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戦国立花家三代、新日本国戦記、大國魂神社の大神様に捧ぐ!織田信長を倒して全国統一を目指します!  作者: 近衛政宗


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1545年(天文14年)12月下旬、年末の状況。

義國の泥酔事件は紙芝居で公表した事で悪い噂が落ち着きました。

府中の街も秩父の街も活気に溢れています。

1545年(天文14年)12月下旬


─府中─


立花義國の泥酔事件は紙芝居にて公表されました。事実がほぼ公表され、廃嫡は無いと明言された為、噂話しは落ち着きました。

松千代が街に買い物に出掛けて元気な姿を見せた事も噂を落ち着かせる要因になりました。


近衛中将府は年末年始の行事を控えて忙しく大使達が働いていました。

秩父藤田家の支援に派遣する建設作業者と技術者を府中に集め、秩父に派遣する事や飯能から秩父方面の街道整備の仕事に派遣する人材確保に忙しくなりました。


街道整備は基本的に立花家の工兵部隊が担いますが、三田家の中心地、勝沼城を起点に秩父までおよそ30キロ、整備が必要な場所が多数あり手が足りぬ状況です。


更には秩父藤田家の本拠地、秩父大宮城の築城にも同盟大名家の協力が必須でした。

農閑期に手が空く農民を中心に民の協力を求め、正当な賃金、宿舎に食事が保証されます。府中に集結した同盟大名家の労働者達は集団で纏まって秩父に派遣されました。


─秩父─


秩父神社の東に借りた土地に駐留する立花家は秩父神社と藤田家の許可を取り、近衛中将府の銘板を掲げました。

責任者は立花家中老、岡本政國、秩父藤田家や秩父神社や寺院との繋ぎの役目を担います。関東の八幡神社系列や寺院から、藤田家に集まる支援物資の仕分けに忙しい毎日が経過します。


秩父藤田家は大幅に領地を失い、減収した領地を立花家、近衛中将府の協力で再生を目指します。それには大きな資産を持つ秩父神社や八幡神社系列の神社や寺院、商人の協力が不可欠です。


秩父は藤田家の家臣の屋敷を増やす為、借地に新築したり、、寺院を改修増築した城塞、家臣の屋敷など工事が盛んに行われ、賑やかになりました。


12月初旬に立花軍27000が鉢形城を攻める構えを示した効果で鉢形藤田家は大人しくしていました。

鉢形城の藤田友綱の評判はお飾り当主で宿老の言いなりと噂にになっていました。


秩父藤田家には鉢形城から内通する者が増えたとの知らせが入ります。鉢形城方面の神社、寺院、商人からの情報も入ります。

立花軍27000に来年征伐に来るぞ!と脅されて意気消沈の雰囲気が見えました。



─川越上杉家─

─上杉朝定、長尾信忠─


「信忠、立花軍27000は秩父から東に進み、鉢形藤田家を脅かし、毛呂山、日高の我が領地を通過して遂に川越に来るのかと心配したが、志木城には立花義國の15000、双方動かなかったから本当に良かった。」


「殿、あの時は危のうございました。

殿、我が川越上杉家は立花軍に一番手に狙われる位置にあります。殿は10月に古河公方、足利晴氏様の養女を正室に迎えました。その関係を利用して援軍を要請しております。川越城を拡張して受け入れます。

さらに川越城の南に砦を配置して援軍を収容します。援軍の軍勢が常駐する事により、いざ、立花軍が来襲するなら古河公方様の軍勢はさらに援軍を送るでしょう。」


「ほぉ、信忠、それは良い事を考えたな、宜しく頼むぞ!」



川越城は田畑に囲まれた平城です。難攻不落とは言えず、防備に不安が有りました。

古河公方家の援軍を受け入れ、強化する事にしました。



府中の街から秩父にたくさんの支援が入ります。年末の慌ただしい時が流れます。

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