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「あはは、元気なお嬢さんだね。
私はこの商店街から少し外れたところでthree dogsという女性向けカフェを営んでいる『三国 謙吾』と言います。
この子は劉。うちの家族であり店員だ」
三国は劉の紹介を少し”家族”という表現をし、シフォンは少し妙な気もしたが「ちーっす」と簡単な会釈をする劉にシフォンも頭を下げる。
「シフォン。持って行ってくれ」
そんな会話をしながらオーダーを作っていたカンミはミックスジュースとワッフルに生クリームが添えられた木製の四角いプレートをカウンターに置く。
ワッフルは二枚重なるように置き、粉糖を全体に振りかけられ、アーモンドの香りをより甘く漂わせる。
「はーい!
では、失礼します」
ぺこりと両手を前でそろえ三国と劉に挨拶をし、プレートを手に取り慣れた手つきでショコラの席へと持っていく。
その後ろ姿を三国とカンミが眺め、三国が優しい笑みを浮かべる。
この度は最後までご愛読ありがとうございました!
これからも、合間を見つけてはこのクラウド商店街の物語を綴っていきますので
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