1543年(天文12年)3月、松千代、2歳10ヶ月、君が代斉唱します!
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1543年(天文12年)3月、早朝
武蔵の国、府中城天守閣展望台
松千代2歳10ヶ月、まだ風が冷たい頃。
初めて君が代を斉唱してみる松千代。
──松千代──
「おおくにたまのおおかみさまー!
おおくにたまのおおかみさまに捧げまーす!」
──松千代が大國魂神社の方角に手を合わせ、お辞儀しています。──
きぃーみぃーがぁーぁーよぉーおーわぁー!
ちぃーよぉーにぃぃーぃやちぃーよぉーに!
さぁーざぁーれぇーえぇいーしぃーのぉー!
いぃーわぁーおぉーとぉーなぁーりてぇー!
こぉーけぇーのぉーおむぅーすぅーうぅー!
まぁーぁあでぇーぇー!
君が代を歌い上げると、扇子右手に狂言敦盛の舞いを披露する松千代。
にんげーんーごじゅーぅねんんーん!
げてんのうちぉーおーくらぶればぁぁー!
ゆめまぼろしのぉーぉー!ごとくなりぃーい!
ひとたびしょうぅおぅーうけぇーぇー!
めっせぬものぬぉぉーぉおーおー!
あぁーるぅーべぇーきぃーかぁぁーあ!
めっっせっぬぅものぬぉーぉおー!
あぁーるぅーぅべぇーきぃーくわぁぁーあ!
「ふぅーっ!?気持ちいぃー!」
笑顔の松千代に付き添いの侍女達も突然の事に驚いた様でした。
「松千代様?今の素敵な歌はどこで覚えたのですか? 」
「キャハキャハぁー。
ひーみぃーちゅぅーう!」
の一言で誤魔化した。(笑)
天守閣から日本国歌と織田信長のイメージが強い敦盛の舞いを披露した噂はたちまち 話題となり、府中城内や城下町でも聞こえたらしく明るい話題として評判となりました。
祖父、義秀から早速御呼びが来ました。
「松千代ぉー!聞こえたぞぉー!
見事な君が代じゃー!
織田信長の敦盛か?
もう一度見せてくれるか?」
「お爺ぃー!おねがいきいてくれたらいぃよぉー!
あのねぇ、
おおくにたまのおおかみさまに
ぷれぜんとしたいのぁー!
きみがぁーよーおわぁー!
それからぁ、げてんのうちおーぉーくらぶれぶぁーぁって!あつもり踊るの!おねがーい!」
「ん、んん??
大國魂神社の大神様に君が代と敦盛を奉納したいんじゃな?んんーん!」
「よっしゃーぁ!わかった!約束するぞ!
大宮司猿渡家に頼んでやる!
だから早く爺に見せてくれ!!」
側に控える側近と侍女達がクスクス笑っていました。
普段は強面の義秀から約束を取り付けた2歳児の交渉力に笑いを止められない一同でありました。
リクエストに応え、君が代斉唱と敦盛の舞いを披露した松千代。
義秀と見物人達が拍手喝采を惜しまなかったのは言うまでもありません。
数日後、大國魂神社を訪問した義秀が大宮司猿渡盛村様、先代盛胤様に
仔細を申し上げると快諾を頂きました。
3月吉日、松千代念願の君が代奉納、敦盛奉納が実現しました。
君が代は立花家から奉納歌として君が代を歌唱する事にしました。
敦盛は付随して奉納する儀式に加えられます。
当日早朝、府中城大手門から先導の騎馬二百に先導され、儀仗歩兵が掲げる菊の紋章の軍旗百、儀礼装束の祖父、立花義秀、父、義國、松千代と親族、家臣の二百、太鼓部隊百、後方を騎馬二百が護衛する。総勢八百の行列になりました。
沿道には城下の領民多数が見学しています。両手に日の丸の小旗が振られて賑やかな歓声が挙がりました。
大國魂神社正門から 義秀ら二百名が入場します。太鼓部隊百名が続いて入場しました。
正殿前に大宮司猿渡家家の親族と神職百名が揃いました。
大宮司猿渡盛村様から祝詞が奉じられます。続いて厳かか雰囲気の中、
松千代の声が響きます。
「てんにましますぅーぅー!
われらがぁーあー!おおくにたまのぉーおぉー!おおーぉーかみぃーさまぁーぁーぁ!むさしのーぉーくにぃのぉーたみのぉーおー!
あんねぃとぉーぉー!
ひのもとぉーぉー!にっぽんのぉーぉー!たみのぉーこころぉーぉ!おぉー!てらしー!
たまぁぁーぇーえー!」
「わがぁー!こころぉーぉ!
おぉー!くにたまぁーのぉー!
おぉー!おぉー!かみさまぁー!
にぃーぃー!ささぐぅーぅー!
おぉー!くにたまぁーのぉー!
おぉー!かみさまぁー!
にぃーぃー!ささぐぅーぅー!」
君がぁー代ぉーわぁー!千代にーぃーい!
八ぁー千ぃー代ぉーにー!
さざれぇー石のぉー!
巌とーなぁーりてぇー!
こーけーのー!むーすー!まーあぁでぇー!
独唱が終わり松千代の後ろに控える百名の太鼓部隊と合唱が始まりました。
君が代わぁー!千代に八千代にー!!
さざれー!石のー!
厳ぉーとーなーりてー!!
苔のー!!蒸ぅーすぅー!!
まぁーぁーあーでぇー!!
合唱完了と同時に百名の太鼓部隊が演奏開始。サッカー日本代表の声援パクりました。(笑)
ダダダン!!ニッポン!!
ダダダン!!ニッポン!!
おー!おぉー!にぃーぃーぽーおーん!
にぃーぃーぽーおーん!!
にぃーぃーぽーおーん!!
にぃーぃーぽーおーん!!
へい!へい!へい!へい!
ダダダン!!ニッポン!!
ダダダン!!ニッポン!!
おー!おー!にぃーぃーぽーおーん!!
にぃーぃーぽーおーん!!
にぃーぃーぽーおーん!!
にぃーぃーぽーおーん!!
へい!へい!へい!へい!
ダダダン!!ニッポン!!
ダダダン!!ニッポン!!
一瞬の静寂があり、松千代の敦盛の舞いが始まりました。
人間ごじゅーぅねんん!!
げてんのうちぉーおーくらぶればぁぁー!
ゆめまぼろしのぉーぉー!!
ごとくなりぃーい!いー!!
ひとたびしょうぅおうけーー!!
めっせぬものもののー!あるぅー!べぇーきぃーかぁぁーあ!ぁー!!
めっせぬもののー!ぉー!!
あるぅー!べぇーきぃーかぁぁーあ!!
そして、太鼓百名が一斉に
ダダダン!!ニッポン!!
ダダダン!!ニッポン!!
ダダダン!!ニッポン!!
全員一礼して奉納儀式が終わり、拍手と歓声が領民から挙がり、万雷の拍手と歓声が響きます。
無事に奉納儀式が終わり、盛大な立花家の行列が 大國魂神社から府中城に帰還しました。
沿道には奉納儀式を耳にした府中の領民が日の丸の小旗を振って歓声をあげたのでした。
松千代のアイディアが大成功でした。
次はなにかが起きるでしょうか?




