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戦国立花家三代、新日本国戦記、大國魂神社の大神様に捧ぐ!織田信長を倒して全国統一を目指します!  作者: 近衛政宗


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1544年(天文13年)4月21日、鎌ヶ谷、船橋方面の戦いは天候が回復、ついに決戦へ!

前日の悪天候でしたが、天気が回復しました。


ついに決戦になりそうです。

1544年(天文13年)4月21日~


─西船橋城、早朝の儀式が始まります─

久々に松千代が祝詞を挙げます。


おぉーくにたまのぉー!

大神様にぃー捧ぐぅーぅーうぅー!

我がぁー命とぉー、魂ぉー!

正義とぉー!民のぉー!

安寧のぉー!為にぃー!捧ぐぅーぅーうぅー!


君が代ぉー!斉唱ぉぉー!


20名の兵士が歌います。

合わせて周囲の数百、数千の兵士も歌います。


君がぁー代わぁー!

千代にぃーぃー!八千代にぃーぃー!

さざれぇー!石ぃーぃー!のぉー!

巌とぉー!なぁーりてぇー!

苔のぉー!蒸すぅーまぁーああでぇー!


太鼓が鳴ります。


ダダダン!にっぽん!

ダダダン!にっぽん!

おぉーぉー!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

ヘイヘイ!ヘイヘイ!

おぉーぉー!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

ヘイヘイ!ヘイヘイ!

ダダダン!にっぽん!

ダダダン!にっぽん!


合唱が三回繰り返します。

最期に……


奮えぇー!フレー!たちばな!

奮えぇー!フレー!たちばな!

奮えぇー!フレー!たちばな!

うりゃぁー!ぶしゃぁーぁー!!



これで立花軍の兵士達に気合いが入りました。


─西船橋城、立花義秀、鹿島政家─


殿、これで兵士達の気合いが充実しました!

松千代様が祝詞を挙げると心に響きます!


だははは!負ける気がしないぞ!

大國魂神社の大神様に愛されし我が孫!

勝利を呼ぶ神の子だぞ!


はい!勇気100倍になりました!



─鎌ヶ谷~船橋周辺の配置─


─立花軍─

鎌ヶ谷城、畠山勢7000、太田勢3000

合計10000

4キロ離れた金杉城、千葉勢11000と対峙しています。


─立花軍─

大野城の南2キロ、本多勢15000

4キロ先の夏見城、足利晴氏勢11000と対峙しています。


─立花軍─

西船橋城、立花義秀勢12000

2キロ先の船橋城、高城勢9000と対峙しています。


立花軍37000、古河公方軍31000

江戸太田家と高城家の国境の戦いです。

立花軍が勝てば太田家の領地は安泰、高城家の領地の船橋、習志野、白井、柏、周辺の大半が立花軍側に支配されるでしょう。


古河公方軍が勝てば江戸川から東の一帯、松戸~鎌ヶ谷~船橋周辺、旧高城家の領地が支配出来ると予想されます。



─夏見城、足利晴氏、梁田高助

昨夜の軍議では金杉城、夏見城、船橋城の背後に布陣、敵勢を引き込んで囲んで叩き続けて粘る作戦です。

この作戦は古河公方軍が小弓公方軍に仕掛けられて大苦戦した戦法です。

自分達が仕掛けられて散々に苦しめられた戦法を立花軍に仕掛けます。



高助、緊張してきたぞ!

今日こそ、決戦だな?


はい、私も緊張しています。

高城胤春が太田勢は弱いが立花勢は桁違いに集団行動に優れ、侮り難しと評価しています。


太田勢を2度も壊滅させた高城勢が立花軍と直接戦ったら歯が立たないと称してますから、気を引き締めて戦います!



─西船橋城、立花義秀、鹿島政家

昨夜の軍議で各々対峙している古河公方軍の軍勢に戦いを仕掛ける事が決まっています。

敵勢は引き込んでから包囲して来る事が予想され、注意を促しています。


政家、古河公方軍は梁田高助と高城胤春の頭脳が頼りだろうな?


