眩し日
今回はある日の1日を書いてます。
笑ってもらえればいいです。
ある日の朝の屋敷。
外では鳥が鳴き、心地よい風がカーテンを揺らしていた。
「……今日は少し暗いなー」
ルナティナは窓際で呟く。外は曇り空、部屋も少し薄暗い。
「通常魔法、光量調整、ルーメン・クラリス」
手をかざすと、部屋の中央にふわりと光球が現れる。
柔らかな光が差し……?
ぼんっ!!
「え?ちょ、ちょっとまって!?」
光球が突然、まぶしい閃光を放ち、部屋が一瞬で昼どころか真昼の太陽より明るくなる。
「お嬢様、何を爆発させたのです?」
ドアの向こうからエドガーの落ち着いた声。
次の瞬間、彼が扉を開けた――
ピカーーーッ!!
「目がっ……!お嬢様、まさか明るくの基準を太陽に合わせたのですか?」
「ち、違うよ!?普通に部屋を明るくしたかっただけで!」
その横から、静かにフィシリアが入ってくる。
「主人、……外から見ると、屋敷全体が光ってます」
「え!?嘘!?」
「えぇ。鳥たちが避難を始めました」
エドガーは溜息をつき、手袋を外す。
「お嬢様、次からは明るくではなく照らすと明言してください。太陽を再現してどうするんですか?ポンコツですね」
「お嬢様に向かってなにその態度!今からちゃんと消すわよ!解除魔法、ルーメン・ナイト」
……が、光は一瞬だけ弱まって、またボワッと強く輝いた。
「えっと、主人、反射しました」
「反射!?」
エドガーの眉がピクリと動く。
「お嬢様、もしかして、違うことを考えてましたか?」
「……」
「太陽の光を反射する屋敷……。
なるほど、この屋敷はこうゆう所でしたか」
「違うって!」
屋敷の外では、とある所で人々たちがざわめいていた。
「なんか光ってる!」「神の降臨か!?」
エドガーは頭を押さえながら、静かに言った。
「……フィシリア、遮光カーテンを全部閉めなさい。
お嬢様がまた神話を作る前に」
「了解です」
――その日の午後、
町の記録には空から光が降りた日とだけ書かれた。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
前回過去編投稿したじゃないですか、あれは過去編でこの話は本編です。別だと考えてください。
新しく通常魔法というのがありましたよね
名前の通り魔法が使える人は使える普通の魔法です。
設定崩壊してないよね?崩壊したらごめんなさい。
それではいい一日を!
ここまで読んでくださりありがとうございました。




