1542年(天文11年)10月、松千代アイディア発案!
松千代の欲しい物から生まれたトランプ、人生ゲームが売れまくり、立花家に幸運が舞い込みました。祖父、立花義秀の商才、職人の技術があっての事ですが、庶民の購買力が無くては不可能な事でした。
この先の展開は?
やはり、筆者にもわかりません!
新作トランプは多数の絵柄が選べて好評でした。
人生ゲームも爆発的に売れました。
娯楽の少ない時代にファミコンブームが来たー!みたいな状態です。
府中の城下町からブームは立花家領内に収まらず、近隣の相模、武蔵国内から北関東、房総に広がりました。
「松千代ぉー!」
またまた祖父義秀に呼ばれました。
「あのなぁ!トランプを虎護符にしてみたらなぁ立花家領内の神社から寺院まで引き合いが凄くて!さらに敵方の領内の商人から凄い注文殺到して大変だぞぉー!!」
(お爺、興奮し過ぎてる)(笑)
お爺ぃー!すごーぉーい!
(なんちゅー商才なんだお爺ぃー!天才!)
「キャハキャハー!次はねぇ、しながわみなとからいせじんぐうのかみさま、さつまとさかいにもっていくのー!うれるからー!」
「品川湊から伊勢神宮の湊の商人達、薩摩島津家、室町時代の先進商業都市、堺、の大商人達に売り込め!」
って言いたいが、まだ2歳だから説明仕切れない!
(笑)
しかし、祖父義秀では瞬間、脳内で理解しました。
「ギャハハハー!凄いぞー!
松千代は天才だー!」
「あのねぇ、まだ欲しいのあるぅー!
らぁーめんたべたぁーい!
しょうゆらぁーめん、しおらぁーめん!、
みそらぁーめん!たんめん!ちゃんぽん!
とんこつらぁーめん!」
「ギャハハハー!わかったー!作ってやる!
わかったけど、とんこつらぁーめん??」
(九州博多発祥です。祖父の時代に関東には普及してないから知りません)
「んでぇー!お店つくるの、ふちゅうとかこくぶんじーとかこがねいとか~。
たくさーんおみせつくるのー。
みんなにたべてらもらうのー。
やすくてみんなでたのしくたべるのー。」
「ぶははは!
安くて美味しいラーメン屋さんをチェーン店方式で立花家領内にたくさんつくれば良いんじゃな?」
「わかったー!やるぞー!」
周りに居る家臣達には通訳とか時代背景解説が無ければ理解出来ない祖父と孫の会話でした。
「あとねぇ、お爺のつくるぎょうざ!
焼きぎょうざとかぁ、すーぷのぎょうざ!
おみせでみーんなでたのしくたべる!」
「わかったー!俺が満州で覚えた水餃子と焼き餃子!よっしゃ!店を作るぞー!
そっか!前世のラーメン屋なら餃子も食べる事が出来るが、ここでは別々にした出店が最適って判断なんだな?
忙しくなりそうだなー」
戦国大名当主がラーメン、餃子の飲食店経営に乗り出す事になりました。
立花家では松千代の希望でラーメン屋、餃子屋などの飲食店経営まで始まる様です。




