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戦国大河小説、立花家三代戦記、大國魂神社の大神様に捧ぐ!武蔵国、府中から関東を制覇して、上杉謙信、織田信長を倒して全国統一を目指します!  作者: 近衛政宗


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1544年(天文13年)3月18日、高月城、滝山城の激戦決着の時、大義名分とは?戦いの意義とは?想定外の結末へ!

北条氏康が参戦します。彼が事前に得た状況と現在の状況が変わり過ぎて、立花家の適応力に唖然としました。

打開策はあるのか?

遠く、新座、平林寺城方面の扇谷上杉軍と繋ぎが取れました。

さて、この動きの波及効果は?


高月城、滝山城が決着に向かいます。

各々に正義があります。正義とは?

1544年3月18日、午前、高月城、滝山城、拝島城、周囲4キロ四方で25000名の将兵が大義名分、武家の体面を掛けて、互いに正義と信じて激突します。



高月城の北側、城方の大石勢250名と戦う安中勝正勢500名と上杉憲政から預かった援軍500名、合計1000名が展開しています。


安中勝正は援軍に支えられ反撃に転じました。

高月城北側を守る大石軍、栗原信之の250名も追撃を停止、早朝からの激闘で4倍以上の敵と渡り合い、疲れも限界に近い状態でした。

両軍は距離を300メートル程開けて休息していました。


勝正は滝山城方面の状況を探ります。

すると、危険な状況が判明します。

…お館様が敵の総大将と直接対峙してる!


彼は先日の3月5日に補給部隊2000名を率いていながら、敵に襲撃を受けて大敗しました。

大損害にも関わらず上杉憲政は高月城攻めに2000名を預けて挽回のチャンスを与えてくれました。

更に憲政の援軍500名に助けられています。

安中勝正は憲政を助けに行く決意を固めました。


休息中の指揮官達に語ります。

「聞いてくれ!今、お館様が危険な状態に有る!

今から全員で駆けつけたい!

良いだろうか?」


全員が安中勝正の境遇を知っています。

先日に大敗した補給部隊に居合わせた200名が混じっていました。

「いざ!お館様を救いに参りましょう!」

兵士達は持ち場を離れる事が軍令違反になり、最悪の場合には処刑されます。

兵士達は主君の危機ならば駆け付ける事を望みました。


議論が始まり、半数を残して半数が滝山城へ向かうべきだとの意見もありましたが、高月城を攻略するより主君の命が優先だとの意見が支持され、全軍で駆け付けるべきだと意見が一致しました。

指揮官達も主君を救う為に違反を承知で滝山城に向かう事に同意しましたが、困難な課題がありました。


滝山城に向かう際に高月城側から追撃を受ける可能性があります。水浸しの田圃と多摩川に阻まれ、滝山城に向かう道は一本しかありません。

滝山城へ向かう道を高月城の軍勢が封鎖した場合、前後から挟撃されて滝山城には駆けつけられません。

しかし、安中勝正には不思議に自信がありました。


「俺に任せてくれ!

この場所の高月城の兵士達は疲れ切っている!

あの様子では追撃する余力は無いだろう!

しかし、我らが滝山城へ向かう様子をみれば、城内から滝山城への道を塞ぐ部隊が現れるだろう。

目の前に見える田圃は水が溢れて通れぬ!

田圃の畦道を進めば敵の餌食、多摩川は渡れぬ!

それでも奥の手があるから任せてくれ!」


指揮官達が安中勝正の熱意に同意しました。

両軍が対峙している状況で、安中勝正が高月城の大石勢の前にゆっくりと歩いて前に出ました。

大石勢を見据え、胸の前に手を合わせ、一礼します。


「大石家のぉー!皆さまにぃー!

申しあげまぁーす!

我らが主人、上杉憲政のお館様がぁー!

窮地にありまぁーす!

我らが、お館様のぉー!お供としてぇー!

駆けつける事を許し給えー!

