいと感じており、今後改善したいと思っています。まあ、投稿した変えませんが。


現在ネタ切れ気味で、投稿ペースや話の長さが不安定になることがありますが、読んでいただけると嬉しいです。できるだけ、深夜に投稿したい。最後に、ネタとやる気があれば一日に二話ぐらい出ます。



ここまで読んでくださりありがとうございました。

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