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3-1

ーーークラウド学園


 ここはヴァーチャル世界にあるVLiver育成施設。

 クラウド学園。

 白くお城をイメージした立派で重厚な学園にはVLiverに必要な様々な知識を身に着ける為の学科が存在する。

 その学科の一つ、カフェ・喫茶店科を専攻するフェルト・シフォンとカフェパティシエ科を専攻するビター・ショコラ。

 先日、ガーデンカフェのオーナー、早冬カンミからの課題を与えられたビター・ショコラ。

 それは『カンミに手作りスィーツをご馳走する事』

 気楽に考えれば、授業で作った物を持っていけばいいのだが、ショコラは違う。

「折角作るんだから、メニューにしてもらいたいもんね」とショコラの意地を刺激する。

 もちろん、あの時のカンミはそんなこと考えておらず、実習で作った適当なものを持ってくる程度だと思っていた。

 それは、ショコラを子ども扱いしたのではなく、カンミは何一つ深く考えていない。

 昨日のショコラの気持ちに落としどころを作るための思いつきに過ぎない。

 しかしショコラにとっては大事な約束なのである。


「はぁ…」

「今日はずっとため息ばっか!ショコー」


 机に肘をつきただ黒板を眺め続けるショコラにシフォンが机に頬を乗せ覗き込むように話しかける。

 柔らかくもちもちした頬がシフォンの口をとがらせている。


この度は最後までご愛読ありがとうございました!

これからも、合間を見つけてはこのクラウド商店街の物語を綴っていきますので

是非、ブックマークお願いいたします!


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