1544年(天文13年) 2月中旬、大石家の婚儀が迫るが、各陣営の動きは?思惑は?
立花家の軍制度、武士階級、男子全員
士官学校入学
15歳から18歳まで三年間
卒業後立花軍入隊
18歳から出陣可
領民、志願制
士官学校
15歳から18歳まで三年間
卒業後、志願者から選抜、士気が高い人材が入隊します。
採用率約30%残り70%は予備役に登録
士官学校は武士階級、領民階級差別無し、
大國魂の大神様の聖心から外れた物は退学、特に武士階級の退学者は公職から排除。
毎月、警備、巡回手当あり、月額6万円相当
予備役は4ヶ月に1度、年間3回、5日間の訓練あり
最近、女子の士官学校が開講しました。
男子と同じ条件です。
1544年、(天文13年)2月中旬
立花義秀は大石家との婚儀が迫り、多忙な日々を過ごしています。
婚礼と大きな戦いが控えて緊張の日々が続きます。
─立花家ぬ関わる各陣営の思惑─
─武蔵北西部、岩槻太田資正22歳─
「立花家の見事な裏工作で品川湊を巡る謀略戦に勝ったみたいだな?
古河公方から離れて立花家と組んだらなんと!品川湊、横浜湊、六浦湊の権利頂いた。
収入3倍は固いかもしれんなぁ?
嫁の実家の大石家が立花家から養子迎えるからあらあら、立花家と親戚になるじゃないか?運が向いてきたぞ!」
─江戸太田資高46歳─
「立花家には凄い人材が居るみたいだな。
裏技で、世田谷交渉逆転!
滝山城乗っ取り危機から抜けられそうだな?
品川湊、横浜湊、六浦湊の権利どんな利益になるのか楽しみだぞ!」
─世田谷、吉良頼貞47歳─
「最近の立花家は凄い活気があるなぁ。
地理的に大勢力に囲まれてるから立花家から少し距離置いてたけど、立花家から嫁貰って良かった。湊の運営権利を3つも与えてくれたから、これからは立花家の役に立たなくてはと考えております」
─青梅勝沼、三田綱秀53歳 ─
「大石家の滝山城が賃貸契約してたなんて?
しかし、立花家が少林寺から購入して気前よく大石家に譲渡!
どんだけ裕福なんだ?立花家当主義秀殿?
息子とあんたの娘の間に孫の綱盛9歳がおるから末が楽しみだな」
「立花家から養子を迎える大石家と長い事
対立してたからなぁ、互いに親戚になる故、仲良く出来るなら良いが…」
─八王子滝山城、大石定久53歳─
「昨年嫡男を無くし、落ち込み、上杉に養子送られ全て取られる寸前、大國魂神社に参拝して、護符を購入したらなんと…
運勢が代わり、立花家に救われた!
松千代様、大宮司猿渡盛胤ご老公様、立花義秀殿、立花将広殿、養子盛将!
皆様に感謝します!」
「わしの身を!大國魂の大神様に捧げますぞ!大神様!ありがとうございます!
大神様に護符に助けらる不思議な縁でした」
立花家に関わる各陣営には大きな戦いが待っています。
二つの上杉家、古河公方家の野心に北条家の野望が絡まり、立花家はやがて関東で四つの戦国大名家に狙われる事になります。
立花家の仲間の大名諸家と敵対勢力の戦いが迫ります。大石家の婚儀が発端となり、関東争乱の時がやって来ます。