はい、恐らく地勢を頼み、負けた振りして引き込んで囲む作戦があり得ます。昨夜の軍議でも注意を促しましたが、引っ掛からない様に注意が必要です。


ならば逆に引きずり出してやるか?

だははは!政家、大野城の南の本多勢15000を金杉城攻めに向かわせる!

金杉城が落ちたら足利晴氏の軍勢は退路を断たれる恐怖で援軍に向かうしかあるまい。

慌てて出撃したら晴氏の本陣が手薄になるだろう。

後は主将の本多広孝、副将の新納忠義の裁量に任せ、臨機応変に戦う!


政家!

主将、本多広孝、副将、新納忠義に命ずる!

金杉城の千葉勢を攻撃せよ!

足利晴氏の軍勢を誘きだして粉砕するのが最終目的だと伝えろ!


はい、直ちに手配致します!

殿!足利晴氏が慌てる姿が目に浮かびます!


─立花義秀の指示が本多広孝に届き、本多広孝と新納忠義は古河公方、足利晴氏を討取るチャンスがやって来ました。


─本多広孝、新納忠義─


忠義!金杉城に向かうぞ!鎌ヶ谷城から出撃する畠山勢にも知らせて、是非とも古河公方、足利晴氏の軍勢を引き摺り込むぞ!


はい!楽しみになりました!


忠義には先鋒の軍勢5000を任せる!金杉城周辺で暴れてくれ!

俺は残りの軍勢10000を率いて晴氏の軍勢を叩き潰す!


はい!承知致しました!


─本多勢が出撃しました。

鎌ヶ谷~船橋方面の戦いが始まります。


─午前8時─

本多広孝から知らせを受けた畠山勢は金杉城へ向かいます。

軍勢を北から畠山勢7000、東から太田勢3000に分けました。

金杉城までは、4キロ、1時間で到着します。


─午前9時頃─

金杉城の千葉利胤は東に迫る太田勢3000に大掾勢の2000に任せました。

余り強いと思えぬ太田勢には剣豪揃いの大掾勢で十分と考えました。

北から接近する畠山勢7000には金杉城内に1000を配置、城の南に引いた8000の軍勢で待ち構えました。


東は大掾勢が抑え、南に向かう畠山勢を千葉利胤勢が南にズルズル引き付けます。

金杉城から出撃した将兵が畠山勢の背後から攻撃します。

ここまでは前日に打ち合わせた作戦通り、順調でした。


─午前10時頃─

千葉勢の背後から本多勢の先鋒部隊、新納勢5000が接近しました。突然背後から攻撃から攻撃を受けた千葉勢は、大混乱になりました。


─10時半頃─

─夏見城、足利晴氏、梁田高助


公方様!正面に対峙していた本多勢が金杉城の千葉勢の背後から攻撃中です!援軍を出します!

小田政治に3000を与えて援軍に向かわせます!


わかった!

でも、こちらに本多勢が来るんじゃないのか?


はい、それを考えて3000だけ援軍に向かわせます!


─小田勢3000が金杉城の千葉勢救援に向かいました。

その様子を確認した本多広孝は嫡男、本多広家に5000の軍勢を与え、小田勢を阻みました。

金杉城方面へ向かう船橋街道を行軍する行列の前を塞ぎ、脇道から横腹を突き、行列を分断、少数を多数で囲み粉砕します。


その間に新納勢が千葉勢を潰滅に追い込みました。

千葉勢はバラバラに崩壊、東の八千代方面に退却を始めました。




─11時頃─

─西船橋城、立花義秀、鹿島政家


政家、古河公方軍は城の背後に布陣して引き込みを狙う反面、前が見えない事が不利になるとわかって無い

様だな?