黄泉の国までー!

お館様に傍に参りたいと存じまぁーす!

我らのぉー!最後の願いぃー!

お願いぃー!申ぉーしあげまぁーす!」

胸の前に手を合わせ、一礼しました。


この戦場から離れ、窮地の主人、上杉憲政と一緒に死ぬ為に駆け付けるから、邪魔をせずに見送って欲しいと嘆願しています。


高月城、大石勢の栗原信之が返答します。

胸の前に手を合わせ、一礼します。



「上杉家の皆さまに申しあげまぁーす!

来世こそ!皆さまとぉー!

酒ぉー!酌み交わすぅー!

友になろーぞ!」

胸の前に手を合わせ、一礼しました。


主人の傍で一緒に死にたいと申し入れた上杉勢に対して、来世では酒を呑み交わす友になろう!

追撃しないぞ!行きなさい!

そんな意味を込めて回答しています。



「わぁーぁー!!」

「うぉーおー!!」

上杉勢から歓声が上がります。


ダダダン!上杉!

ダダダン!上杉!

太鼓が鳴り響き、声援が上がりました。

大石勢が早く行け!と促しています。


両軍の将兵が泣いています。

主人を想う気持ちに両軍から歓声が上がりました。


大石軍の栗原信之が叫びます。


「早く行けぇー!邪魔はせぬ!早く行けぇー!」


安中勝正勢1000名が滝山城方面に移動を開始します。彼らの後ろ姿を見ながら栗原信之以下、高月城を守りきった大石勢250名が座り込みました。

疲れていた彼らは緊張から開放されると甲冑が重く、体力の限界が迫っていた事を感じました。

安中勢が、もう一度攻めて来たら全滅していたかもしれません。


「俺たちが助かった!」

栗原信之が呟きました。

高月城に追撃する余力はありませんでした。

必死に戦った兵士達のお陰で上杉勢が追撃を恐れた事が幸いしました。





大石盛将は養子に入って以来、大石家に差別がある事に気がつきました。大石領は八王子北部から対岸の秋川沿い、あきる野全域に広がります。


八王子の出身が優先されて起用されてる様子が見えました。盛将は旗本の採用にあきる野出身の若者を選び八王子出身者との融和を図りました。

彼らが初陣の盛将を守ります。


出陣前に彼らに語りました。今までと違い、あきる野からも優秀な人材が育って欲しい!

あきる野出身の若者に希望が灯りました。


「田野倉ぁ!太り過ぎだー!」


「私市ぃー!(きさいちぃー!)

頬っぺたに飯つけてるぞー!」


「乙戸ぉー!(おつどぉー!)

しゃべり過ぎだー!」


「川久保ぉー!

将棋強すぎだー!」


「高取ぃー!

実家の割烹旅館におごりで泊まらせろー!」


「宮林ぃー!

落書きするなぁー!」


「田村ぁー!寝るなぁー!


「小川ぁー!屁がくせぇー!」


「雨宮ぁー!

