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無名の魔法をかけて  作者: 灰色うさぎ88
2/10

全ての始まり

今回の話は買われた後どうなったかが分かる話です。

読んでくれると嬉しいです。

主人について行くと大きい屋敷が見えた。ここが主人の家なのだろうか? 主人の家はとても人がいた。主人の家に入ると一瞬眩しくなり、目をつぶった。

目を開けると、別人がいた。


さっき馬車で見た顔とローブを脱いだ姿が全然違う。

さっきは、髪が茶色で水色の目だったのに、今は髪が白く赤色の目になっている。さらには声色までも違う。考えていたら、執事らしき人と喋りだした。



「執事、任せた、私は寝るわ」

「はい、承知しました」

そういい別人は去った。別人が去った後、執事の人が口を開いた。


「今から色々説明したり、食事をしますがどちらから先がいいですか?」

「今の状況を説明してください」

「まず、これは変装魔法です。馬車で会われた方と今、去られた方は同一人物でございます」


問いかけてみた。

「何故変装しているか?変装した方が有利だからでございます」

「特にどんな所がですか?」

「知りませんが、下に見られる事は無いし、と仰っていたので、そう言うことでしょう」

「名前は?」

「エドガー・アシュフォードでございます」

「主人との関係は?」

「主人? あぁ、お嬢様ですね、お嬢様とは腐れ縁でございます。またお嬢様は不器用ですか、わたくしは信用しています」

「過去について」

「いずれ知ることでしょう」


「もう質問はありませんか?なければ食事とさせてもらいます。もしあればわたくしが答えます。もっと詳しく知りたい場合はお嬢様に聞いてください」

「ありません」

「では食事とさせていただきます」




「寝てくださいね」 ガチャ

部屋を用意され、お風呂に入れられ色々されもう夜になってしまった。自分の部屋で考えるが、いまだ主人が何故連れたのかが分からない。エドガーさん以外にも質問したけど結局分からなかった。主人についてもっと知りたい。

今日はもう遅いし寝ることにした



もう朝だと告げるように日差しが強い。眠い

「起きてください!」

昨日のメイドさんだ。

「はい!おはようございます」

「起きましたね、はい、ご飯です。食べ終わったら呼んでください。お嬢様があなたを呼んでるので私が連れていきます」

なんだろうな〜早くご飯を食べよう

20分後

―――――――――――――――

「食べ終わりました!」「じゃあ、着いてきてください」

主の部屋と書かれたプレートが見える。

「ここまでです」「ありがとうございました」礼をする



ノックをして入る

「主人いますか」

「はーい、よく来たね、ここ座って、担当突入に言うね、

魔法使いたくない?」

「はい?」

「魔法使いたくない?」

「使いたいです……」

「だよね!その為に連れてきたんだから、ところで何歳?」

「15歳です」

「15歳か間に合うかな……いいや間に合うでしょ」

主人が何を考えてるのかが分からない、1つはわかったけど

「気になることがいっぱいあるから聞かせてね」

「分かりました」


その後主人は僕のことについて聞いたりしてきた。その度に驚いては冷静になっていた。




主人が喋りだした。

「魔法の訓練始めてもいい?」

僕は頷いた。着いてきてと主人が言ったので着いてってみた。

着いていくと訓練部屋に着いた。主人が蝋燭を置いてこう言った。


「まずは蝋燭に火をつけてみて」

ともそうとするがなかなか上手くいかない。ただ、火を灯すだけなのに。どうすれば、できるのかな。

「イメージしようか、今、火を灯したいけど自分は魔法を使えない。どうすればいいんだと考えてるでしょ。」

えぇ、なんでバレてるの?

「そんなことを考えると出来ないよ、魔法は才能より想いなの」

「想い……」

「そう、火を灯す。何故灯す、灯したいと思う理由、そしてイメージ、これが大切なの。ねぇ、なんでフェシリアは火を灯したいの?火ってどんな色?どんな動き?」


僕が灯したい理由は、主人のルナティナ様の役に立ちたい。目を瞑り、火のイメージをしてみる。

僕は想いを込めた瞬間、ブレスレットが光った。


そして、蝋燭に火が灯った。


「おぉー凄いじゃん」と言いながら僕の頭を撫でた。

「やっぱり、簡単でしょ。この事忘れないでね」

「今日は終ーーー」その瞬間僕は気を失った。


「今日は終わりにして寝てね」

………………反応がない。あちゃー、やっぱりこうなるか、仕方ないね。頑張ったな。部屋に運んで上げたいけど、用があるだよーごめんね。

「執事ー!運んで〜」

「お嬢様、人使いが荒いですね、そんなに頼ったらわたくしも断らせてもらいますよ」

「そんなこと思ってないくせに、とにかく、任せたよ!」


そう言って私は去った。部屋に戻った後考えてみる。

明日どうしようかなーとかね。

まぁ確定しているのはあの子をーーーーする事だけだ。


読んでいただきありがとうございます。

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