1544年(天文13年)10月下旬、北条家との婚礼が始まります。
立花将広が行列を率いて北条家との婚礼に向います。
1544年(天文13年)10月下旬、
北条家と同盟を組む為に婚礼を結ぶ事になりました。
立花家は北条氏康の軍師、北条玄庵40歳に娘を嫁がせたいと希望しました。
しかし、流石に40歳ですから玄庵が辞退します。玄庵の長男、時長に嫁入りを希望しました。
連絡を受けて、立花義秀が笑いながら承認しました。
北条玄庵の長男、北条時長18歳に立花家義秀の娘、綾姫が嫁ぎます。
婚礼の行列は先日同様、府中城にて家族に別れを告げます。
松千代は綾姫に抱きついて別れを惜しみます。
先日と違い、泣かずに見送りが出来ました。
義秀と母に挨拶すると馬車に乗ります。立花将広が率いる花嫁行列は、儀仗騎馬隊1000、儀仗弓兵500、儀仗長槍兵500、府中城から大國魂神社の前を通過して小田原を目指します。
府中の領民が沿道から見送ります。拍手と歓声、日の丸の小旗が振られます。多数の声に包まれて南に向かいました。
府中から小田原まで60キロほどの距離です。
長旅になります。泥酔外交が始まる?




