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5:「好き」を仕事にすると好きな事が「嫌い」になるのではないか

挿絵(By みてみん)


コレ思った事ありませんかー?

私はめちゃくちゃ思ってました。



なにせ、夫から「仕事辞めて、小説でどこまでやれるか試してみなよ!」と言われた時に最初にした心配はコレでしたから。


いや、だって思いますよ。

睡眠時間が3時間しか無くても、毎日やっちゃうような事ですよ。みすみす「仕事」にして「好き」を手放すなんて勿体なさ過ぎる。


蛇足ですが、当時私はフルタイムで仕事をしながら1年間で150万文字(※)の小説を書き上げたりしてました。(※文庫本一冊が約10万文字~12万文字)

やば、取り憑かれてたんじゃない?


で、ここで一旦、結論を言いますね。

「好き」を仕事にしたら「嫌い」になるのではないか。


「嫌い」にはなってません。好きです。

でも、仕事をしていた時のように「寝食」を忘れる程の、取り憑かれたように「好き」とも言い難い。


現在は、そんなぬるーい温度感です。


ここで皆さん「えーー!?おまえ、もう既に好きの温度感下がってんじゃん!!大丈夫かよ!?」と思われたかもしれません。


はい、確かに下がりました。

認めましょう!仕事を辞める前程の熱量は、今の私には無い!


その証拠に、仕事辞めてからの方が時間がある筈なのに「小説を書く量」は、明らかに減りましたもんね。


今年はどれくらい書いてるだろ。

分からないですが、絶対に仕事してる時よりは書いてない事は確かです。(年末あたりに計算してみよ)


でも、人間ってそんなモンじゃないですか?

そもそも、ずっと沸騰するような温度感で好きで居続けるって可能なのか……。長続きしなさそうだし。いや、その前に体壊しそう。


なので、私としては今の温い温度感で十分という感じです。

「好きの温度感が下がる」=「嫌い」じゃないですし。


挿絵(By みてみん)

「辞める」前の私もそうなんですが、みなさん「好き」って感情を神格化し過ぎな所があるような気がするんですよね。「そこそこ好き」でも十分挑戦するに値しますよ。大丈夫大丈夫。



それに、一年間に書く「文字量」は減った、と書きましたが、その代わり「挑戦できる幅」は広くなりました。時間の自由が利く分、活動の横幅が広がりました。このエッセイなんか、まさにそう。


こうやって、「小説」以外の「書く」や、全く関係ない「イラスト」への挑戦。人間関係を広げる為に様々な異業種の方と交流するオフ会に参加する、などなど。

そういった横幅の活動を広げる事が出来るようになりました。そして、それこそが「好き」で居続ける為の工夫でもあります。


なので「好き」を仕事にすると、好きな事が「嫌い」になるのではないか。

という問いの私なりの答えは。

情熱は多少下がるけど、工夫次第で「嫌い」にはならない、です。


ただ、一つだけ仕事を辞める前と後で、一切変わらない感情があります。


「仕事」が嫌いって事でーーす!!


挿絵(By みてみん)

出勤も、通勤時間も、職場の人間関係も、マニュアルを使って覚える事も、臨機応変な対応も、異動によって変化する人間関係も……もう、いいです!


だって私、めちゃくちゃ仕事出来ない人間なので!

上司に怒鳴られ、看護師さんからはカルテを投げつけられ、覚えが悪いと周囲を困らせ、大量のミスをし散らかしトイレで泣きはらした事山のごとし!


辞める時は、いっつも胃腸科クリニックとお友達ですよ!


はい、皆さん。

そうです。私は「好き」を仕事にしたというより「嫌い」から全速力で逃げた結果、今この場所に立っているのです。


でも、そういうチャレンジもアリじゃないですか。

あの場所に戻りたくないから「頑張って」「小説を書く」


こういう後ろ向きチャレンジャーが居てもいいんじゃないかな。

次の話では、私的にどんな人がフリーランスに向いてるのか、ぼんやりと考えた事を書きます。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 凄く読みやすいし内容も興味深いです。 夫の校正作業は慣れてしまうのもなんかイヤだなあ。(笑) イラスト、上手いです。邪魔にならず、読みやすく、エッセイなんかにはピッタリだと思いました。 […
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