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戦国立花家三代、新日本国戦記、大國魂神社の大神様に捧ぐ!織田信長を倒して全国統一を目指します!  作者: 近衛政宗


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1544年(天文13年)立花将広、叱責覚悟で府中へ!

大國魂神社猿渡家と、立花家は高額取引にあたり 24年前に高額紙幣を発行しました。

菊の紋章が煌めき、大國魂神社猿渡家、立花家の花押、署名、捺印、、御朱印風の書体であった。

品川湊から六郷湊、横浜湊、久良岐湊、伊勢神宮、泉州堺、薩摩鹿児島湊、奥州、松前等にて重宝されています。


立花領内では主に八王子、府中の公認換金店、大國魂神社、立花家の商店、宿老、商務奉行の商店が換金できます。



1544年(天文13年)2月上旬


「やべぇ…

やっちまった!謝るしかないぞ…」

なんて覚悟を決める立花将広、府中城にやって来ました。


「兄上!この度は申し訳ない事ぉー!

致しましたあー!」

平伏する泥酔英雄立花将広


「バカたれ!!

賃貸契約の滝山城だとぉ??

総額6000貫だとぉ??(6億円)」


「ぶははは!良くやったー!!

普通じゃ出来ぬ買い物だ!

だはははは!笑うしかないだろーが?

怒ってねぇ!笑っちまったぞ!」


「えっ?兄上?怒ってないのか?」


「あの時激怒したのは芝居だ!

お前の家臣が滝山に帰ったら大袈裟に報告するだろ?

お前がビビって頭抱えた姿みたらなー大石定久は天に召される迄、立花将広に頭があがらん!

養子に迎えるお前の次男を大事にしてくれるだろなぁ。家臣達も懸命に新しい嫡男を支える筈だ!」


「さらに、少林寺の住職も、相場より良い条件で売れて、既に大金が手にした。喜んだだろう。少林寺の建物は全部綺麗に修繕、費用は全て立花持ち!最高じゃないか?」


「さらになぁ、最新判の紙芝居で住職が婚儀に際して喜びそうな美談にすり替えたから、色仕掛けに騙されてたなんてバレてないから大丈夫だ!

大國魂神社の大神様に誓って後から文句言いません!なんて契約書に押印させたお前の勝ちだ!ぶははは!」



「えっ?いいの?許してくれるのか?兄上?」


「ぶははは!お前は滝山城を落城から救った英雄だ!滝山が落ちたら立花家は終わってしまうだろ!」


「もう、立花家から6000貫支払い済みだ。

領収書も受け取り済みだ。

お前が知らせた通り、紙芝居で滝山城購入を周知した。養子縁組みには扇谷上杉、上野山内上杉を怒らせる内容に細工した。

奴らの反応待ちだなぁ。

少林寺が大金持ってるの知ったら?

滝山城を攻めに来るかな?

さて、滝山城を立花家が購入したからこれは立場が逆転 だょなぁ?

滝山城から家賃貰ってた少林寺から家賃とるかなぁ?

将広?もう1回!交渉しないか?(笑)

なんだお前、嫌な顔すんなょ!

交渉お代わりだ!」


「兄上!遠慮する!あの坊主には逢いたくありません!」


「殿ぉー!」

遮るように現れた筆頭宿老、鹿島政家に救われる立花将広。



「殿ぉー!最近、予備役から常備軍の志願者が急増しています。窓口に押し掛け、混乱してる状態です。」



「全部採用!予備役の兵士を断らず受け入れろ!これから漸くは山内上杉家、扇谷上杉家、古河公方家との戦いになるぞ!

3万でも5万でも採用だ!」


「さらに士官学校にも入学希望が急増しております。もう、新しい学校を作るしかありません!」


「よし!一般の学校の教室を借りろ!

大商人!宿老の屋敷の空いてる部屋!道場を借りろ!必要なだけ知恵を絞れ!

先に受け入れろ!

焦らず、冷静に!

借りてる間に新しい学校増やせ!

必要な数だけ作る!

必要数わかったら直ぐ作れ!

4月の入学まで、時間がある!

組立式工法が有るから、学校に適した場所があれば二週間あれば出来上がるだろ!

落ち着いて前にすすむぞ!」



「予備役でもやる気ある民が志願してくれたなら財力がある今ならどれだけ増えても良い!予備役だって毎年3回、4ヶ月に5日間訓練してる。直ぐに戦力になる!

嬉しいじゃないか?

領民が立ちあがってくれた!

職員増やして手続きをすませたら編成を急ぐぞ!2月末までに上杉に備えた兵力配置を急ぐ!時間との勝負だ!

将広!滝山城で婚儀が済んだら上杉との対決だ!」


立花家は日頃から多数の予備役の兵士を登録させています。

敵が領内に侵略した場合に備えて多数の兵士を動員出きる体制が整備されていました。

ついに成果が示される事になりそうです。

少しずつ戦いが近づく気配がします。

二つの上杉家の動きが気になります。

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