はい、今頃、船橋城の背後に待ち構える高城勢は待ち疲れたでしょう。

本多勢が順調の様子です。


政家、そろそろ高城勢の相手をしてやろう!伊集院忠久に6000を任せて船橋城南へ、海岸沿いから東に大きく迂回させるぞ!

敵勢の備えの外側から、回り込む形になるだろう。背後を突かせる!


はい、大きく迂回、背後を突く様手配致します!



─船橋城、高城胤春、馬込和長


殿、伊集院勢が海岸沿いに、回り込んでいます!

背後を取られます!


ヤバいぞ!囲まれる前に立花義秀の首を狙うぞ!前に出るぞ!



─西船橋城、立花義秀、鹿島政家

船橋城から高城勢が正面攻撃に出撃したと知らせが入りました。


殿!

正面から高城勢が攻めて参ります!

伊集院勢の狙いを逆手に出撃して参ります!


だははは!

政家、手間が省けたぞ、待ち構えて粉砕する!

鶴翼に備えを張れ!


はい、使番!

各部隊に伝えぃ!

鶴翼に展開せよ!

太鼓部隊!鶴翼連呼用意!


─太鼓が鳴ります。─


ダダダン!鶴翼!

ダダダン!鶴翼!

ダダダン!鶴翼!

ダダダン!鶴翼!


立花義秀の旗本部隊が鶴が羽を広げる様な陣形で高城勢に対峙します。


高城勢が立花義秀の旗本6000の軍勢の正面に現れました。

高城胤春の勢は9000、弟の高城胤明に2000を任せ、右翼から攻撃に向かわせました。

馬込和長に2000を任せ、左翼から攻撃に向かわせました。

背後に旗本1000を配置して背後から迫り来る伊集院勢を抑える役目を与えました。


残る軍勢4000を高城胤春が率いて中央から突入します。

立花軍の陣地には菊の紋章の白と黄金色の軍旗が風に靡き、龍魂の黒と赤の軍旗が威圧を与えます。


立花軍から太鼓が響き、応援歌が合唱されます。


ダダダン!にっぽん!

ダダダン!にっぽん!

おぉーぉー!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

ヘイヘイ!ヘイヘイ!

おぉーぉー!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

にぃーぃーっぽぉーぉーん!

ヘイヘイ!ヘイヘイ!

ダダダン!たちばな!

ダダダン!たちばな!


20名の太鼓に100名余りの声援が響きます。立花軍に気合いが入りました。


高城勢は威圧に負けずに前進、右翼、左翼、中央から突入します。


立花軍は凄まじい数の弓矢の連射で待ち受けます。

30mまで接近するまで我慢して連射の雨を降らせます。

弓矢を扱う者は幼い頃から連射の秘訣を習います。日頃から30m接近するまで我慢して連射する訓練を重ねています。


高城勢の最前線の兵士達が前進する度に弓矢の雨に晒され、忽ち仲間が倒れ、うずくまります。20m、15mに近付く間に弓矢に倒されます。引き始めると弓矢を放ちながら追跡します。背を向ける敵は直ぐに矢を浴びてしまいます。弓部隊は長槍部隊が脇を固めて警護します。


密集隊形の高城勢は瞬く間に突入が挫かれ、後退します。右翼、左翼、中央も散々に弓矢を浴びて長槍に叩かれ、退却します。


背後から伊集院勢6000が迫り、大きく網を張る様に包囲しました。

徹底して弓矢の連射で一人に何本も矢が刺さります。顔、首、腹、脚、

弓矢は怪我を負わせるのが立花軍のやり方です。立花軍の弓は他家より小さい短弓が中心です。殺傷力より、連射速度を優先、負傷させて長槍で仕留めます。


伊集院勢は南側に僅かな隙間を開けて高城勢の退却を促します。

我先に退却する高城勢に容赦の無い攻撃が続きました。


─立花義秀、鹿島政家─


さて、政家、高城勢は伊集院勢に任せて足利晴氏の本隊を潰しに参るぞ!


