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令和の時代から転生して来たんだから時空を越えたんだからメチャ疲れたんだから!頼むから寝かせてー!

転生初日、時空超えて来たからマジ疲れるなんて想定しました。大國魂神社の大神様と源義家公に導かれ転生した祖父、親父、3人がやっと揃いました。

今後の展開は何があるか筆者にもわかりません。

考えてたストーリーがスマホに書き始めると違った風景やインスピレーションが降りて参ります。


大國魂の大神様(おおくにたまのおおかみさま)、源義家公からイメージが降りて来る時があったら、なんてあり得ない妄想をしています。



『戦国時代に転生したらかなり疲れる』


1540年(天文9年)5月、転生初日は時空を遡ったからメチャ疲れが残った。

生まれたばかりで周りが騒がしく迷惑なんだが、優しく美しい母上に抱かれるのは極上の感覚!

初乳を含ませて貰った瞬間!ヒャッハー!

メチャメチャハッピー!

唇におっぱい!おっぱい!

なんて幸せなんだぁ!


母乳貰って眠くなったら父上、立花義國がやって来た!んんん!?前世の俺の親父じゃん!

やはり、大國魂の大神様(おおくにたまのおおかみさま)と源義家公の命令が親父にも託されてるじゃん!

親父!ヒゲが痛い!頬ずりはヤメテくれ!


やがて騒がしく祖父、立花義秀が来たー!

大好きなお爺だぁぁ!

前世と同じ顔じゃん!キャッキャ微笑んだらお爺がメチャ喜んでくれた。

やっぱり前世からお爺も歴史を修正するために転生したんだょなぁ。


話が出来るまで待ってておくれ、話したい事たくさんあるから。


あー!もうヤメテ!誰だょ?次々親戚らしきおじ様おば様がやって来るじゃん!

もう眠いんだから!

「ギャ~~!ギャーぁぁ!」

泣いて拒否してやるぅ!

「ギャーぁぁ!ぁぁ!」


泣き疲れたょ。寝かせてくれ!

眠くてたまらんょ。

城内の大太鼓の鼓動がドドーン!ドンドンドドーン!府中囃子の子供達が笛と太鼓に合わせて踊っている。


嫡男誕生の祝いは深夜まで続きました。

ヘロヘロの転生初日はメチャ疲れました。



この時、立花家は武蔵国南部、府中を中心に多摩地区に領地を広げています。

立花家を囲む敵対勢力は4つありました。


─敵対勢力①─

─古河公方家、足利晴氏─

本拠地は古河城。

常陸国、下野国を中心に関東最大の大名。

室町幕府から関東8ヶ国の施政を任された歴代公方が失政と相続争いを続けた結果、関東争乱の最大原因を作り出した家系です。

室町幕府、朝廷からの信頼を失っていますが、筆頭宿老、簗田高助と簗田一族の財力で史実より強く大きな武力を保有しています。


─敵対勢力②─

─関東管領家─

山内上杉家やまのうちうえすぎけ

─上杉憲政─

本拠地は前橋城。

上野国を領有、古河公方家に次ぐ兵力を持ちます。室町幕府から関東の統治を任され、同じ任務を与えられた古河公方家と対立と同調を繰り返しています。

古河公方家とは時に戦い、時に手を握る複雑な関係です。

史実では上杉憲政が長尾景虎を養子に迎え、関東管領職まで譲り、上杉謙信が誕生しますが、立花家が存在する為、上杉謙信が長尾景虎のまま歴代を歩む可能性があります。


─敵対勢力③─

─扇ヶおうぎがやつ上杉家─

上杉朝定うえすぎともさだ

本拠地は川越城。

北武蔵を領有、武蔵国守護職を歴代当主が継承します。南武蔵を領有する武蔵国守護代、立花家と常に対立しています。


─敵対勢力④─

─北条家─

─北条氏綱─

本拠地は小田原城。

相模国を領有、相模原、町田周辺の領有権など、立花家と相模国、武蔵国の国境を巡り対立中。


立花家は周囲を強敵に囲まれ、厳しい環境を強いられていました。


第3話完

松千代として生まれて賑やかに誕生を祝ってもらいましたが、立花家の周囲は安心出来ない状況にありました。


─2024年10月11日追記─

昨年10月に執筆を始めて290話まで進みました。立花家の存在が影響しており、史実より小田原北条家の勢力は発展せず、古河公方家が関東最大の勢力に躍進します。

古河公方家、足利晴氏は筆頭宿老、簗田高助の知謀と簗田一族の財力と人脈を駆使して立花家と対立します。

この先へ読み進み、お付き合い頂けたらと希望致します。

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