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無名の魔法をかけて  作者: 灰色うさぎ88
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六日目

今回は続きです。

物語(ストーリー)は、秋へ。

秋は一日が早いが魅力が溢れる。紅葉に色づく木々たち。金木犀の香り。夜になれば月の光。


さぁ、前置きはこんなもんです。

一般的にこの時期に行われる行事といえば!

文化祭ですよね。文化祭編スタートです!


文化祭当日。

校内は、朝から生徒たちの熱気で満ち溢れている。装飾や看板、出し物の準備で廊下はまるで迷路のみたい。

うん、準備早いね。


「イリーナ、準備はできた?」

フィシリアは爽やかな笑顔で声をかける。相変わらず、太陽みたいに眩しい。眩しすぎる。

「う、うん」


ここから文化祭名物のクラス出し物が始まります!


エドガーのクラスは喫茶店。

想像つくよね。


ロディは出し物を担当。

「やっぱり、どかーん!ってやるのか?」

凄い台詞。


フィシリアは写真展らしい。

気になる。


ヒロインは脱出ゲーム担当。

どんな舞台だろう?


見どころ満載の文化祭。

あちこちから笑い声や呼び込みの声が響く。

チョコバナナの甘い香りに、焼きそばのソースの匂い。美味しそうー。


まずは――エドガーのクラスから覗いてみましょうか。


「いらっしゃいませ。こちらのお席へどうぞ」

……おぉ、完璧な笑顔。さすがエドガー、慣れてますね〜。

無駄な動きひとつない。優雅にメニューを差し出してる。


「コーヒーをお願いします」

「かしこまりました」

声まで柔らかい。まぁ、こんな感じのを毎日やってもらってるけどね。


ちなみに裏では、男子たちが

「やばい、女子客全員エドガー狙いだぞ」

と焦ってます。まぁ、うん。だろうね。



次は――ロディのクラス!

廊下の角を曲がった瞬間、爆音と歓声。

うん?思わず二度見しちゃったよ!

「よぉぉぉし!盛り上がっていくぞーッ!」

派手。音の圧がすごい。

壁一面の照明とスピーカー、そしてロディがステージの上で指揮してる。

「これ、文化祭じゃなくてフェスだよね?」

観客もノリノリ。何よりロディ本人が一番楽しそう。いいね。



さて、次はヒロインの出し物。ホラー系脱出ゲーム。

会場の入口には大きく助けての文字。中に入ると暗い。

演出が凄い。電気消したり、人形置いてある。

「イリーナ、どんな仕掛けがあるの?」

「ふふっ、秘密」

笑顔でスルーされた。ヒロインの余裕、さすが。


中では、参加者たちが必死に謎を解いてる。

「ここの数字、なんか意味あるのか?」

「扉が開かない!」

ヒロインは案内役をしながら、さりげなくヒントを出してる。

「ほら、よく見て。壁の模様がヒントだよ」

おお、冷静。かっこいい。

誰かが「出られたー!」と叫ぶたびに、拍手が起こる。

会場の空気がひとつになる瞬間だ。


おぉっとここで休憩時間みたい。イリーナは色んな所をまわっている。イリーナが廊下を歩くと、ひときわ静かな空間が目に入った。


扉の前には小さく書かれたプレート

『写真展「光の記憶」』


「……ここ、フィシリアのクラス?」

イリーナがそっと中に足を踏み入れる。


室内は、時間が止まったような静けさがある。

外の喧騒が遠くに霞んで、ただ柔らかな光と風が漂っていた。

写真の中に写っているのは、日常。

教室の窓辺、黒板に残るチョークの跡、グラウンドに転がるボール。


「なんだか、懐かしいね」

イリーナの呟きに、フィシリアが微笑む。

「特別な場所を撮るよりも、誰かが見過ごした景色を撮りたいんだ」


……あー、そういうこと言うタイプか。

彼はこう見えて感性型男子です。

言葉にしない優しさで攻めてくる。ズルい。


「どれもすごく綺麗だよ」

「そう言ってくれるなら、報われるよ」

ルナティナは歓喜した。


そして――夕方。文化祭の終盤。

それぞれの出し物が終わり、みんな笑顔で校庭に集まる。


「ふぅ、やり切ったな」

「楽しかったね」

「俺、もう声枯れた」


これが、文化祭後のあの空気です。


少し涼しい風が吹いて、校舎の窓に夕陽が差す。

一日が終わる音がした。


ここで終了!

「はい!というわけで文化祭編でした」


そして、誰も気づかないところで、静かに次の季節が近づく。



ここまで読んでくださりありがとうございます。


この世界をそろそろ終わらせて、いつもの物語にしたいですね。あと2話ぐらいで終わります。


よく物語をストーリーと言いますよね。こうゆうのってかっこよくないですか?使ってみました。


後書きはここまでにします。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

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