はい、それでは参りましょう!



─立花義秀の旗本部隊6000は夏見城方面に向かいました。




─夏見城、足利晴氏、梁田高助


公方様!千葉勢が敗れ、八千代方面に退却しています!我らも八千代方面に退却します!


もう、ダメなのか?古河には戻れないのか?


いいえ、八千代方面から佐倉の千葉家の領内へ逃れます。

古河に向かえば立花軍に先を塞がれてしまいます。千葉領から常陸国を経由して退却すれば助かります!


わかった!高助に任せる!


─足利晴氏の本隊は東に向かいました。




─立花義秀の旗本部隊6000は戦場から2キロ、足利晴氏が滞陣していた夏見城に到着しました。

物見の知らせで足利晴氏が東へ退却した事が判明しました。

夏見城は空城、兵糧も財貨も大半が残されていました。

よほど慌てた様子です。


─立花義秀、鹿島政家─


殿!古河公方、足利晴氏は東へ、八千代方面から千葉領へ逃げると思われます。畠山勢と本多勢が追撃しております。


良し、政家、高城胤春を仕留める!

東の花輪城へ500、南の花輪城へ500、兵力を差し向けて高城胤春が逃げ切らぬ様に網を張る!

古河公方より、価値が有る高城胤春を生け捕りにする!

南に向かうぞ!船橋城周辺に高城胤春を探しに参るぞ!


殿?もしかして、家臣に取り立てるつもりですか?


あぁ、面白い奴だ、この辺りの古豪で、民にも慕われてる様だからな、ダメ元だが、太田勢を翻弄した手腕が見事であった!

伊集院にも知らせろ!

高城胤春を生け捕り、降伏するなら召し抱える!

以上だ!


それでは、伊集院勢と我が軍勢に通知致します!



─高城胤春は伊集院勢に促され、宿老、馬込和長、弟、高城胤明を連れて降伏しました。


─午後16時頃戦闘終結─


金杉城降伏、夏見城降伏、船橋城降伏、高根城降伏、花輪城降伏

各地で勝利の鬨の声が挙がりました。


船橋城にて立花義秀は高城胤春、宿老、馬込和長、弟の高城胤明を呼びました。

江戸太田家を2度破った戦い振りを称賛した上、先祖の話を聞きました。


先祖代々、下総国、千葉一族、千葉家の宿老、原氏と関係が深く、原氏の配下の地位に甘んじている事が解りました。

独立自営の気概を持ち合わせています。


─立花義秀、高城胤春─


胤春、千葉一族、原一族との深い関わりが有るのは解った!

そろそろご先祖様も戦国大名として名を挙げたら喜ぶだろう。

立花家に使える気持ちが有るなら、独立した大名としての格式を約束する。金杉城、夏見城、船橋城、高根城、花輪城、西船橋城、小栗原城を

返還する。習志野、柏、白井の所領を安堵するが、どうだ?

この、立花義秀に使えてくれぬか?


義秀様?

死を賜るかと思いましたが、驚きました。

独立した大名になるのは先祖伝来の夢に御座います。

私には過分の引き立てになりますが、本当に宜しいのであれば義秀様にお仕えしたいと存じます。


決まった!

本日より、高城胤春を取り立てる!

独立した大名の格式で立花義秀に使えてくれ!


はっ、有り難き幸せにございます。

粉骨砕身使えさせて頂きます!


それでなぁ、領内の統治や利便性、将来性を勘案すると船橋に湊を開き、商業と漁業で栄えてもらうぞ!

船橋城を拡張して本拠地とせよ!

湊の普請、船橋城の拡張資金は全て立花家が負担する!

小栗原城が全焼した故、立て直す!

西船橋城、夏見城、金杉城、高根城、花輪城を改築普請する!

それらに関わる全額を立花家が負担するぞ!


