もしもご先祖様が源氏嫡流、源義家公だったら?逆行転生して戦国時代に生まれたら天下統一を目指せ!
初投稿です。乱筆乱文になるかもしれません。
東京都府中市に立派なお城があったら?
大好きな大國魂神社、武蔵国府に関係した架空戦国時代小説を書きたくて…構想、妄想20年以上も暖めていました。ついに決心して投稿する事にしました。事前準備は3ヶ月ほど、スマホ中心にWikipediaなど下調べを致しました。
源氏のヒーロー源義家公と大國魂神社が絡む架空妄想戦国時代戦記です。
架空の立花家が戦国時代の武蔵府中に戦国大名として存在します。史実に無い大名の存在が歴史にどんな影響を与えるのか?筆者にもわかりません。ストーリーの結末を決めずに描いて妄想します。
大國魂神社、大宮司一族の皆様、大國魂神社に携わる全ての皆様、架空小説に描く事をお許しください。
松千代は前世の記憶を保ったまま、頭脳は大人、身体は子供のまま平凡な子供として育ちますが、四年後に大國魂神社の大神様から夢のお告げを受ける事になり、立花家の危機を救います。
この時がきっかけになり、隠れた能力や才能が立花家の危機を何度も救います。
やがて6歳になる頃には立花家を海路で上洛に導きます。帝に拝謁して朝廷と立花家、足利義輝の新将軍就任式に参列、対立していた幕府と新たな関係を築く事になり、日本の歴史を塗り替えて、新たな日本を築く為、やがて織田信長を倒して、天下統一を目指します。
「戦国時代に転生」
平凡な会社員の俺、立花義家、子供の頃からずーっと、社会人になっても名前負けしてると言われながら、定年まで務めを果たしてサラリーマン生活を終了しました。
退職日に職場の仲間と別れた帰り道、とても寂しい想いがありましたが、明日から自由なんだ!映画に旅に好きな事をやれる!国民としてしっかり納税した!選挙の投票も出来るだけ行った!我慢して働き続けた!
微力ながら社会と日本の国の何かな?足しになったかわからないけど、ワクワクしながら1日を終えました。
翌日の朝、快晴の天気に気持ちがウズウズして久しぶりに大國魂神社に行きたくなりました。
子供の頃から初詣やお祭り、受験の時、合格した時、お参りした思い出があったよなぁ。
バツイチ子供無しの身軽な俺は軽く朝飯食べて最寄りの駅から京王線に乗り府中に向かいます。
府中駅で降り、けやき並木沿いの賑やかな町並みは昭和、平成の懐かしい商店街から令和の新しい風景に変わっていました。
大國魂神社の手前に若い頃に通った美味しいカレー屋さんがあったよなぁ。なんて懐かしい事を想いながら源義家公の銅像横を通り過ぎた時、突然の声が胸に響きました。
「立花義家!そなたは大國魂の大神様に従い、正義と民の安寧の為にそなたの身を捧げよ!」
心に響く声が聞こえました。
眩しい光に包まれ、気が付くと大國魂神社の本殿に立っています。
目の前に神様と騎馬武者?もしかして?
大國魂の大神様と源義家公?
子供の頃からお参りのたびに「大國魂の大神様(おおくにたまのおおかみさま!)」と祈りを捧げた憧れの神様にお目通りが叶った驚きと感激!その脇には源氏嫡流、黄金の甲冑に輝く英雄、源義家公の姿が目の前に!
心に響く声が聞こえます。
「我は大國魂の大神、そなたの先祖、源義家の願いを叶え、正義と民の安寧の為にそなたの身を捧げよ!」
突然の展開に驚き、そして絶対逃げられない雰囲気に圧倒されました。
「ハイ!捧げます!」
あーっ!つい勢いで言ってしまった。
再び眩しい光に包まれ、目の前に源義家公が現れました。
「そなたに頼みたいのは我が身が後三年の役(1083~1087年)の頃、大國魂神社、神職一族の娘との間に生まれた息子に朝廷から立花姓を賜り、子孫繁栄の為に与えた領地はいつしか奪われ、源氏の嫡流で有りながら歴史の闇に埋もれてしまった。この歴史の流れを修正して貰いたいのだ。
そなたの祖父と父は既に先乗りして立花家の歴史を刻んでいる。
そなたの祖父は元陸軍軍人であろう。
土木建築と農業の知識を兼ね備えて使命を果たしている。
そなたの父は経理、財務に詳しく、立派に使命を果たしておる。
次にお前に備わる能力を生かして、立花家三代が力を合わせ、天下を統一せよ!
