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NOISE  作者: 坂津狂鬼
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狐狩り-8

戦闘描写は苦手です・・・・・。

下手で伝わんなくて、すいませんでした。


ガシッ

「なっ!?」

シキに背中を預けていた俺の右足首が、砂浜から生えてきた手に掴まれる。

その手首は勝手に動き出し、それに引っ張られる感じで、俺とシキが物理的に離される。

畜生、不意を突かれた。しかも相手に流されてる。

このままじゃ――――――ッ!!!?

俺は手の行動を歪め、俺の足首を離させた。

慣性の法則が働いて、俺の体は前のめりになるが、まあ助かった。

心臓部辺りに走った《何か》をかわす事が出来たからな。

俺は股の下から後ろを覗く。

一応、俺がかわした事により、今度は直線的にシキに当たるがずだ。

上下逆さまだが、それをシキに当たってないか確かめたかった。

だが、俺の視界には一切シキは映らなかった。

つまり、もう移動してたのだ。多分、俺が背中から離れると共に、動き出したんだろう。

まあ、シキの方が負担量が多いから―――――?

そういや、二人と対峙してる事は分かってるけど、正確に二人と決まったわけじゃないよな・・・・。

もしかして、今、俺って想像以上に油断し過ぎてる?

「――ッ!?」

俺は今度は顔を上げ、そのまま後ろに尻餅をつく。

その途端に砂から何かが物凄い勢いで何かが飛び出し、前のめりになっていた時にあった俺の胴体の位置を貫く。

あのままだったら俺の体に穴が空く事がなくても、空中には飛ばされていただろう。

っていうか、もう無理。

さっきは大口叩いて二人分なんて言ったけど、無理。

1対2なんて敵うわけ無いじゃん!

俺の武器は至近距離でしか使えない黑鴉と相手の行動を少し歪める事しか出来ないしょぼい能力しか無いんだぞ!

二人同時に相手するなんて無理に決まってるじゃん! コンビネーションまで決めて来るんだぜ?

「って言ってる暇もねぇーのかよ!!」

前方の視界は飛び上がった砂が壁となり、まったく見えない。

ただ、コンビネーションを決める奴らだ。砂の壁を作って前方が見えない状態から、さっきの《何か》を撃ち込んでくるかもしれない。

だから俺は横に飛び退きながら叫ぶ。

いつの時代も悪い予感ばかり当たるものだ。砂の壁が無くなると同時に《何か》が撃ち込まれ、俺の居た位置を貫く。

そしたら砂から生えた手がまた俺の右足首を掴もうとする。

同じパターンを繰り返す気か? それともさっきとは違うコンボに繋がるのか?

どちらにしろ、片方は《何か》の射撃、片方は俺の足止めをやっている。

足を掴まれたら、次に来るのは《何か》の射撃。

敵がもし二人だけなら、それでいて一定の法則のように動いているなら、そのはずだ。

そうで無いにしろ、掴まれるわけにはいかない。能力はこの手に対し、残り5回しか使えない。

無駄に使う程、俺は余裕じゃないんだ。

俺は右足を上げ、掴まれない様にする。

そして空振りした手を、正確にはその手首を掴み、引き上げようとする。

一定の法則に従って動いている者にとって、異常事態イレギュラーな相手の動きは、全てを乱す。

なら、とことん乱すまでだ。その分、俺の生存確率が上がるんだから。

砂から生えた手は俺によって引っこ抜かれる。

・・・・・引っこ抜かれる?

俺の腕力だけで人一人分の重量を、持ち上げったって事か?

シキじゃないんだ。凡人の俺には無理な事だ。

でもそんな疑問は真実こたえを見れば、解決する。

俺は自分の手に握られたものを見る。

それは――――――、

「・・・・腕・・・だけ?」

そう、腕だけ。俺の手に握られていたのは、腕だけだった。

とんちじゃない。真実だ。

俺が握っている物には、肘から指先までしかない。

つまりは、肘から先までしか無い。それ以外は付いていないのだ。

だから俺でも引っこ抜けた。固い砂の中を自在に動き回る手段でも兼ね備えた腕なのだろう。

それに砂の中から飛び出して、砂の壁を作る機能とその後に砂に潜る機能を兼ね備えているのだろう。

一定の法則に従ってる? そりゃそうだ。

だってこれは機械の部類に入るものだから。機械はプログラムされた通りにしか動けないんだから。

人間の方も機械に合わせなきゃ・・・・・・?

俺は自分の顔の前に引き抜いた腕を持ってくる。

腕に《何か》が当たり、溶けるように俺の手元から落ちていく。

ヤバいかもしれない。

俺が担当してたのが二人じゃなくて一人と機械だとしたら、シキは今、7人と戦っている事になる。

まあ、シキのことだから負担が一人や二人増えたところで問題は無いとは思うが・・・・。

一応は俺の責任だ。早めに片付けて、シキの方を助けにいってやらねぇーと。

そうと決まれば、やる事は一つだけ。

俺は前へ走り出す。

全然何がなんだか分からなかったですよね・・・・・すいません。

小月は攻撃手段が無いから、一方的に攻められちゃって、本人も頭を使って・・・・・・言い訳ですね。すいません。

適当に、思いつくままに、グダグダに書いている小説だという事を改めて認識させてしまってすいません。少ない勇者の皆さん・・・・・。

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