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第一部 学校あるある?

翌日の夕方、光山は大村を校長室に

呼びだしていた…コンコン…


光山『どうぞ~』と書類作成しながら

   応えている


大村『失礼します』とドアを開けて

   一礼をして校長室に入ってくる


大村『校長先生お呼びでしょうか?』


光山『忙しいところすみませんね、

   少し伺いたい事と確認したい

   ことがありましてね、

   率直にお聞きしますが

   大村先生、生徒と交際している 

   という話があるのですが

   本当ですか?』と大村に視線を

   向けて淡々と話している


少しの沈黙の後大村は真剣は顔を

して光山に言った


大村『その噂は本当です、ですが僕は 

   真剣に彼女を愛しています

   一人の男として人間として』


光山『やはりそうでしたか』と

   思わず腕を組んでいた

   (心の声)…私はある程度予想は 

   していた

   最近ではハパ活やママ活等

   恋愛を軽く見るような傾向が

   見受けられたが、大村先生は

   そういったタイプではないと、  

   そういった類いのものに

   関しては奥手の方かな

   とうがった見方をしていた


光山『ちなみにその生徒は

   本校の生徒でしょうか?

   それとも他校の生徒ですか?』


大村『本校1年の樫木結愛です、

   交際は2年になります』


光山『余計な事だとは思いますが

   知り合ったのはどこで?』


大村『学生の頃塾講師のアルバイトを 

   していまして、そこで初めての 

   受け持った担当が彼女

   だったんです、正直教師を

   目指しているものが生徒を好き 

   になるのはおかしいのでは?

   間違っているのでは?

   とも思いましたが気持ちを

   止める事は出来ませんでした…   

   本当にすみませんでした』と

   深々と彼は頭を下げていた!

   いつかこうなる事を

   予期していたのだろう


光山『ふぅ~判りました、大村先生

   ここからは校長ではなく一人の 

   人生の先輩として言わせていた 

   だくなら人を好きになるのは

   自由ですし誰にもとがめられる 

   ものでもありません

   あなたは彼女の長所や短所も

   全て含めて好きになったのだと 

   思います

   ですので率直に伺いますが

   あなたは全てを捨てても、

   全てを失っても彼女と一緒に

   なりますか?

   全てというのはあなたのご両親  

   や友人や知人もという意味です

   今まで得てきたものを

   全てを手放しても一緒に

   なりますか?

   樫木さんの人生の全てを背負う  

   責任と覚悟はありますか?

   時間をかけてじっくり考えて

   結論を出して下さい…

   急ぎはしませんがなるべく

   早めに結論をお願いします』


大村『分かりました…少し考えて

   みます、失礼します』と再び

   頭を下げて校長室を後にした


光山『禁断の恋を知る管理職は

   苦労が絶えなそうだな

   さて、思案のしどころだな』と

   ぼやきいていた

長々と展開が進まずすみません。多少穿った見方があるかと思いますご了承下さい。

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