日本の国を有るべき姿に造り直して貰いたいのだ!有るべき姿とは、大國魂の大神様の理想とする日本の国の姿なり!」
夢の中の源義家公の言葉に驚く俺!?
えっ?確か祖父から聞いたのは、我が先祖は藤原系で武蔵国司だった先祖が大國魂神社の宮司さんと親戚だと、言ってたがなぁ…
まさか、実は源氏嫡流の源義家公の子孫で?
立花家に源氏嫡流の血が流れていたのか?
祖父と親父も大國魂の大神様と源義家公に同じ事を頼まれてるのか?
歴史の流れの修正をする?
祖父と父と俺の三代で天下統一?
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と繋がる歴史の流れを変えても大丈夫なのか?
夢の中で考えてもわからないぞ!
次第に眠くなり、次に目覚めると、あれ?なんだか苦しくて…狭くて…あらあら?
急に楽になって明るいじゃん!?
「オギャー!オギャー!」
転生先は1540年(天文9年)5月、立花義家、幼名松千代、武蔵国、府中城、嫡男誕生に父、立花義國、祖父義秀ともに俺の誕生を祝う人々が歓喜の声を上げました。
大神様も義家公もかなり強引だよな?
祖父も父も同じ手口で歴史の流れに拉致したのでしょうか?
もう、腹を括るしかありません…
大國魂神社の大神様と源義家公が味方ならやるしかない!
先乗りしてる祖父は満州国建設に貢献した軍人で戦後は建設業界で活躍したからなぁ、さらに定年後は農業やってたよなぁ、立花家の軍事力に旧日本軍の知識を生かし、道路や河川の治水、橋を掛けたり、インフラ整備して農業に昭和、平成の知識を生かしてるかも?
父は元外資系銀行で金融業務、リース業務、経理、会計の専門家だったから立花家の財務関係に貢献してるだろう。
ワクワクしてきた!
天下統一を目指してやるぞー!
生まれて間も無く天下統一を意識した瞬間でありました。
府中に生まれたら北条家、古河公方家を倒して武田信玄、上杉謙信と戦わなきゃならないし、さらに徳川家康を倒して織田信長を倒さないと天下統一は成し遂げられぬ、戦国時代のゲームでやった事がリアルに、現実化するじゃないか?!
ワクワクしている俺、天下統一したら豊臣秀吉がやらかした朝鮮出兵はしないぞ!
未開地の蝦夷(北海道)から千島列島、樺太、間宮海峡を渡り、大陸へ向かう!ロシアより早期に領土を拡大するぞ!
南は琉球、台湾からフィリピン、最終目的地はオーストラリア北部に領土を確保して英国がオーストラリアを発見する前に進出するんだ!オーストラリア全土を確保する事も夢では無いぞ!
ご先祖様の源義家公、大國魂の大神様が望まれる有るべき姿の日本に造り直す!
立花家、祖父、父と俺の三代で成し遂げる運命に立ち向かうぞ!
第1話完
素人丸出しの文章ですが、緩くお許しください。
戦国時代に史実に無い流れが始まります。
立花家は房総半島の大名里見家、世田谷吉良家、青梅三田家と婚姻関係を結び戦国時代を生き抜く為に難敵と戦います。
古河公方、足利晴氏、関東管領、上杉憲政、武蔵守護、上杉朝定、小田原北条氏綱と対立しています。
府中の街の民と大國魂神社の大神様、ご先祖の源義家公に支えられて祖父、立花義秀、父、立花義國、主人公の松千代の3世代の活躍を描いて参ります。
源氏の正統な血筋を引くのは?
源義家公から源頼朝に血が繋がりますが、鎌倉幕府の時代に北条家の策略の為、3代で血筋が断絶しました。
以来、嫡流とされた足利家が源氏の正統な血筋とされて室町幕府成立に至ますが、足利将軍家の基盤は弱く、応仁の乱前後から家臣の管領に権力が移り、下克上の戦乱となり、戦国時代が到来しました。
関東では源義家公の血筋を引く立花家が源氏の嫡流を主張して奮闘します。
立花家は先祖代々帝と近衛家、九条家の荘園を多摩地区にて守り抜いて来ました。
その事が認められ、朝廷は立花家を源氏の嫡流として扱い、室町幕府、足利家と対立するに至りました。
史実では先祖の系図を源氏の血筋にすり替えた徳川家康が源氏の棟梁になり、征夷大将軍となります。
すでに朝廷から源氏の嫡流と認められた立花家は血筋を強調して戦国時代を切り開きます。
足利幕府と足利一族と対立しながら親子3代の立花家が躍動します。
さてこれからどんな展開になるのか?
いつの日か織田信長と対決する時が来ると信じてストーリーが展開します。




