男主人公がハーレムを作る前に終わった件。
「俺が好きなのは君じゃない。~本命以外からモテまくる俺の話~」という小説を連載していましたが、自分の迂闊さにより削除することになりました。
その顛末を書いてみました。
親しくしている友人が、最近なにやらPCの前でごちゃごちゃやってまして。
何やってんの?って聞いたんですよ。
「小説家になろうってウェブサイトに小説を投稿してる」
とか言うわけですよ。
友人がまた楽しそうに語るので、興味がわくじゃないですか。
漫画とか小説とか一度はあこがれるものですよね?
「なにそれ、そんなに楽しいの?」
って聞いたんですよね。
そしたらまた友人が満面の笑みを浮かべて、
「楽しいけど、しんどい」
――訳わかんなくないですか?
楽しいけど、しんどいって何ぞ?
「文章を書くのは下手だから時間かかるし、上手く書けない。でも書くのは楽しい」
あぁ何?創作の苦しみって奴か!!
かっこいいじゃないの!!
「ゆえろん、やってみたいとか思った?」
「ええ、思いましたとも」
小説って楽勝じゃん!とか思いましたね。はい。明らかな大間違いですけど。
小説家になろうっていうサイトに興味をもったきっかけはこうでした。
それからそう間もあかないうちに、なろうに登録しました。
「苦しめ。上手く書けないもんだよ。何時間もかかるから」
とか何とか友人からは言われました。
ところがですよ。
なんだかおかしなモードが入ってた私。
構想30秒、自分の性癖を叩きつけるように小説(っぽいやつ)を30分で書き上げたんです。
字数でいくと900字程度。
さらっと!さらっと!書けました。
何にも考えずに、適当に男子の理想?(というか自分の性癖?)を全部乗せちゃった系です。
男子高校生が美少女達に迫られハーレムゲット!!ってやつです。
インパクトが大事だから最初からエロです。
とってもエロです。
今思えば初心者ってことで、その辺のさじ加減が分かってなかったんですね。
書き上げてすぐ、平日の16時台に投稿して、さらにさらっともう一話書いて20時台にも投稿しました。
何も宣伝もせず、知り合いもいないなか、
PV200越えでいただけたんです。
友人は唖然としていました。
なにせ友人、2.3日前に2作目を投稿し始めたばかりで、PVに伸び悩んでいたんですよね。
ツイッターやらで宣伝して、PVは100程度。
何時間もかけ頑張って物語を造っていたのにも関わらず、です。
(友人は悪いわけではありません。ちゃんとした小説を創ろうとしているし、取り組んでいるんですから。正しい形だと思います)
私、調子に乗りました。
二日目も朝と夕方に(これも30分程度でつくって)投稿しました。
その日はPVは600近くにもなりました。
内容という内容もなく、ただただ喋り倒しエロモードを入れまくっているだけの話です。
え?これっていけるんじゃないの??
とか不遜にも思ってしまったわけです。
三日目は、そろそろエロは控えて、ストーリーモードもって考え始めまして。主人公くんにハーレムつくってやりたくなったんですよね。
欲が出てきたってやつです。
サクサクっと書いて、16時台にあげました。
1時間もしないうちに運営からメールが来たんですよね。
R18相当だよね? 複数不適切場所があるから改稿か削除で。12月11日までに決めてね? 放置だと消すし。(意訳)
わぁお!! BAN?!
やりすぎちゃったか~~と大反省しました。
今思えば、エロいだけでブックマークやPVを頂いていたんですね。
規約違反ですよね!!
やりすぎたようです。
見ていただいた人に詐欺しちゃったようなもんです。
いやほんと申し訳ない。
まだ4000字程度でしたので、反省をこめて即削除しました。
タイトル通りになってしまい恥ずかしい限り。
皆様、性癖は文学に昇天させてから公開しましょう。
エロはほどほどに。