姉ちゃん紹介しろー!」


大石盛将は褒めないけど、あきる野出身者に冗談や、ツッコミを飛ばして声かけて緊張をほぐしました。

八王子出身者に嫉妬されず、あきる野出身者達は次第に仲間として迎えられ、大石盛将の旗本が戦力を高める事になりました。


―大石盛将本陣前―



その目の前に味方の内藤勢600名が上杉軍、小幡勢2300名が決死の接近戦に持ち込みました。

4倍の敵に接近されては不利になります。


大石盛将が本陣600名を左に30メートル移動しました。小幡勢が合わせて30メートル西に兵士を移動して回り込みをはかります。

その前に用水路が流れ、足元が緩い状態です。盛将が前に出ます。小幡勢が敵の総大将と認識して兵力を盛将に寄せて来ました。


10名、20名、盛将目指して密集して迫ります。弓矢の連射が盛将を守ります。盛将に迫ろうとする小幡勢の兵士達は20メートル手前で悉く倒されていきます。

盛将は自分が敵の目標にされているのを利用して更に30メートル左に移動します。

盛将の本陣が移動すると、小幡勢も西に流れます。

小幡勢と上杉憲政勢500名が離れてしまいました。


そこに滝山城の綾瀬直正の600名が突入しました。

さらに加賀美勢1500名が上杉憲政を守る長尾勝正の軍勢1000名を潰しにかかります。


拝島城では5000名の立花軍が成田勢1000名を包囲殲滅にかかりました。

そこで佐伯勝長勢2000名が多摩川を渡り、上杉憲政の本隊500名を包囲しようと迫りました。


上杉憲政勢500名は前方から綾瀬直政勢600名、

背後から佐伯勝長勢2000名に囲まれてしまいました。


―上杉憲政、長尾勝久―


「勝久!囲まれたー!

逃げられぬ!

このまま死ぬなら無念じゃ!」


「お館様!敵は生け捕りに来ます!

捕まれば生き恥をらさらします!

それでも良ければ直ぐに降伏しなされ!

私は敵の大石盛将を討ち取りに参ります!」


「わかったー!俺も行くぞぉー!

生き恥さらすより!闘って死んでやるぅー!」


その時、安中勝正と、死を決した仲間1000名が加賀美勢の背後から現れました。加賀美勢1500名は長尾勝政勢1000名を多摩川河川敷へと追い込む勢いでした。

不意打ちに加賀美勢が乱れます。

バランスが崩れ、大きく穴が開きました。


加賀美勢の一角を突破すると、拝島から来た佐伯勝長勢2000名を食い止めるべく、上杉憲政の目前に現れました。


「お館様ぁー!!

お館様ぁー!!」

安中勝正が叫びます。

仲間の兵士達達も「お館様ぁー!」


大勢の兵士達が叫びます!

声のする方向に集中すると、上杉憲政が援軍に気がつきました。

安中勝正が軍勢を引き付けて駆けつけました。


「勝正ぁー!」

憲政が安中勝正を見つけて叫びました。

「お館様ぁー!今行きまするー!」

安中勝正もその声に返事を叫びます。


先日、2000名の補給部隊を任せて大敗して帰った勝正に切腹をさせる積もりだった時に、長尾勝久に諭され、生き恥を挽回する機会を与える事になりました。

あの時、怒りに任せて切腹させてたら、他にも責任を感じて命を断つ者が複数いたかもしれないと悟りました。


今、長尾勝久の教えの意味が解った憲政は安中勝正が目の前に現れると駆け寄りました。

「勝正ぁー!」

「お館様!ご無事でなによりにございます!」

「勝正!良くぞ来てくれた!頼もしい奴じゃ!」

憲政が勝正の手を握りました。


「お館様!背後の佐伯勢2000名は必ず我らが壁になります!

時間を稼ぐ間に敵の総大将を討ちとって下さい!」

お館様には挽回の機会を与えて頂き、命を頂きました!

さらに、先程援軍を頂き私は二度命を頂きました!

この命、お館様の為に捧げます!

今生のお別れに御座います!」

憲政が握る手を強く握り返して、一瞬笑顔と涙を見せました。


「いざ!行って参ります!」

手を離すと寂しそうに笑う勝正…

引き連れた兵士と共に離れて行く背中…


「勝正ぁー!死ぬなぁー!勝正ぁー!」

涙で声を詰まらせる憲政…

憲政を守る護衛の兵士達も涙を流しています。

安中勝正の心意気に上杉憲政は普段ならあり得ない事を決意しました。


「皆の者ぉー!

背後に迫る敵は安中勝正勢がわずかな時間支える!

今から敵の総大将!大石盛将を討ち取りに参るぞ!

