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戦国立花家三代、新日本国戦記、大國魂神社の大神様に捧ぐ!織田信長を倒して全国統一を目指します!  作者: 近衛政宗


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1544年(天文13年)2月4日の朝、立花将広、滝山城購入報告書を提出!

立花将広が滝山城の秘密を知り驚愕?!

実は賃貸契約の城だった?

天才的な行動で滝山城を買い取りました。

しかし、兄、当主の立花義秀に報告となると、売却額5000貫(5億円)、少林寺施設全部修繕リフォーム全額立花負で、推定1000貫(1億円) と合わせて総額6000貫(6億円 ) !


さて、立花家が採用した紙芝居は進化しました。太鼓を響かせて人々を集め、関東各地の大名の動向や立花家からの住民への連絡事項や、創作した軍記物のを読み聞かせ等が行われました。


立花家当主、立花義秀の後継者は立花義國29歳、松千代の父は前世は銀行員、酒癖が悪いが仕事はできる。

松千代との関係は微妙、前世の経験から戦国時代に簿記のやり方を提案!

立花式簿記となりました。


近い将来に立花家を継ぐ為、立花領内の視察、問題解決にあたっています。

武蔵南部、相模の一部の所領に約50の城があり、把握しなければならない地形や、地域の情報を学んでいます。


先日は品川湊や、品川城、それを支える六郷城、南六郷城、を視察、江戸太田家、岩槻太田家を訪問、古河公方家の情報もに接しました。

家督相続に向けて修行中です。


1544年(天文13年)2月5日


前日の午後、滝山城の南側防御施設普請許可ありと早馬が知らせましたが、立花将広が報告書類の作成に悩み時間掛かり、報告書到着が夕方になりました。

滝山から届いた報告書を見る立花義秀が驚きます。


「なんだこれは?

詐欺じゃないのか?

滝山城が賃貸契約だと?

戦国時代に賃貸契約の城なんて…

聞いた事ないぞ!

大石家が信濃国から領地を与えられ、武蔵国の八王子周辺に移住した頃から大石一族の為に創建された少林寺が滝山一帯の領主?…

少林寺が滝山城一帯の領主だったのか?

大石家が立花家に対抗する為に難攻不落の城が必要だから頭を下げて賃貸契約で滝山城建てただとぉ?!」


「土地の賃貸料が毎月、20貫!(200万円)

湧水(湧水)使用料、道路使用料、諸々の諸経費が20貫!(200万円)

毎月40貫!(400万円)も払っていたのか?

その為に一括払いで売買契約を取り交わしたのか?…何?

経費だの総計6000貫!(6億円)

これでも値引きして落とした金額だぁ??」


「何?大石定久から添え状があるのか?

これは詫び状じゃないか?

ぼったくりの経緯から、ほーぅ!

なるほど、滝山城赤字続きだったんだな?

仕方ねぇな…

んん?将広から追伸?

紙芝居で滝山の事実をスクープ扱いにして、滝山一帯の少林寺領が全部大石領になったと周知する。

そうなると、少林寺が、売却金額で大金持ちだと宣伝したら上杉軍は少林寺の大金目当てに大軍率いて滝山城攻めに来る…

まぁ有りかもしれぬな。

ぶははは!

わかった!全部払ってやるっ!」



「滝山城に使番を出せ!将広と大石定久に委細承知!全て引き受ける!

将広は防御普請を土方信将に引き継ぎ、目立ち過ぎないように府中に来いっ!!

以上伝えて来い!!」


使番が馬を飛ばして召還命令が立花将広に届きました。



滝山城に秘められた事実が発覚?

立花将広が府中城に召還されます。


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