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戦国立花家三代、新日本国戦記、大國魂神社の大神様に捧ぐ!織田信長を倒して全国統一を目指します!  作者: 近衛政宗


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1544年(天文13年)1月中旬、古河公方家、扇谷上杉家、品川湊を巡る暗闘、危機はまだ去らず

ごちゃごちゃな文章を何度も直しました。乱筆乱文、誤字あり、間違いだらけ、やっと直せたかな?

修正前に読んだ方にお詫び申し上げます。



今回の流れ、古河公方家が品川湊を奪う為、岩槻太田家、江戸太田家を利用する事を考えました。


武蔵扇谷上杉家も同じく、品川湊を奪う計画で岩槻太田家、江戸太田家に味方するよう誘います。


両陣営と駆け引きする岩槻太田、江戸太田、

すぐには反応しません。


品川湊の危機を知った立花家が動きました。


危機はまだ去らず、立花家の次の動きが気になります。


松千代が何か仕出かすかも?



「1544年(天文13年)1月中旬



──武蔵府中城──


世田谷城にて吉良家、岩槻太田家、江戸太田家の説得に成功、四家の同盟を締結した立花将広は兄、立花義秀が待つ広間に到着しました。


交渉は決裂寸前に品川湊で公演した芝居の話題になると空気が代わり、合意した事を報告しました。


芝居の話題から敦盛踊り出したのが切っ掛けで、酒呑んで仲良くなって合意成立したなんて!口が裂けてもいえません!(笑)

迎えた兄、立花家当主義秀と宿老達から絶讚されます。


─府中城、立花義秀、立花将広─


「見事だ!将広!

難しい交渉を任せて済まんかった!

この功績は莫大な功績だぞ!

さぁ、これからだ!猿渡家、立花家、吉良家、岩槻太田、江戸太田が、品川繋がりで吊るんだ事を知った古河公方家、武蔵扇谷上杉家の動きに警戒せねばならん!」


「殿!気になる事がございます」

宿老筆頭、鹿島政家が膝を進めました。


「近頃、下総、小弓公方、足利義明様と安房上総の里見義堯様に亀裂があるようです」


「小弓公方家創立からの立役者、真理谷(まりがやつ)氏、武田氏(甲斐武田系統)が重役に並び、里見家を遠ざけてる様子です。

公方様も幼き頃より側で支えた彼らの意見を退けられず、さらに里見家は相続絡みの内紛が響き、義堯様が力を出しきれ無い様子です。」


「古河公方家の筆頭家老、梁田殿が中々の軍師と聞いております。下総、佐倉の千葉家が古河公方家に従っています。

千葉家と協力して小弓公方家を潰せば下総、上総の大半が古河公方家に従います。

里見家は孤立して安房に撤退するしかありません。何か手を打たねばならぬと考えます!」


鹿島政家の言葉に周りの空気代わり、皆唸りました。

史実では1538年(天文7年)に下総国府台にて北条氏に撃破され、小弓公方足利義明、義純親子討死となっていますが、歴史が変わり、生き延びています。


「お爺ぃー!味方ふやす手があるょー!」


「なにー!!」っと驚く義秀、将広に宿老達?


「いまねー。仲間にはいりたいのわぁー!

青梅!三田家のおじさまとー!

滝山!大石家のおじさんだよー!

品川湊!とか、湊の仲間になりたいはず!

多摩川にー!湊があるでしょー?」


─祖父義秀─


「んん?松千代?多摩川河口の六郷湊だな!

品川湊の南、多摩川の北岸に六郷城、南側の川岸に南六郷城で守ってる多摩川の湊だな!?

六郷湊を青梅の三田家、八王子滝山の大石家にも使わせてやるのか?」


「お爺ぃー!仲間はずれしたら悲しいーでしょ?

ふたりを、仲間にいれてあげるの!」



松千代の提案を理解した立花義秀は青梅三田家、滝山大石家に多摩川河口付近の六郷湊の利用を認めました。

微妙な関係の両家との関係改善が進む切っ掛けになりそうです。


青梅の領主三田綱秀、八王子滝山の領主大石定久、松千代は大國魂神社、芝居公演お披露目の時に面識があり、気になるようです。

1554年天文(13年)の多摩川の水量は令和の頃より豊富です。大企業が地下水を取水する事も無し、アスファルトに塞がれずに雨は地下水となり、多摩川自身が大地を削りあげて作った崖は、昭島市拝島を起点に世田谷区まで繋がります。その大地から大量の湧水に溢れ、数百ヵ所の滝が存在します。


昭和の時代、筆者の子供の頃、国分寺市から小金井市の滝の数は20ヶ所を越え、大音量の音を響かせる貫井神社の三本滝は有名でした。、貫井神社の境内の崖から涌き出る大量の湧水を利用した貫井プール(当時東京唯一の湧水プール貫井神社が経営)


プールの中に魚が泳いでました。

水温が低くて10分泳ぐとブルブル寒くなり、限界ギブアップする冷たいプールでした。


プールから徒歩10分ほどにある東京経済大学の水泳部の皆さんが5月から10月あたりまで低水温に震えながら練習していました。学生さん達の練習利用料は無料、貫井神社の好意で1年間プール掃除してくれたら無料なのでした。貫井神社太っ腹です。


そのエリアの近くの文化財施設内に存在した幅3メートルをオーバーする滝、会話が聞こえなくなるほど大音量の音を響かせるすごい滝でした。三鷹市の山葵(わさび)の栽培もしていました。


筆者の体験から、松千代の時代の多摩川の水量は1.5倍~2倍のイメージで進めます。

難しい局面になるような?

先は読めません。


青梅三田家、八王子滝山の大石家も巻き込むみたいな?

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