我に続けぇー!」


「うぉーぉー!!いくぞぉー!」

周囲の兵士達が憲政の決意に勇気を貰いました。

憲政と安中勝正の事情を知る兵士達の心に響く風景でした。

憲政の声が安中勝正の耳に届きました。

「お館様ぁー!」

上杉憲政を見送る安中勝正…


「行くぞー!佐伯勢を潰せぇー!」

安中勝正が味方の兵士に叫び、憲政の軍勢を守る為に佐伯勢に攻め掛かりました。



一方、上杉憲政が大石盛将を目差して進みます。左方から由良成繁勢が憲政の軍勢に合流しようと現れました。

由良勢はこちらから300メートル東側の戦場にあり、上杉憲政の危機に気がついて持ち場を離れてやってきました。その数500名…

早朝から、交代する部隊が無いままに戦い、体力が有り、動ける人数だけで駆けつけました。


「お館様ぁー!

由良勢500名ぃー!!

黄泉の国へお供いたしまーす!」

由良成繁が叫びます。

「バカヤロー!黄泉の国で酒呑むぞぉー!」

憲政が叫び返しました。


大石軍、綾瀬勢600名と戦う上杉憲政勢500名に由良勢500名が援軍に現れ、綾瀬勢の腹背を挟む形になりました。 

その攻撃に耐えきれず綾瀬勢が崩れだします。

由良勢が綾瀬勢を押し退ける形に成りました。

上杉憲政勢が包囲から抜けた瞬間でした。


上杉憲政が、逃げたい気持ちを長尾勝久が闘う気持ちに代えて、安中勝正が背中を押して、さらに由良成繁が敵軍総大将に迫る道を開けました。



―滝山城本丸最上部―

―立花将広、大石定久―


「将広殿?戦場全部我が軍勢が優勢だが、盛将の本陣だけ囲まれた!

不味い!正面から小幡勢、横から上杉憲政の軍勢が迫ってる!」


「お待ちあれ!切り札が御座います!

我が嫡男!立花頼将が控えております!ご覧あれ!」


大石軍総大将、大石盛将の本陣に突入する上杉憲政勢の横腹を弓矢の連射が襲いました。


盛将の実兄、立花頼将勢600名が現れました。

弓矢の連射に続き長槍部隊が密集して上杉憲政勢を分断しました。


「盛将ぁー!踏ん張れぇー!」

兄、頼将が声を張上げます!


「兄上ぇー!お任せあれー!

弟、盛将が答えました。


立花頼将勢は分断した上杉憲政勢を長槍で叩き、密集した長槍が容赦なく上杉憲正勢を粉砕します。


盛将の本陣正面から小幡勢が突入、用水路から溢れた水が足元を濡らします。背後は山の斜面にあり、2メートル程高い傾斜地に陣取り、弓矢の連射で迫る小幡勢を次々倒します。

東側から迫る上杉憲政勢、粘る盛将本陣から弓矢の連射に苦戦します。


憲政自身も長尾勝久も簡単に寄せられません。

背後から立花頼将の新手600名に崩されています。

あとひと息なのに、挟撃されています。敵の総大将を討ち取るか?

総大将の自分が先に討ち取られるか?微妙菜時間が流れます。


シュン!シュン!

シュン!シュン!

憲政の近くに弓矢の連射が迫ります。

「うっ!ぐっ!」

憲政に向けられた矢が迫り、長尾勝久が身を挺して憲政を守りました。

胸に2本の矢刺さり、崩れ落ちる勝久を抱える憲政。


「勝久ぁー!死ぬなぁー!

死なんでくれぇー!

俺を置いていくなぁー!」


「お館様、申し訳ありませぬ、どうやら…これまでにございます。お館様はご立派になられました…

今まで、お仕えして楽しゅうございました」


「勝久ぁー!俺が悪かったー!」

腕の中で父のように養育してくれた恩人が息を引き取りました。

「勝久ぁー!!」



勝久に手を合わせる憲政…

その周りの両軍将兵が戦いを止めて憲政の姿をみています。


立ち上がる憲政…意を決した憲政…


「大石家!総大将ぉー!

