表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国立花家三代、新日本国戦記、大國魂神社の大神様に捧ぐ!織田信長を倒して全国統一を目指します!  作者: 近衛政宗


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

79/466

1544年(天文13年)4月11日~古河公方軍、下総に着陣、長距離移動の疲労から11日は休息中ですが、舐めていた小弓公方軍に変化を感じます!

下総に移動した古河公方軍は移動疲れを癒す為、11日まで休養します。

古河公方軍の本拠地、古河から3月28日に出陣してから推定100キロも離れた下総、令和の千葉市内まで甲冑姿で移動しました。

古河→野田→流山→鎌ヶ谷→八千代→立堀

休養しながらの移動ですが、13日間で時折城攻めしながらの100キロの移動はきついはずです。


目指すは小弓公方、足利義明、亡き父の弟です。

二人は叔父、甥の関係ですが足利義明を放置出来ない理由があります。


義明を放置すれば、里見家、立花家を味方に下総、千葉氏を潰し、江戸太田家、岩槻太田家を味方に引き入れ、古河城を攻めて来る可能性があります。


義明が日頃からその夢を語り、自分が古河公方になる権利がある!などと広言してます。

そんな理由から長距離移動してまで小弓公方征伐にやって来ました。


史実では1538年(天文7年)に足利義明、義純親子は戦死していますが、立花家が存在する事で歴史が塗り替えられています。


1544年(天文13年)4月11日~


──早朝の立堀城付近、古河公方軍本陣、

足利晴氏、梁田高助


公方様!千葉昌胤殿から知らせが参りました。

木更津城に立花家の援軍が参りました!

海路、横浜湊、六浦湊から商船に乗り、3000の軍勢が到着、里見家は5000の軍勢が木更津城に集結しています。


高助!小弓城には5000、援軍8000

13000程だな?

こちらは20000、大丈夫だよな?


はい!大丈夫です!実は千葉家に仲介を頼み、常陸国、霞ヶ浦の北浦周辺の領主、大掾正興に古河公方様のご親征に参加する様に呼び掛けて頂き、既に北浦から軍勢が出発してるそうです!


千葉昌胤殿に、我が軍勢が野田城から下総へ向かう時点で行軍予定を知らせております。

鎌ヶ谷から進発する際に千葉家との合流予定日を知らせてありますから、間も無く合流出来ます。


推定兵力2000、鹿嶋神宮発祥の鹿嶋流、鹿嶋神道流、鹿嶋新陰流等、多数の優秀な剣士が所属してると聞いております。

恩賞の事になりますが、鹿嶋七流と言われる流派の道場を関東の各大名家に開く事を公方様の口利きで御願いしたいそうです。


だはははは!なんと謙虚な?領地は要らぬのか?


はい!言わぬ処が清々しいお人柄の様です。



──午前中に常陸国、北浦方面の領主、大掾正興が軍勢2000を引き連れて立堀城付近に合流しました。



──小弓城、小弓公方、足利義明、真里谷信之


公方様!

市原城から知らせが来ましたー!

立花軍の援軍、楢島勢3000が市原城に到着、

本日中に里見軍5000が到着します。


信之!合わせて援軍8000!

決戦の為に呼び掛けた勇者が集まり2000!

明日には小弓城に15000が集結だ!




──立堀城、古河公方本陣

足利晴氏、梁田高助、大掾正興、


──梁田高助が声をかけます。


大掾殿、遠路遥々駆けつけて頂き、誠に感謝申し上げます。


いえ、これも修行の内でございます。石岡城主、大掾慶幹(だいじょうのりもと)の一族、大掾正興と申し上げます。


北浦から腕自慢の剣士を多数率いて参りました。

古河公方様の御前にて戦える事を武士の誉れと感謝申し上げます!


─古河公方足利晴氏


見事な面構えじゃな?

鹿嶋七流と有名な流派があるとは聞いていたが、頼もしい限りじゃ!

小弓公方を征伐するにあたり、是非とも力を貸して頂きたい!


ははぁー!

畏まりました!

必ずや公方を詐称する(やから)を退治して御覧にいれまする!


正興殿、

勝利の暁には関東の諸大名に鹿嶋流の道場の開設出来る様、口添えす事を約束するぞ!

先ずは古河城にて道場を与えて使わす!さらに下総に領地を進呈しようぞ!


はい!鹿嶋の大神様に誓って非道なる者を成敗致します!


良し!

見事小弓公方を詐称する足利義明の首を挙げて参れ!


──古河公方と鹿嶋流の剣豪を率いる武将の対面が終わりました。


鹿嶋流の剣豪が常陸国からやって来ました。

どれだけ強いのかわかりませんが、凄く強いと考えられます。


下総、小弓城周辺が騒がしくなりました。

さて、明日はどーなる?

ワクワクが止まりません!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