1544年(天文13年)12月中旬、立花家同盟大名の様子
立花家の近衛中将府の開設に向けて同盟大名家に根回しを始めました。
大使館の意義を知らせて理解を求めます。
1544年(天文13年)12月中旬
12月の初旬に立花家から同盟する大名家に帝から綸旨を戴き、関東静謐の使命を託された事、朝廷から近衛中将府を開設する許可を得た事を知らせました。
近衛中将府の設立は立花家から使者を派遣して同盟大名家に内容を説明しました。
近衛中将府は立花家と同盟大名家が協力する為の行政府です。
近衛中将府の敷地内に大使館を建てます。費用は全て立花家が負担します。
各同盟大名家の大使館が完成次第、関東静謐の為に運営に参加を任意で求めます。
大使館には大名家の重役が大使として大名家の代表として赴任します。さらに商務担当奉行と、商人代表数名、政治と商務の担当者が常駐します。補佐役、事務職員、護衛を含め50名まで受け入れます。大使館には大使の公邸を隣接させます。職員達の居住する宿舎も大使館の近くに用意します。
家族を呼んで一緒に暮らせる宿舎も用意します。
─木更津城─
─里見義堯、真里谷信隆─
「信隆、立花家からの大使館の件だが、参加した方が良いだろう。大使に商務奉行に商人達と補佐する職員など選ばなきゃならんな。」
「殿、立花家は帝と朝廷から信頼されております。綸旨が下されたのは室町幕府、足利将軍家、古河公方家、関東管領家、全てが頼りならぬからでございます。」
「信隆、近衛中将府が面白い事になりそうだな?」
「はい、大使館が完成するのは4月末から5月と聞いております。」
─江戸太田家─
─太田景資、宇田川勝長─
「勝長、立花家は帝の綸旨を賜り、朝廷からも関東の静謐を託されたそうだ。義父上は凄いなぁ。」
「殿、立花家は古河公方家、関東管領家を信頼出来ない帝と朝廷から関東の騒乱静謐を託されました。
立花家に協力いたしましょう。」
「勝長、大使と商務奉行、商人など派遣する人選を頼むぞ!」
─船橋城、高城家─
─高城義春、馬込和長─
「和長、立花家に帝と朝廷から関東を託された。凄い事だな。立花家に大使を派遣するぞ!」
「はい、大使を派遣すれば府中に集まる情報も多く知る事が出来ます。関東静謐に貢献しましょう。」
多少懸念していた甲府の武田家、小田原北条家も大使派遣に同意しました。青梅三田家、滝山大石家、世田谷吉良家も同意しています。大使館は4月末から5月上旬の完成を予定しています。
同盟大名家の同意が取れました。
来年の始動が待たれます。