大石盛将殿に申し上げるぅー!

我こそは!関東管領!上杉憲政であーる!

この度の戦いは!

我が武家たる者の意地と面目を掛けた戦いであーる!

これ以上!殺生を望まぬー!

我が!願いは!総大将同士!

一騎討ちにて決着を希望する!

大石盛将殿のぉー!返答を所望する!」

戦場に響き渡る声が広がりました。


静かになる両軍兵士…

やがて大石盛将が立ち上がりました。


「関東管領!上杉憲政殿に申し上げるー!

総大将同士の一騎討ちにてー!

決着に同意申し上げるぅー!

いざ!正々堂々の勝負だー!」


一瞬の静寂から

「うわぁー!!」  

「うぉーぉ」ー!!

戦場に歓声があがりました。


やがて太鼓が響き、応援歌が始まります。

タダダン!ニッポン!

ダダダン!ニッポン!

おぉーぉー!にぃーっぽぉーん!

にぃーっぽぉーん!

にぃーっぽぉーん!

にぃーっぽぉーん!

ハイハイハイ!


ダダダン!

奮えぇー!奮えー!大石!

奮え!奮え!大石!

奮え!奮え!大石!

ダダダン!

奮えー!奮えー!上杉!

奮え!奮え!上杉!

奮え!奮え!上杉!


まるでエール交換のように太鼓と声援が飛びました。

大石盛将が味方の兵士達に命じて大将同士の一騎打ちに相応しい声援を頼んだ結果、兵士達が自主的に互いの大将を鼓舞する事を考えました。


―滝山城本丸最上部―

―立花将広、大石定久―


「バカヤロー!バカタレ!

前に出過ぎるなと諭したのに!

盛将が一騎討ちを受けやがったぁー!」

と父、立花将広が呟き、頭を抱えます…


「仕方ありませんなぁ、あの雰囲気では…

受けるしかないでしょう…」

立花将広から次男盛将を娘婿に迎えた義父、大石定久が冷静に呟きました。



―大石盛将、上杉憲政―


一騎討ちに用意された武器は上杉憲政の所望で約2メートルの短槍勝負となりました。

腕前は構えから明らかに盛将が有利に見えました。

二人は6メートル離れて対峙しています。

周囲には大石勢、上杉勢、立花勢の兵士達が集まり、正々堂々の戦いがはじまります。  


「いざ!勝負!始めー!」

裁定を任された代表者が勝負の始まりを宣言しました。


両者の槍先の間隔が2メートルからジリジリ縮まります。スッ!先に仕掛けたのは憲政でした。盛将の首を狙いました。軽く右ステップ、右斜めに左腰を叩く軌道を憲政が前進して回避、首を狙い突きを入れます。


左ステップした盛将が憲政の左腹に殴打を2連打、続けて頭を一撃すると、憲政は気絶しました。

倒れた憲政に大石盛将は槍を空に掲げました。

大石勢と立花勢から歓声が上がります。

「やったぞー!」

「盛将様ぁー!」

拍手と歓声があがりました。


大石盛将は槍を手放して倒れている上杉憲政に一礼して敬意を表しました。

命を奪わぬ様子に両軍兵士達が静まりました。

「それまでだぁー!」

大石盛将の兄、立花頼将が声を上げました。

「両軍将兵に告げる!

これより休戦だぁー!

和議交渉を始じめる!」


憲政は打撲のみ、盛将は傷つける事を避けました。

上杉勢は負けを悟り、大人しく休戦に同意しました。

上杉側から、長尾勝久の嫡男、長尾勝政、小幡景定が呼ばれ、滝山城本丸にて和議交渉が始まりました。


高月城、滝山城の戦いが終わりになりそうです。

和議の内容は?


平林寺、東伏見、矢部、淵野辺の状況がどーなるでしょうか?

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