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NOISE  作者: 坂津狂鬼
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盆休み-8

シキの絵が物凄くみたくてスランプという負の回廊を突破してきました!!

でも、誰も書きましたという報告を入れていない・・・・・・。

ショックでまたスランプになりそうです。

「・・・・・マジかぁ」

視線の先にある小型の銃器を見て、俺は軽く呟く。

こういう時、正義感の強い奴なら、どうにかしようと行動するだろう。勿論、俺はそんな事しないが。

だがまあ、シキから言われたことを律儀に守るのだとしたら、行動するべきなんだろう。

でも、面倒というか・・・・・。

「バカだろ」

ただでさえ、俺と同じ庶民的な格好をしてるんだ。他の客の視線を集めるに決まってる。

しかも、俺とは違って会場の端にいない。中央とまでは言わないが、目立たない場所にはいない。

そんな条件で銃器を出すなんて、バカのする事だ。

すぐさまに誰かが悲鳴とか怒号とかを上げ・・・・て・・・・・・・・・・・・?

あれ?

何で状況が発展しない? 誰も銃器について何も言わない?

アイツらの周りにも人はいる。庶民的な格好をしていない、招待客が。

だが、そいつらは何も言わない。何故だ?

こういう状況下で、重大な継承をする会場で、何故?

銃器があったら普通は何をするか見当がつくだろう。なのに誰も何も言わない。他の事を話している。

俺は改めて周囲を見渡す。

誰も、気付いてない。気付かずに、話したり食べたりしている。

いや、気付いてないふりをしてる。銃器に視線を向けないように動いている。

全員が自然と常に誰かと話している状態になっている。それはおかしい。

自然な状態にしている事が不自然だ。

おいおい・・・・・・・・これは何の為のパーティだったっけ?

俺は立ち上がった席にまた座る。

アリサさんはまだ会場に現れてない。俺が会場から抜け出して、この状況を知らせるべきか?

『少しはそういう行動をしていただかないと、バレてしまうかもしれません』

俺はアリサさんの言葉を思い出し、その選択肢を捨てる。

この状況をアリサさんは知っている。おそらくシキも。

知っていて尚、警備員やらを配置しているという事は・・・・・・・・・もしかして一斉検挙でもするつもりか?

この会場を見れば分かる通り、アリサさんを殺害しようとしている奴は複数いる。

俺が来た時は誰もいなかったが、今は会場を埋め尽くすほどの人がいる。

この数は、有志参加、なんてものじゃ無理な数だ。どこかの組織に属していると考えていいかもしれない。

全員が全員、同じ組織に属しているなら、一斉検挙も考えられる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が。

気付かないものか?

このオカシナ状況に、こいつらは気付いていないのか?

【蒼い死神】とも呼ばれるシキがいる事は知らなくても、警備員がいる事は知っているはずだ。

自分達だけの状況を作り出した事が相手にバレたときを想定しないものか?

両方ともが両方とも節穴だらけの作戦を実行しようとしている。

一体、この状況は何なんだ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

もしかすると、俺が間違っている?

俺の考えが根本的に間違っているのか?

実はあの4人だけが殺害しようとしている奴で、他の奴らはわざと気付いてないふりをして、4人が実行しようとした時に、取り押さえる・・・・とか?

それとも、ココにいる全員―――――、

「皆さん。今日はこの継承式にご参加頂き、ありがとうございます」

俺の推測が終わらないうちに、このパーティの【本命】が始まろうとしていた。

どちらにしろ、このパーティはまともじゃない。

そして、俺のやる事は今のところ一つだけ。

アリサさんに向けられた銃口を大きく上に逸らす。

今、状況が完全に分かっていない俺に出来るのは、それだけだった。

このパーティの【本命】って一体何なのでしょうね?

え? お前が書いてるんだから、本当は分かってるんだろ?

そんなわけ無いじゃないですか。たった今スランプを突破した人間にそんな事を考える能はありませんよ。つまり作者も先の展開を大まかにしか知りません。

なので、ネタバレ予想とシキの絵を募集してます。

ネタバレ予想は大まかな物からちょっとした物まで募集です。

シキの絵は、上手い下手とか関係無しに募集です。早く誰か描いてー!

応募の仕方は、感想欄に書けばいいだけです。

当選者(?)にはなんかNOISEのアソンロジーを書きますよ。指定した日時と内容で。まあ、俺なりに書くのでその通りには書けないと思いますが。

読者が非常に少ないこの小説ですが、本当に、誰か、シキの絵を書いてくれー!

ネタバレ予想は・・・これだッ! と思うものが有ったなら書く程度でいいです。一応正解は用意してあるんで。

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