夜更かしの代償
今回はまぁ、一回ぐらいみなさんも経験したことありますよね。この話はとある日の朝です。
ルナティナ視点です。それで良ければどうぞ。
――現在、時刻は午前3時58分。
ルナティナは机に突っ伏したまま、薄く笑った。
「やばっ!もう外、明るくない?明るくなってきた……」
机の上には紙と羽ペン、そして開きっぱなしの魔導書。
今夜はちょっとだけ続きを書くつもりだった。ほんの数行、思いついた台詞とか、シーンとかメモするだけのつもりだったのに――気づけば夜が終わろうとしていた。
「おかしいなぁ、こんなはずじゃなかったんだけどなー」
彼女はペンを置いて、ぐるりと椅子を回す。
カーテンの隙間から、朝日が差し込んでいた。空が青く染まっていくのを見ながら、ルナティナはため息をつく。
「これは……起きるか少し寝るかどっちにしようかな?
いや、でも……ここで寝ないと」
時計を見る。朝まであと三時間。
「三時間。でも、どうしよう。一回ベットはいろう」
そう言って勢いよくベッドに飛び込む。
ふわりと布団が舞い上がり、髪が広がる。
あーもうむりそ。
まぶたが重くなっていく。
「次は……ちゃんと早く寝よ……」
小さな寝息が部屋に満ちる。
窓の外では朝日が完全に昇り、鳥の声がさらに賑やかになる。その数分後、部屋のドアが静かに開いた。
次に目を開けたとき、朝日がカーテン越しに差し込んでいた。
部屋の外から聞こえるフィシリアの声。
「主人、朝食の用意が整いました」
「ま、待って!起きた!起きたから!!」
ベッドの上で髪が爆発したまま、慌てて服を整える。
「これもう魔法で直そう!」
魔法で無理やり髪を整え、ドアを開ける。
食堂に入ると、すでに四人が揃っていた。
「おはようございます、主人。」
「ち、ちょっと夜更かしして……」
「また執筆ですか?」
「ちがうし……」
ロディが新聞から顔を上げてニヤリと笑う。
「おいおい、朝食に寝坊とか貴族失格だぞ、ルナ」
「昔は寝坊してたじゃん!」
「昔な」
そんな騒ぎを横目に、エドガーがため息をついた。
「お嬢様。お食事は温め直しておきましたが、次は冷める前にどうぞ」
「ありがとう……ごめん」
「お嬢様の生活習慣が安定する日を、私は心より待ち望んでおります」
リオンが柔らかく笑って言った。
「でも、ルナティナさんが来ないと静かすぎましたよ。朝なのに、少し寂しかったです」
「そ、それは……ありがとう」
パンをひと口かじって、紅茶を飲む。
ほんのり冷めてるけど、やっぱり屋敷の朝は落ち着く。
「次は、ちゃんと起きる!ちゃんと寝る!」
「信用していいのですか?」とフィシリア。
「頑張るから信じて」
「記録しておきます」
「やめろぉぉぉ!!」
そんな声が響く、いつもの屋敷の朝だった。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
まぁ、気づくと思いますが、これは月曜日?(日曜日)の私です。台詞とか、考えて、メモとかに書くとすぐ時間が過ぎます。
私は話が書き終わっていれば朝に投稿。
書き終わってなかったら夕方か夜に投稿しています。
今回で60話ですよ。
しかもこれぴったり100,000字になるようにしました!
なっていないかもだけど、(後書きなどを除く)
引き続き頑張ります!
ここまで読んでくださりありがとうございました。




