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無名の魔法をかけて  作者: 灰色うさぎ88
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眩し日

今回はある日の1日を書いてます。

笑ってもらえればいいです。


ある日の朝の屋敷。

外では鳥が鳴き、心地よい風がカーテンを揺らしていた。


「……今日は少し暗いなー」

ルナティナは窓際で呟く。外は曇り空、部屋も少し薄暗い。


「通常魔法、光量調整、ルーメン・クラリス」

手をかざすと、部屋の中央にふわりと光球が現れる。

柔らかな光が差し……?


ぼんっ!!


「え?ちょ、ちょっとまって!?」


光球が突然、まぶしい閃光を放ち、部屋が一瞬で昼どころか真昼の太陽より明るくなる。


「お嬢様、何を爆発させたのです?」

ドアの向こうからエドガーの落ち着いた声。

次の瞬間、彼が扉を開けた――

ピカーーーッ!!


「目がっ……!お嬢様、まさか明るくの基準を太陽に合わせたのですか?」

「ち、違うよ!?普通に部屋を明るくしたかっただけで!」


その横から、静かにフィシリアが入ってくる。

「主人、……外から見ると、屋敷全体が光ってます」


「え!?嘘!?」

「えぇ。鳥たちが避難を始めました」


エドガーは溜息をつき、手袋を外す。

「お嬢様、次からは明るくではなく照らすと明言してください。太陽を再現してどうするんですか?ポンコツですね」


「お嬢様に向かってなにその態度!今からちゃんと消すわよ!解除魔法、ルーメン・ナイト」


……が、光は一瞬だけ弱まって、またボワッと強く輝いた。

「えっと、主人、反射しました」

「反射!?」


エドガーの眉がピクリと動く。

「お嬢様、もしかして、違うことを考えてましたか?」

「……」


「太陽の光を反射する屋敷……。

 なるほど、この屋敷はこうゆう所でしたか」


「違うって!」


屋敷の外では、とある所で人々たちがざわめいていた。

「なんか光ってる!」「神の降臨か!?」


エドガーは頭を押さえながら、静かに言った。

「……フィシリア、遮光カーテンを全部閉めなさい。

 お嬢様がまた神話を作る前に」


「了解です」


――その日の午後、

町の記録には空から光が降りた日とだけ書かれた。


ここまで読んでくださりありがとうございます。


前回過去編投稿したじゃないですか、あれは過去編でこの話は本編です。別だと考えてください。

新しく通常魔法というのがありましたよね

名前の通り魔法が使える人は使える普通の魔法です。

設定崩壊してないよね?崩壊したらごめんなさい。

それではいい一日を!


ここまで読んでくださりありがとうございました。

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