高城家の領内はなかなか広大な範囲に及ぶ故、推定の石高は約10万石、

これに加え、立花家に使える報酬として年俸5万貫(50億円)これは10万石に相当する金額を12分割して毎月の報酬として与える!


つまり高城家の領地は10万石に加えて報酬が毎月支払われ、年間20万石の収入だ!

さらに今後の活動の軍資金として、5万貫を与える!

田畑を整備したり、家臣を雇い、在来の家臣には金銭で報酬してやれ!

暫くの間、宿老、本多広孝を残す故、困ったら相談するが良い!


はい、破格の待遇を頂き、恐悦至極に御座います!


まぁ普請の技術者は本多広孝が仲介して立花領内から派遣する故、高城領内で大工や技術者の育成に良い機会になろうぞ、人足は強制徴発してはらならぬ、賃金を公開して募集するのだぞ!

まぁ本多広孝に手伝わせるから心配は要らぬ!


はい、有り難う御座います!

殿にお願いが御座います!

本日より改名致したく!

千葉一族、原一族に関わる胤の文字を破棄します。

殿のお名前から義の名を頂き、義春と名乗りたく、お願い申し上げます!


解った許す!

本日より高城義春と名乗るが良い!


はい、有り難く拝命致します!

それでは、我が弟、胤明も義の名を頂き、義明と名乗りたいとおもいますが?


構わぬ、義明と名乗るが良いぞ!


はい、有り難う御座います!

本日より、高城一族は未来永劫、立花家に忠節を尽くします!




─鎌ヶ谷、船橋方面の戦いは立花軍が圧勝しました。

古河公方軍は大敗、東に逃れ、千葉家の本拠地、本佐倉城目指して退却しました。


─立花義秀、鹿島政家─


殿!

岩槻方面で異変があった様です。

岩槻城の太田資正が裏切りました!


なんだとぉー?


幸い、異変を察した若君(立花義國)

と将広(立花将広)様は無事に川越方面に移動されたそうです。


だははは!

古河公方軍に岩槻太田家が寝返りしたのか?

危なかったな、江戸太田家の寝返りは半日で潰したから救われた。

二つの太田家が離反するとは、危なかったな?

まぁ義國には将広が補佐してるから心配要らんだろう?

間も無く我々も松戸から三郷方面を目指すのも良かろう。

そろそろ、5月の田植え前だから越後勢が帰国したがるだろうな?


はい、我々は焦らずに参りましょう。越後勢が去ってから岩槻方面に始末を付けるのが妥当にございましょう。




さて政家、江戸太田家は当主が亡くなり、戦力が低く過ぎる。

嫡男は16歳、次男が13歳、有能な武将も不在だ。

江戸城も松戸城も任せられぬ!

改易転封するぞ!


はい、承知致しました。


明日、畠山勢を江戸城に派遣する。

江戸城に入り休息の名目で滞在させる。時期を見て改易転封の処置を実行する。それまで絶対に極秘だ。


はい、承知致しました。


それから、江戸太田家を改易転封したら江戸に本多広孝を配置、松戸城には嫡男、本多広家を配置して育てるぞ!


はい、二人が適任だと思います。


さて、岩槻方面をどーするかだな?

戸田、鳩ヶ谷、八潮、三郷辺りは確保しておきたいぞ!

まずは明日1日休息してから考えるとするぞ!


はい、ゆっくり休みましょう。




─鎌ヶ谷、船橋方面の戦いは立花軍の勝利に終わりました。

古河公方、足利晴氏を徹底的に追い込むつもりが無い様です。












立花義秀の軍勢と古河公方、足利晴氏の軍勢の直接対決は立花軍の勝利に終わりました。

古河公方軍を追い込む必要無しと判断、他にやるべき事を優先する様です。



岩槻太田家が裏切りました。立花家の対抗策は?

江戸太田家の裏切りに下す処分は?


川越方面に転進した立花義國の軍勢の次の行動は?


明日からも気が抜けない状況です。

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