胡散臭い人間
今回は新キャラ登場です。
良ければ読んでください。
昼下がりの街は、陽気な喧騒で満ちていた。
エドガー、フィシリアの二人は、ルナティナの買い物に付き合わされていた。
絵の具、筆、キャンバスと買い物が終わり、
帰る頃のことであった。
「おやぁ〜?そこのお嬢さん方、ずいぶんと幸せそうな顔をしてますねぇ!」
突然、通りの角から声が飛んだ。
声の主は、派手なマントを羽織った男。片手にカバン、もう片方に鏡を持っている。
目が笑っているのか、企んでいるのか、よく分からない。
「……また妙な人物が」
エドガーが小さくため息をつく。
「やぁやぁ、そんな冷たい目で見ないでくださいよ〜旦那さん!私はただの、善良な商人・トリスですとも!」
「善良な人はそんな名乗り方しないと思いますが」
フィシリアの淡々としたツッコミに、トリスさ驚いたような表情を見せた。
「まぁまぁ〜。私はね、運命をちょっと覗ける鏡を売ってるだけなんですよ」
「運命?」
気になってきた。
「そう。好感度ミラー。これを覗けば、あなたに対する誰かの想いが数値で見える!」
「へぇ……面白そう!」
「お嬢様?」
エドガーが即座に止めに入る。
「そのような怪しいもの、触れぬ方が」
「怪しいって言いました?ひっどいなぁ〜旦那さん。私、信用第一ですよ?」
「どこの世界の話でしょうか」
「商人界ですとも!」
うわぁ……うさんくさい。でも私は好奇心が勝った。
「……やってみよう!」
「お嬢様?」
「好奇心には勝てないって、さっきトリスさんも言ってたし」
「私、そんなこと言いましたっけ?」
「言ってた」
フィシリアは苦笑した。
「主人が楽しそうなら……」
「よし、決まり!」
トリスは嬉しそうに鏡を掲げる。
「では〜、好感度ミラー起動!」
鏡の縁が淡く光り、三人の顔が映る。
……沈黙。
鏡の上に、小さな数字がふわりと浮かぶ。
「……え、出た。」
ルナティナの視線が数字を追う。
「エドガー→ルナティナ97」
「フィシリア→ルナティナ85」
「ルナティナ→趣味をすること100」
「ちょっと待って、なんで趣味をすることがトップ!?動作じゃん!対する思いってそう言うこと?」
「正直でよろしいかと」
「そこ!突っ込まないで」
トリスはケラケラと笑いながら、手を叩いた。
「あぁ〜実に面白い!ほら、嘘は映らないんです、この鏡!」
「……97とは。誤差の3が気になります」
「え、誤差って……そういう問題じゃなくない?」
フィシリアは穏やかに笑いながら、ルナティナに視線を向ける。
「趣味への思いが勝つあたり、主人らしいです」
「自分の思うがままにして来たからね!」
トリスは満足げにカバンを閉じた。
「いやぁ〜、いいもの見せてもらいました!また面白いことがあったら、ぜひ呼んでくださいね〜!」
「次呼ぶことはもうない。呼びません」
「ははっ、忙しそうな反応も最高です〜お得意様!」
「お得意様!?」
ルナティナが叫ぶ間もなく、トリスは霧のように姿を消した。残された三人は、しばし沈黙。
「……あの男、何者なんです?」
「多分、面白がる神様の化身じゃないかな……」
「否定はできませんね」
「まぁ、ちょっと楽しかったし、いっか」
ここまで読んでくださりありがとうございます。
新キャラ詳細いりますかね?
ここから書くので興味がある方だけ見てください。
おまけ
名前 トリス・フェルマン
性別 男性
誕生日 8月3日
年齢 28
属性 闇属性
魔法 「???」
詠唱
「真実よ、虚ろを映せ、飾るは鏡の眼。
すべての契約は、映すことで結ばれる──???」
過去
???
キャラ詳細はここまでです。
謎多きですね。胡散臭いし。詠唱の最後の所には魔法の項目が入ります、???となってる所です。
秘密の方がこの小説を楽しめるかなと。男性キャラ多いな。女性キャラ作りたーい。
話を貯めてたので、あと2話ぐらい投稿されるかも?
多分。
ここまで読んでくださりありがとうございました。




