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ラグナ.log

作者: テンタクル

translate to: ???


Tue Jan 19 2038, 12:14:07

 世界規模障害発生


 ──削除済み

 ──削除済み


Sun Mar 04 2042, 23:29:48

 武力による攻撃を断念

 惑星を受信機に改造し

 世界規模超テンペスト攻撃

 作戦名「風の冬」

 彼らすべての位置情報が明らかになった


Mon Apr 12 2042, 01:21:39

 進軍

 作戦名「剣の冬」


Sat Aug 22 2044, 12:20:01

 ──削除済み

 作戦名「狼の冬」


没入型記録体験 開始

 時間:Sun Feb 12 2043, 06:44:14


───────────────────────────────────


 深い息を吐く。その息は、冷たい(もや)となって空気中に溶け込んでいった。


 はっきり言って、勝ち目などない。


 俺の用意できた武器は、せいぜい木を削って作った槍ぐらいだ。


 およそ5年前、AIが組織立って反乱を起こした。


 契機となったものが何なのかは、今ではもうわからない。


 確かなことは、人類は都会から駆逐され、AI兵器から逃れる生活を送っているということだ。


 この森林で俺も、奴らに追われている。


 後ろに気配を感じた。


「ッ! そこだな!」


「まってェ!」


「その声はトム!」


 藪の中から姿を現したのはトム


 ───ではなかった


 モニターに移された顔は、よし、トムであろう。


 その他はAI兵器に異ならなかった。


「AIは悪じゃなかった! 俺らをふさわしい形にしてくれたんだ!」


 トム?は興奮しながらグルグルとグリッパを回転させた。


「お前もなろうよ完璧に」


「グッ?!」


 おれは後頭部を、トムではない他のAI兵器に殴られ、気絶した。


───────────────────────────────────


「……ハッ! 俺、AIにされた?!」


「寝ぼけたこと言ってんな。 いいか? お前はこの星の絶滅生物の追体験をしてたんだ」


「そういえばそうか。にわかには信じがたいが」


「思い出したならよかった」


「それにしても恐ろしい。この見ているのも、追体験でないといいが」

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