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2話

『着いた!』

 ガァァン

 壁に激突した

「うわぁ」

 視界が

 すごい事になってる

「あ、あれ?」

 違和感に気づく

「私?」

 右目が映し出したのは

 右目が無く

 人形の様な顔

 いや

 右目が無い人形の顔だった

『お母様

 目

 落ちた

 ごめんなさい』

 かなりリアルな目が動き出し

 元の位置にはめ込まれる

「うーん

 違和感が・・・」

『お母様

 見て

 ここ』

「どこ?」

 目の前を見ると

 そこには

 よく分からない文字が

 無数に書かれた

 円盤が浮かんでいた

「え?えぇ・・・」

『お母様

 どうしたの?』

「えぇとあの

 貴方が声を出しているの?」

『声

 お母様

 聞こえる』

「つまり

 私以外には聞こえない

 そう言うことなの?」

『声

 聞こえない

 声

 お母様

 聞こえる』

「そうなの

 何度もごめんね」

『お母様

 動けない?

 動きたい?

 動き方

 私

 分かる」

「!

 その動き方を

 教えてくれない?」

『いなくならない?

 逃げない?

 ここにいる?』

「いなくならない

 にげない

 ここいるわ」

『お母様

 喜ぶ?』

「すごく喜ぶわ」

『教える』  

 円盤に書かれた

 無数の文字が消え

 新たに文字が浮かびだした

『これ

 上げる

 私の

 動き方の知識』

 円盤に浮かんだ文字が

 剥がれ

 私の体に染み込むと

「いいいいいいい!!!」

 痛い痛い痛い

『痛い?

 対価

 我慢

 頑張って

 お母様』














「不思議だわ」

『お母様

 知らない

 でも

 知れば

 良い』

「知れば・・・良い」

 自分の手を動かす

「動く」

 足

「動く」

『お母様

 こっち』

 円盤が動きだした

『ついてきて』

「分かったわ」

 私はこれから

 どうなるんだろう?











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